• ベストアンサー

ナショナリズムについて

こんにちは 私は今、ヨーロッパ史におけるいろいろなイデオロギーを授業で勉強しているのですが、 ナショナリズムが19世紀後半のヨーロッパにおいてその他のイデオロギーに変わって多くの人に受け入れられたのは何でなんでしょか・・・? 詳しくても簡単でもいいのでご意見いただけるとありがたいです!

  • 歴史
  • 回答数3
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.1

私は、19世紀前半のフランス革命以後の大きな流れであると思います。 それ以前にもフス派の乱など、民族主義に根ざした動きがありましたが、多国間にまたがっての動きとしては、フランス革命が重要だと思います。 フランス革命により、国民国家となったフランスの圧倒的な力を見せ付けられた他国は、国家の基盤整備として、ナショナリズム化を率先して行っています。 特にプロイセンにおいては、顕著でした。 国家が、率先してナショナリズムを煽った結果であると思います。

S-Huntingt
質問者

お礼

nacamさん回答ありがとうありがとうございます! フランス革命が大きな流れを作ってたなんて、、参考になります。 フランスがナショナリズムの良い成功例として影響していたなんて知らなかったです。勉強不足です。 国家の基盤整備というのも重要な要素ですよね! すごくすごく、参考になりました!ありがとうございます!

その他の回答 (2)

  • komes
  • ベストアンサー率29% (147/494)
回答No.3

19世紀後半といえば第1次世界大戦を経験しています。 この大戦は総力戦で戦われた最初の戦争で大兵力を結集しなければなりませんでした。 銃後という概念が芽生えた時代です。 この戦争を経験した各国は国民の団結なしには戦争を継続できない事を知ったのです。 国民を団結させるにはナショナリズムを盛んに歌うのが最も重要です。 戦後処理にも必要でした。 各国ともに経済危機に陥りその克服にあたり国民の参加と努力が必要でした。 これの最大の武器はナショナリズムでした。 勝利国では若干希薄でしたが敗戦国は一層ナショナリズムが必要でドイツはこれにより立ち直りましたがオーストリアは多民族国家だったので失敗し弱体化してしまいました。

  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.2

詳しく、、、と言われると、恐らく研究書が1冊以上は書けそうな内容ですので、簡単に。 エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』なんかが、参考になるかもしれません。 彼は、何故ドイツがファシズムに走りナチ独裁を招いたのか?をフロイト的な精神分析を駆使して分析しています。 それによると、人は「自由」であるよりも「明日の幸福(目先の利益)」を希求するからであり、それを与えるモノであるならば「独裁者」にも従属すると分析してみせました。 そして、強力なリーダーシップを発揮できる人物に、国民が心理的な同一化を起こす。 そして、従属する国民同士にも連帯感が生まれ一つに纏まっていく(全体主義化する) これが、大まかなフロムの分析ですね。 そして、「ファシズム」は「ナショナリズム」の最たるモノであり、フランス革命の一つの終着点でもあると言えます。 別の見方をすると、「政治」が「大衆化」したことによって、一人一人の責任が増大しましたが、人はその責任を負うことが出来ず、結局誰かに「下駄を預ける」ようになります。 しかし、ただ預けるのはシャクなので、「自分の心情に合う理由」を見つけ出そうとします。 その一つが、「ナショナリズム」なんではないでしょうか?

S-Huntingt
質問者

お礼

遅くなりました。。 tyr134さん回答ありがとうありがとうございます! "人は「自由」であるよりも「明日の幸福(目先の利益)」を希求する" の部分がすごい気になります。 『自由からの逃走』ですか是非チェックします! 難しい内容をわかりやすく説明するのお上手ですね! ありがとうございます!

関連するQ&A

  • ヨーロッパにおける帝国

    こんにちは 私は今、ヨーロッパ史におけるを国の体制の変化について授業で勉強しているのですが、 なぜ19世紀後半のヨーロッパではどの国も『帝国』を作ろうとしたのですか? その時代のヨーロッパにおいて帝国が長続きしなかった理由はわかったのですが、 『帝国』を作ろうとした理由についてご意見いただけたらありがたいです!!

  • 18世紀後半~19世紀前半にかけての寿命について

     18世紀後半から19世紀前半のヨーロッパ人と日本人の寿命は、どちらのほうが長かったのでしょうか。その理由なども分かれば幸いです。

  • 保守主義とナショナリズムの関係性。

    世間で「国粋的・民族主義的」な人達を「右翼」と言ったりするのを耳にします。 最近だと、ネット上で「反韓・嫌韓」な発言をする人達を「ネット右翼(またはネトウヨ)」とも言います。 ウィキペディアで「右翼団体」と検索しても 「右翼団体の多くは、その国や地域の文化的・歴史的・伝統的な価値観や、それらに基づく社会秩序や社会体制を支持しており、ナショナリズムや民族主義や国家主義あるいは地域的な共同体を重視した多数の思想や運動が存在している。」 と書かれてあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E5%9B%A3%E4%BD%93 ただその下の日本の右翼を読むと「伝統的な意味の右翼思想は、伝統や文化の価値を重視する保守主義であり」とも書かれてあります。 実際、在特会などの「行動する保守」と呼ばれている保守系団体も「右翼団体」とされています。 そもそも「保守主義」とは「人間の理性を懐疑し、遠くの理想より目先の利益を追求する考え。」とする「漸進主義」的な考えだと認識しています。 では何故、現代において「保守主義」が「ナショナリズム」や共同体を重視するのでしょうか?

