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夏目漱石の特徴

夏目漱石は、当時の人達と比較して共通点・相違点に関してどのような特徴があったのですか? あまり具体的な質問じゃないのですが、もし答えられる人がいるなら、答えていただければ幸いです。

noname#142472
noname#142472

みんなの回答

回答No.4

   漱石の門脈 ~ たえて山房なかりせば ~   >NO.1さんに水を差すわけではないですが「日本文学史上もっとも成功 した最初の作家」という表現はいかがなものかと…< (いつまでも質問が閉じられないので、反論に反論を試みましょう)    岩波書店の創業資金を出し、芥川龍之介を世に出し、その友人となる 菊池寛が創刊した文芸春秋は、芥川賞を創設、約74年に140回、145人の 新人を輩出、世界文学史上たぐいまれな純文学の隆盛をもたらしました。   http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19270710  岩波文化 ~ 華麗なる人脈 ~   http://d.hatena.ne.jp/keyword/%ca%b8%e9%ba%bd%d5%bd%a9  はてなキーワード > 文藝春秋   http://homepage1.nifty.com/naokiaward/akutagawa/  芥川賞のすべて(非公式サイト)    かくなる世俗的成功は、ドイツのゲーテ、フランスのユゴー、ロシア のトルストイ、イギリスのディケンズ アメリカのトウェインのような 国民的作家にも比肩します。ただし、哲学的成果では及びませんが。   http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4478342.html  感情移入 ~ 古代の科学から中世の詠嘆へ ~  

  • ezorisu
  • ベストアンサー率35% (61/171)
回答No.3

以下ご参考までに… もしも、漱石の人間像にご興味をお持ちであれば必読の書です。 両方とも内容も抜群におもしろく読めます。 内田百間:漱石先生雑記帖 夏目伸六:猫の墓 父・漱石の思い出

  • nomori
  • ベストアンサー率32% (64/195)
回答No.2

「夏目漱石」自身についてなのかその文学なのかその文体なのかまったく判りませんが…。 ・文体の洒脱さ。独特の言い回し。(これは読んでいれば判ると思います) ・官におもねない姿勢。(帝大教授のポストを捨てて民間に下ることは今以上に驚くべき所業です。それに、晩年勲章も辞しています。返す返さないでそうとうもめてます) ・あらゆるものに対する批判精神。(彼は自分の内面をさらけ出す小説を書くよりも、客観的に世間を見回して、その滑稽なこと、愚きわまりないことを描く方が得手であったと思います) ………ちなみに、NO.1さんに水を差すわけではないですが、「日本文学史上もっとも成功した最初の作家」という表現はいかがなものかと…。その根拠も定義付けの仕方もあやふやですし…。(商業作家としてなら、滝沢馬琴がまずあげられるはずです) 漱石と鴎外はそれ自体がもう明治期の文豪としてはあまりに独特すぎて難しいですね。私は専門外なので、これくらいしか言えません。

回答No.1

   外面と内心 ~ 吾輩も読者である ~    漱石は、日本文学史上もっとも成功した、最初の作家でしょう。  もとは、気軽に書きはじめた《吾輩は猫である》が好評だったので、 朝日新聞に迎えられ、だんだん難解な小説を書くようになったのです。    わたしの愛読書は《猫》ですが《心》その他は退屈でなりません。  一説に、研究者・教授・専攻学生あわせて数万人も存在するそうで、 いくらなんでも(ゲーテに比べて)多すぎるのではないでしょうか。    留学中に《ロビンソン・クルーソー》を観劇した漱石は、下宿の大家 が主人公の名や筋書きを知らないことに驚きます。せっかく英国で学ぶ 近代文学とは何なのか、重く不可解な謎を抱きつづけたはずです。    異国で、いやというほど劣等感を味わった漱石にとって、心やすらぐ 連中は《猫》に登場するインテリ仲間でした。もとは田舎の西洋かぶれ たちが、たがいにケナしあっているさまが絶妙です。    すなわち、漱石と友人たちの共通点は、南画・俳句・雑談のような 江戸文化ですが、それぞれの専門分野における相違点が表出します。  英文学の漱石と、美学者の迷亭、物理学の寒月との対比です。  

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