- 締切済み
海水中の微生物量の調査について
私は電気系の大学院で研究を行っています。 自分の研究は、海水にある電気的処理を施して、そのときの海洋微生物への影響を検討するというものです。 電気系ですので、今まで生物系に関したことを深く勉強しておらず、初心者であるので的を得た質問ができるかわかりませんが、させていただきます。 ・海水に処理を施したサンプル ・未処理の海水サンプル これら二つのサンプルは、同じ条件で採取したものとします。 この二つのサンプルの微生物の大まかな量(処理に対する影響があるかどうかのみ知りたいため)を調べたいと考えています。 生物系の知り合いにたずねたところ、培養した時のコロニーの数を調べたらわかるらしいです。ちなみに、実際は海水にはとても多くの種類の微生物が存在しており、それぞれの種類についての処理の影響は変わってくると思いますが、今回は全体的な数として大まかに知りたいだけなので。 実際に培養を行ったとしてどのくらいの数のサンプルを用意したら、統計的に微生物の量の変化具合が変わったと言えて、海水処理の影響があったと考えることができるのか不明なので知りたいです。 おそらく、何個か同じサンプルを用意して行うと思うのですが、その数を具体的に知りたいので、知っている方がいれば教えていただきたいです。 初心者で申し訳ないのですがよろしくおねがいします。 また、その培養方法についてこうしたらよい、みたいなところの参考ページでもいいので教えていただけたら幸いです。
- utaibito33
- お礼率64% (34/53)
- 生物学
- 回答数3
- ありがとう数6
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 52ndstreet
- ベストアンサー率28% (22/76)
対象となる微生物というのは どのレベルなのでしょうか? いわゆる、プランクトンですと 培養はできません。 顕微鏡による目視計数になるかと思います。
- kisskissy
- ベストアンサー率60% (3/5)
微生物の大まかな量(細胞数)を知りたいと言うことですが、一般的にはお知り合いの方がおっしゃってるように、寒天培地にサンプルを展開して出来たコロニーの数を数えればよいかと思います。 しかし、海水内にいる全ての菌がコロニーを形成できるわけではありません。おそらくほとんどの菌が出来ないかと思います。10%行けばいいほうではないでしょうか。 コロニーを形成できる菌だけに着目すると言うのであれば、問題ないかと思います。 確実なのは、臭化エチジウム等で染色した菌体をレーザー顕微鏡等で観察するのがいいんでしょうが、施設が近くに無ければ難しいですね。 遠心機などがあれば、遠心後の沈殿の重さで菌の数の絶対値はわかりませんが、処理前後の差が分かるので相対的にどのように変化したか、は分かると思います。遠心前には海水中のごみなどを取り除く必要があります。 培養方法ですが、一般的な寒天培地でしたらLB培地のようなものが適当かと思いますが、海水という高塩濃度条件化で生育しているので培地もNaCl濃度を高めにした方がいいかもしれませんね。 そこらへんは、高塩菌の培養方法などを参考にするとよいかもしれません。 サンプル数ですが、no.1の方もおっしゃてるように3つあればとりあえずはいいと思います。もちろん多ければ多いほうがいいですが。 処理の方法にいくつかあるのであれば、それぞれの処理法でサンプルを3つずつ取り、その後、有望そうな処理に関してより詳しく調べるためにサンプル数を増やしてあげればいいかと思いますよ。
- tunertune
- ベストアンサー率31% (84/267)
比率水準なので、t検定が使えたとすると 5%を基準とするのであれば、最低で「3」ではないでしょうか。
関連するQ&A
- 海洋微生物に関するt検定
ある処理を施した海水と未処理の海水について微生物の培養を行い、t検定を行いたいと考えています。 有意水準は甘くして5%と考えた場合、2つのサンプルの数はどのように決定したらよいでしょうか? 分かる人がいらっしゃれば教えていただきたいです。
- 締切済み
- 生物学
- 微生物の発見までの工程、培養についての質問です。