  • 物理学に興味を持っている皆さん、考えて下さい。

    ヨーロッパのある教養のある方から聞いたのですが、19世紀のヨーロッパでは、教養人とみなされるための最低の必要条件は、ある二つの知的営みに造詣が深いことだ。しかし、20世紀に入ってそれにもう一つの必要条件が加わった。 別に日本人にヨーロッパ人の真似をしろと言っているわけではありませんが、それを知っていることは、参考にはなると思います。 その三つとは何だと思いますか。そのヨーロッパの方も、自分の意見が重なって述べられたと思いますので、その意見にいろいろな揺らぎがあるかも知れません。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

  • 中世ヨーロッパとは?

    ヨーロッパにおける中世というのは5世紀から15世紀だったと思うのですが、それで正しかったでしょうか? 本から得た知識ではなく、とある映画中で言っていた事からそう思っていたので不確かです。 教えて!gooのなかで時おり「中世ヨーロッパのような雰囲気」の小説やマンガを教えて下さい、と言ったような質問を見かけます。そこで15世紀以降の「華やかなりし宮廷生活」のような17~18世紀?的なものが紹介されていたりする事が多いので、不安になりました。 また、5世紀から15世紀までのヨーロッパは実際どんな社会だったのか、と聞かれても、はっきりと答える事ができませんでした。 キリスト教が認められ浸透していって、ルネサンスまで、と言うような事しか思い浮かびません。 現在高校生ですが美術史の授業を受けているので、建築や絵画の様式の変遷などは多少分かるのですが、じゃあ実際どんな生活をしていたの?と言われても言葉につまってしまいます。 封建制の社会でキリスト教の影響が強かった? 何だか実感がわきません。美術の事を見ても、キリスト教一辺倒だな、とは思うのですが。 人々は実際どのような生活をしていたのでしょうか。 世界史の授業でも早足に通り過ぎてしまう所ですので、良く分かりません。 こんな質問ですが、分かりやすく教えて下さると嬉しいです。

  • 18世紀後半のユダヤ人

    18世紀後半、ヨーロッパ各国に定住していたユダヤ人の 人口を調べています。ネットで検索してもホロコーストの時期の 人口は出てきますが、18世紀後半の人口は見当たりません。 人口統計をご存知の方、どうかご協力お願いします。 目ぼしいサイトがあれば教えてください。

  • 身の回りの英式仏式

    世界の中にはいろいろな「標準」があります。 主には、19世紀のイギリスから20世紀のイギリスへ受け継がれた、アングロサクソン主導の「事実上の世界標準」 またはイギリスに対抗するフランス、世界大戦に敗れたドイツ、ヨーロッパ大陸諸国主導の「普遍的な世界標準」などです。 たとえば今や世界的な通貨となったドル、それに対抗するように作られたヨーロッパ主導のユーロは、イギリスでは使われていなかったりします。 このように、身の回りにあるものだったり、あまり世間の人は知らないような専門的な分野だったり学校の授業に役立てたいので思いついたものを挙げてもらえませんか?

  • 西ヨーロッパ史

    学校の課題で以下の内容を調べたいのですが、参考になりそうな書籍、またはホームページ等ありましたら教えてください。 11紀から20世紀まで、西ヨーロッパ世界はヨーロッパ以外の世界をどのように認識し、そうした世界とどのように接してきたか。その変遷について以下の 語(順不同)をそれぞれ必ず1回は用いて、書け。 1)ナショナリズム 2)産業革命 3)文明意識 4)十字軍 5)帝国主義 6)モンゴルの平和 7)ルネサンス 8)ウ゛ェルサイユ体制 9)アメリカ先住民 10)イスラーム

  • 中国語を勉強したい方がいますか?

    中国語を勉強したい方がいますか? 私が知ってる日本人に中で多くの人が中国を勉強してる、ヨーロッパなど、勉強する人が結構います! みんなはどうでしょうか?

  • どうしてヨーロッパ人ばかり?

    こんばんは。 学校などで習う理科の授業で、物理学者や生物学者の名前がたくさん出てきますよね。 物理の法則など解明したり、解明した人たちです。 高校で習った、政治経済、世界史、倫理の授業もそうです。 哲学者や経済学者はヨーロッパの人ばかり。 19世紀くらいになってくると、日本人やアメリカ人も出てくるのですが・・・ それ以前は全員ヨーロッパの人といっても過言ではないくらい。 東南アジアや、アフリカ、南米の人の名前は見かけません。 それから、人だけじゃなく、世界史や経済でもヨーロッパの歴史を飽きるくらい習いました。 世界史・倫理でヨーロッパ以外のところといえば、四大文明地域、中国、インドくらいしか思いつきません。 ほとんど、東南アジアやアフリカが出てきません。 惑星の名前もギリシャ神話やローマ神話が元になってますし。 どうしてヨーロッパはこんなにも、どの分野にでも出没しているのでしょう?