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白文から書き下し文にするときの助詞について
漢文の書き下し文で、主語を表す「は」を書き下すときと書き下さないときがありますが、その判断の基準は何でしょうか? 読点が関係するのかと思って、いくつかの文を取り出して統計を取ってみましたがあまり関係なさそうだったので…。 教えてください。よろしくお願いします。
- kjght00
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「は」は強意の係助詞で、主語を表すことが本来の働きではありません。主語は助詞を用いないことが多く、主格の格助詞「の」を用いることもあります。さらに、訓点の送り仮名は所詮、日本人が後からつけたものに過ぎません。 したがって、「は」を用いるのは主語を強調したいときであり、また、白文を書き下す際は、「は」を用いない書き下しも絶対に誤りではないという理解が穏当だと思います。
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- jo-zen
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以下のURLを参考にしてみてください。 http://www.suien.net/sanki/kansyo.htm 日本語の助詞の問題、つまり格助詞の「が」「の」と副助詞の「は」の扱いも厄介である。文語表現では、主格を表わす助詞をあまり使わずに、「蝉が鳴く」を「蝉鳴く」とし、蝉が主格であることを文脈によって判断させている。口語表現のテンスの問題も単純ではない。文語表現では、過去の「き」「けり」、完了の「たり」「つ」「ぬ」「り」といった言葉が豊富にあるが、口語表現では、それらがすべて「た」一つで済まされているので、少々荒っぽく、これもまた別の意味で厄介である。 主格を表わす格助詞の「が」「の」と副助詞の「は」を書き下さないのが、正統の文語表現のようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 正統の文語表現ですか!やはり文学は奥深いですね。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど!主語の強調のときに助詞をつけるんですね。