交際していた人からあげたものを取り戻すことは可能ですか？

質問

２年ほど交際していた人がいまして、お互いの価値観等があわず別れることになりました。

１０ヶ月ほど前ぐらいからお互い真剣に結婚の話がでていました。
そんな中、６ヶ月ほど前に相手の誕生日に無理をして１００万円ほどする高価な腕時計をプレゼントしました。
婚約はしていませんが、お互いに式場のパンフレットを集めたり、そのときは本当にお互いに結婚する気満々でした。
（相手は身元もしっかりしていて、結婚詐欺などをする人ではありません）

念書などの紙に残したわけではありませんが、腕時計のプレゼントしたときには、
「これで結納返しは無しだからね」
と、一応話だけはしていました。

ただし、相手がいつも欲しい欲しいと言っていて、憧れの時計と知っていたので、私が思い切って無理をして買ったのですが、
「結納返しはいらないから買ってくれ」
と催促されるようなことは、一言も言われておりません。

お互い今は感情的になっていて
「返せ」
に対して、相手は
「もらったものだから返す義務はない」
と売り言葉に買い言葉です。

これは、法的にはやはり返してもらえないのでしょうか？
警察に相談してもやはり民事不介入で門前払いなのでしょうか？

お恥ずかしい話なのですが、どなたか詳しい方ご意見お願いいたします。

※もし裁判等で争うとしたら
お互い「あげた、あげてない」、「言った、言ってない」などの証拠無しの水掛け論になったらどうしようもないのでしょうか？

回答No.5

buchi-dog · ベストアンサー

私も時計が好きなのですが
「そんな中、６ヶ月ほど前に相手の誕生日に無理をして１００万円ほどする高価な腕時計をプレゼントしました」
ずいぶん無理をされたんですね。もしかしてブランド名は「フランクミューラー」ではないですか？質問者様がそのために借金などしておられないか心配ですが、その辺は別な話として。元婚約者は、100万円の時計を欲しいなら自分のカネで買うべきで、「事実上の婚約者」からプレゼントしてもらうとは随分厚かましい男ですね。
※ ちゃんと仕事をして貯蓄のある独身男性であれば、100万円程度の余剰資金は持っているはずです。クルマ一台分より安いのですから。その男性はちゃんと収入はあったのですか？

しかも、「貰ったものだから返す義務はない」とは呆れた男です。そんな男と結婚してもろくな人生にはなりませんから、「別れて正解」と考えて下さい。

さて、本件を法律的に見た場合、
「１００万円の時計の給付」が、通常の恋人間のプレゼントの範囲を超えており、「結納返しの前渡し」と解釈できる余地
はあると思います。
即ち、
「事実上の婚約が成立していた。２００万円の結納金の給付を受ける予定であったので〈事実は違うかもしれませんが、そういうストーリーにしましょう〉その半額の１００万円の時計を『結納返しの前渡し』として元婚約者に給付した。婚約を解消した以上、１００万円の時計は返却されなければならない」
ということです。

「警察に相談してもやはり民事不介入で門前払いなのでしょうか？」
完全な民事ですので、警察は介入しません。
質問者様が元「婚約者」といくら話しても相手に時間を稼がせるだけです。質問者様が１００万円のせめて半分でも取り返し、元婚約者に一泡吹かせたいとお思いでしたら、法律家に依頼するしかないでしょう。腕の良い法律家であれば、先ほど私の示したような大雑把な理論をより法的根拠があるものにして、元「婚約者」から「結納返しの前渡しとして受領した１００万円の時計を返す」と言う結果を得られる可能性はあります。

その場合、この件は、争う額が「１００万円」ですので、弁護士と司法書士の双方が質問者様の代理人となり、元「婚約者」と交渉することが出来ます。弁護士に頼むのは、よほど弁護士に強力なコネがないと、「着手金と成功報酬を合わせて５０万」とかになりそうですのでお勧めできません。

この件については、司法書士に相談されることをお勧めします。その場合、１０万円～２０万円程度の報酬で、元「婚約者」から１００万円の時計、もしくは１００万円のキャッシュを取り戻してくれる「可能性」があります。仮にそうなれば、８０万円戻ってくるわけですから質問者様としては満足できるのではないでしょうか。

法律界に伝手はありませんか？例えば税理士に知り合いがいれば、司法書士の知り合いは必ずいます。家族や友人で、そうした「コネ」を探して下さい。法律関係者は「飛び込みの依頼」を非常に嫌いますし、こうした「面倒くさい仕事」は、電話帳などを見て飛び込みで依頼してもまず断られます。

