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微分の仕方(経済学)
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まず、次のことを仮定として頭にいれておいて下さい。 (1)財の価格は、労働量には無関係に決まる。 (2)生産量は、労働量の関数である。(働くほど、生産量は増える。) (3)賃金は、労働量には無関係に決まる。 とすると、 (1) P=定数 (2) Y=Y(L) (3) W=定数 ですね。したがって、 dπ/dL=d(PY-WL)/dL =d(PY)/dL-d(WL)/L =P(dY/dL)-W(dL/dL) =P(dY/dL)-W となります。2行目から3行目にはP,Wが定数であることを用いて微分の外に出しているのです。 (1)~(3)は物事をわかりやすくするための仮定ですので、実際には、もっと複雑な式をたてて議論することもありますが、 単純化されたかたちではこれで議論したいというのが、その本の著者の考えだろうと思います。
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