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なぜ今頃・・・

y-konsanの回答

  • y-konsan
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回答No.9

もっともなご質問だと思います。多くの反論が出るのは地球温暖化の事実を知らないからでしょう。IPCC第3次、4次報告、中環審報告に基づき簡単に温暖化の説明をします。 過去65万年間以上の間、大気中のCO2濃度は180~300ppmで周期的に変動し、特に過去1万年間は、250~280ppm程度の変動しかありませんでした。それもゆっくりした速度です。ところが、約150年前から人類は大量のCO2を排出し始め、現在では年間6.3GtのCO2を排出し、この約半分を森林や海洋が吸収していますが、残り半分は大気中に蓄積し続けています。これによって、150年ほど前から大気中のCO2濃度は280ppmを突破し、現在は380ppm。このままでは100年後には800ppmに達すると予測されています。 気温とCO2濃度は相関関係にあり、過去1万年間、気温は非常に安定していたが、今は+0.7℃(1900年比)です。気温が+2℃を超えると、水・生態系・食料・洪水・健康に地球規模で被害が拡大すると予測され、この環境を作り出す限界のCO2濃度が475ppmだと言われています。しかも、今の状況では2030年にはこの濃度に達する恐れがあり、今後20~30年の対応がカギだといわれる理由です。上記のように、直ちにCO2排出を半減する必要がありますので、安倍~福田総理の「2050年までに世界全体で半減」宣言となりました。日本は70~80%程度の削減が必要です。 一旦温暖化が進むと、数世紀気温も海面も上昇し続け、千年先まで影響を及ぼすと書いてあります。それで、一刻も早く、できる限り低いレベルでCO2濃度を安定させることが求められているのです。 一部の気象予報士の中に、100年間に気温が3℃上昇した東京を引き合いに出し、1、2℃気温が上がっても大したことないようにいう人がいますが、都市化が原因のヒートアイランド現象による地球温暖化への影響は殆んどありません。 温暖化の事実を誠実に公開して危機感を共有化することが最も重要だと思います。

mazeran
質問者

お礼

「経験者」としてのアドバイスありがとうございます。 ここへ来て、やはり私の考え方は間違っていなかったのかな?と思えるようになりました。 寛容な気持ちも大切だと言われましたが、本当にCO2が温暖化に影響を与えているかどうかは、学者の間でもいろいろな意見があって、一応科学者と技術者である私は専門がまったく違うので、第三者的な立場にあってそこらの事に対してはまったくの素人ですが、多数の学者が懸念しているのが現状で、やはり何かやり始めないといけないのかな?と思っています。 その中で現在、両極端と思えることが平気で当たり前のようになっているのはなぜだろう。少なくともCO2を減らそうと言う気風がある中、なぜそれに明らかに逆行するものが人々に何の疑問も抱かせずにお金の欲を満足させるようなヘンな動きになっているのだろうと思っています。 やはりまだ「他人事」と言う考え方や見方があると思うのです。 やはり「平和ボケ」の人にはわからないことなのでしょう。 仰る通り、もう少し「真剣に世の中を見る」ことが大切であり、敏感に察して行動を起こす人ほど被害が少なくなったり、他人を助ける立場になるのだと思います。 あらためて考え直します。 特に日本人は「平和ボケ」になっています。もう少し自分のことや社会のことに危機感を持つべきと思います。あまりに「お金」の欲に走り過ぎていると思います。 具体的な例をたくさん挙げていただいて、CO2が要因であろうことは否定し辛い現実となっているようです。 やはり断固として「ムダ」は排除すべきと思います。 ありがとうございました。

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