司法書士への伝手が見つからないようでしたら、お住まいの県の司法書士会に相談してください。司法書士会の職員が事情を聞いて、適当な司法書士に紹介してくれます。

全国の司法書士会
http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/shiho_shoshi_list.php

司法書士会から紹介された司法書士に質問者様がアポを取って訪問し、事情を話すことになります。司法書士は、少なくとも質問者様の話を聞いて「この話に勝算があるかないか」「司法書士が受任した場合の費用」を答えてくれるはずです。司法書士は、所属する司法書士会から紹介された仕事はむげには断れませんので。

なお、司法書士が話を聞いて「それは無理だ。取り戻せない」と言われたらその場は引き取って下さい。この件は、司法書士が本気になって法律理論を構築し、相手と本気で交渉してくれなければ済まない問題です。プロが「無理だ」と言ったら「やっぱり無理なのか」と考えるべきです。

その上で、法律的な「セカンドオピニオン」を求めるのでしたら、各地の弁護士会がやっている「30分5,250円」の弁護士による法律相談を依頼すると良いでしょう。お住まいの地域の弁護士会に電話すれば、電話で予約できます。そして、相談した弁護士の言うことと、その前に面談した司法書士の言うことが一致したら、それが正しいと思って諦めて下さい。

各地の弁護士会
http://www.nichibenren.or.jp/ja/link/bar_association.html

質問者様が誠実な法律家の支援を受け、100万円の一部でも取り戻せることをお祈りします。同じ男性として「結婚する前提で貰った100万円の時計」を返さない元婚約者には義憤を感じますし、法的に勝算が「ないわけではない」と考えます。

ただ、「元婚約者が低収入で、貰った時計もとっくに売り払っている」ような人ですと、「無い袖は振れない」ということで、いかなる優秀な法律家でも100万円を回収できないことも有り得ます。日本という国は「カネがない者は払わなくても良い」という社会ですので。「元婚約者の経済状態」も司法書士から確認されるはずです。

回答No.7

novtaro

時計を返すかどうかではなく、婚約破棄の慰謝料という風にもっていった方が、民事訴訟としてはなじみやすいと思います。

・交際期間が長かった。
・結婚式のパンフレットをお互いで取り寄せるなど、結婚をするつもりであった。
・結納返しとして、１００万円の時計を渡した（通常のプレゼントで１００万円のプレゼントはありえないので）。

　等を根拠に、婚約破棄の慰謝料として１００万円もらえばいいのではないでしょうか。親にあわせたとか、メールの内容とか、使える証拠はすべて使えばいいと思います。

回答No.6

buchi-dog

No6ですが、補足します。

「弁護士に頼むのは、よほど弁護士に強力なコネがないと、「着手金と成功報酬を合わせて５０万」とかになりそうですのでお勧めできません。」

ですが、

* 弁護士会などを通して弁護士に依頼しても、100万円の時計の回収について代理人となってもらう仕事は受けて貰えません。

* 質問者様の親戚に弁護士がいるなど、弁護士に強力なコネがあれば受けてくれるかもしれませんが、「弁護士報酬５０万円」でもおかしくありません。弁護士に仕事をしてもらうには相当なお金がかかります。

と言う意味です。「法律的に、100万円の時計を取り戻せるかどうか」という法律相談なら、弁護士会に行けば30分5,250円でやって貰えます。

回答No.4

noname#107982

プレゼントした物＝あげた＝贈与＝同じです。
現在　彼の物ですよ

回答No.3

mat983

http://www.so-net.ne.jp/renaikagaku/renaikagaku/loyer/loyer020103.html

上記サイトが分かり易いです。
別れたら返すことになっていたという（１２７条第２項）
贈与契約だった事が立証されれば取り返せるようです。

「これで結納返しは無しだからね」
という言葉が逸れにあたるかは下記の専門家サイトで相談してはいかがでしょうか。
相当難しいですが、それに望みを掛けるしかありません。

http://www.houterasu.or.jp/

回答No.2

noname#78412

法的には、あげたものは履行済みの贈与となり撤回できません。著しい忘恩行為があれば信義誠実の原則違反として撤回できるケースがあるようですが、相手から催促されたものでもなく、適用される余地はないと思います。
詐欺でないことが前提の質問ですから、警察の介入する余地もありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B4%88%E4%B8%8E#.E6.9B.B8.E9.9D.A2.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.89.E3.81.AA.E3.81.84.E8.B4.88.E4.B8.8E

回答No.1

app1e_toma

法的には不可能です。

プレゼントは貴方が自分の意思であげたもので、その所有権は彼にあります。

残念ですが、彼との話し合いで返してもらうほかありません。