新しい微生物を発見しようとする過程はどのようなものなのでしょうか。 まずサンプルのプレパラートを見て、見える微生物のなかで、これは○○という菌で、これは△△という菌で・・・というようにひとつひとつ見ていくことしか思いつきません。 もし、そこで知らない菌があった場合に、培養してみよう、ということになるのでしょうか。 プレパラートで見る場合、サンプルの範囲が狭すぎる気もしますが、微生物が相手となると、これだけでもすごい数を見ることになりそうです。 すでに用意されている微生物しか扱ったことがないので、自然のなかからどのように探すのかわかりません。 また、難培養生物の培養条件は、その生物のどのような特徴に注目して考えればよいのでしょうか。例えば、結果、熱に強い生物だったとしても、そのことに気づく前にした実験は、なにを参考に選んだのかを教えていただければと思います。 条件としてできることはすべてやってみる、というわけにいかないのは、やはり予算や時間が関わるからでしょうか。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 各培地で微生物のコロニーが着色するしくみを教えてください
初めまして。早速質問なのですが、特定の微生物を培養するための培地(例えばDHL培地、TCBS培地など)につきまして、コロニーの着色、あるいは形状から微生物の種類を特定すると思うのですが、その特異的な着色をさせる仕組みを教えてください。 培地によって異なるかと思いますので、とりあえず、上記のDHL培地、TCBS培地でサルモネラ属、ビブリオ属を培養した場合にそれぞれの微生物のコロニーが特定できるのはどのような仕組みによるものなのか教えてください。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 海水水槽でのサンプに微生物
海水水槽のサンプの中に微生物がいるのですが、悪影響はありますか? あと、水質なんですが、硝酸塩が、一向に下がらないのですが、2週間に1度3分の1の量、水替えしてるのですが、他に良い方法はありますか?硝酸塩が、魚にあたえる悪影響も教えて下さい。
- ベストアンサー
- 魚
- 微生物測定 CFU とは?
微生物の培養を行い菌数を測定する実験を行っていますが、 CFU(colony forming unit)を使う意味は、 「顕微鏡下で菌を1つ1つ数えるのは困難なため、 コロニーを測定しそれを生菌数とする」 という解釈でよろしいのでしょうか? よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- キトサン含有微生物の培養について
キトサンを製造する場合、通常はカニの甲羅などから抽出するそうですが、この方法だと生産量が安定しないため、キトサン含有微生物を培養し、その微生物から抽出する方法が研究されているとインターネットで見ました。 今そのような微生物培養研究はどの程度進んでいるのか、どの機関が最先端の一番研究成果を上げているのか教えてください。
- 締切済み
- 農学
- 菌体外酵素の発現量について質問です。
大学で微生物の研究を行っているものです。 私の研究は、 「不溶性の多糖を分解する菌体から分解酵素を抽出する。」 というものです。 分解菌自体は見つけたのですが酵素の抽出がうまくいきません。 どなたかアドバイスをお願いします。 以下は研究の現状です。 ・多糖分解酵素は菌体外酵素である。 ・寒天培地には不溶性多糖の粒子が存在し、コロニー周辺の透明化(粒子の消失)により分解を確認している。 ・液体培養により菌体の増加は確認できている。 ・しかし液体培養による酵素の生産量が少ないようである。(液体培地中の不溶性多糖が分解されない。) ・培養条件も色々と工夫したがお手上げ状態である。
- ベストアンサー
- 生物学
- 大学生です。微生物の実習で、身体から採取した細菌を培養して、形成したコ
大学生です。微生物の実習で、身体から採取した細菌を培養して、形成したコロニーから採取した細菌をグラム染色して観察したのですが、グラム陽性球菌とグラム陰性球菌が観察されました。誤って白金耳に2種類の細菌が付着してしまったと考えれるのですが、2種類(少なくとも)の細菌がコロニーを形成することはありえませんか?2種類の細菌が互いに共生できるなら可能ではないかと思うのですが、教科書などを見るとコロニーは一種類の細菌だと書いてあります。とても気になるので教えてください!お願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
お礼
回答ありがとうございます。 初心者で培養に関しての知識がほとんどなくてもうしわけないのですが、比率水準やt検定についてくわしく教えていただけないでしょうか。もしくは参考ページがあったらよろしくおねがいします。