慢性炎症の原因が除去されているにも関わらず治らない理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 慢性炎症では、炎症の原因が除去されているにも関わらず炎症が治らないことがあります。
  • 炎症の原因が除去されると、マクロファージの集積は止まり、活性も低下します。
  • しかし、マクロファージの集積や活性が変わらない場合、慢性炎症は終了しないこともあります。
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炎症に詳しい方!!

慢性炎症(膠原病ではない)において、炎症の原因が除去されているにも関わらず炎症が治らないことはあるのでしょうか? 慢性炎症はTリンパ球とマクロファージが相互に刺激しあい、炎症物質を放出しているようですが、炎症の原因が除去されれば炎症病巣におけるマクロファージの集積が止まり、マクロファージの活性もだんだん低くなり、マクロファージの寿命である数ヶ月が経てば炎症病巣からマクロファージが消えて慢性炎症が終了するのかなと考えています。 慢性炎症が炎症の原因が除去されているにも関わらず治らないということはマクロファージの集積、および活性が変わらないということになるのでしょうが、そのような体質、状態は存在するのでしょうか?

noname#175025
noname#175025
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  • albert8
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回答No.1

>慢性炎症(膠原病ではない)において、炎症の原因が除去されているにも関わらず炎症が治らないことはあるのでしょうか? ありえないと思います。「炎症の原因が除去されている」とは治癒を示すと思いますが、どうでしょうか。 ただし、単に一時的に炎症が抑えられているということなら話は別です。原因が治ってないわけですから。 ご存知だと思いますが、生体の炎症反応は治癒反応です。炎症を起こして壊れた組織を修復してるわけですが、その中心となるのがマクロファージです。異物の認識、MHCを使って抗原提示、さらにはサイトカインの放出、リンパ球の活性化を促して免疫反応を強め、最終処理までを行います。 >慢性炎症が炎症の原因が除去されているにも関わらず治らないということはマクロファージの集積、および活性が変わらないということになるのでしょうが、そのような体質、状態は存在するのでしょうか? マクロファージは異物の認識(原因)があって初めて働くわけです。原因の治癒に至れば、こんなことは考えられません。

noname#175025
質問者

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