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CpとCpkが異なる部品の組み合わせ

工程能力CpやCpkの違いが十分理解出来ていないレベルなのですが、個々が違う部品を組み合わせた場合を考える必要があります。 具体的には、 Aの部品は長さaで規格幅±0.4mm、Cp=1.33,Cpk=1.33 Bの部品は長さbで規格幅±0.5mm、Cp=1.66,Cpk=1.33(ばらつきの中心は+公差側) このとき、AとBをつなげたc寸法(c=a+b)はどの範囲に入っているかを考えています。 一つ一つの部品だけを考えれば何となくイメージ出来そうなのですが、2つが組み合わさるとお手上げ状態です。 考え方ご指導頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。

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  • my3027
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回答No.2

まず誤記がありました。 誤:累積寸法cの分布:c=(a+b)±√(σA^2+σB^2) 正:累積寸法cの標準偏差√(σA^2+σB^2) 質問者さんの計算は考え方は正しいと思います。疑問点は (1)部品Aについて: ・ズレ量=0:正しい。 ・寸法aは、最小値 a-0.4 最大値 a+0.4(4は誤記ですよね?): これは「規格」ですよね?実際の部品分布はσ=0.1なので、a±3σ=a+0.3に99.7%(リンク参照)入るという事です。 (2)部品Bについて: ・Cp=規格幅/6σに、Cp=1.66、規格幅=1mmを代入して、σ=0.1:正しい。 ・ズレ量=0.1:正しい ・ばらつきの中心は+公差側とのことより、寸法bは、最小値 b-0.4 最大値 b+0.6(6は誤記?):これも上記と同じで(b+0.1)±3σに99.7%入るという事です。 従って回答者さんのCpとCpkの計算結果から、A+Bの分布は 平均:a+(b+0.1) 標準偏差:σ=√(0.1^2+0.1^2)=0.141 a+(b+0.1)±3σ=a+(b+0.1)±0.424の範囲に99.7%が入る。

参考URL:
http://www.sysdt.com/cp-cpk0.pdf
ebesan
質問者

お礼

詳細ご説明を、また、誤記までチェック頂きありがとうございました。 赤ペン先生みたいで感激です。 充分理解出来ました。

その他の回答 (1)

  • my3027
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回答No.1

両部品の寸法分布を正規分布と仮定して、 A部品標準偏差σA A部品平均値:a B部品標準偏差σB B部品平均値:b 累積寸法cの分布:c=(a+b)±√(σA^2+σB^2) ±以降は分散の加法性で計算されます。CpとCpkについて下記リンク参照。今回の累積公差を計算する場合工程能力は必要ありません。ただ、実際の設計でこの方法はまず成り立ちません(部品が「正規分布」前提)。注意下さい。

参考URL:
http://www.swetake.com/qc/cpk/cpk1.html
ebesan
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 頂いたご回答およびURL情報から少し考えてみました。 「今回の累積公差を計算する場合工程能力は必要ありません。」 とアドバイス頂きましたが、現在考えている問題にはCpやCpkが与えられているので、これを用いて以下のように考えてみました。 Cp=規格幅/6σ、Cpk=(規格幅の半分-ズレ量)/3σ で定義される。各部品の中心からのズレ量を求めると、 A部品:Cp=Cpk=1.33 と、共に同じ値ゆえに、 ズレ量=0 従って、寸法aは、最小値 a-0.4 最大値 a+4 B部品:Cp=規格幅/6σに、Cp=1.66、規格幅=1mmを代入して、σ=0.1      Cpk=(規格幅の半分-ズレ量)/3σに、Cpk=1.33、規格幅の半分=0.5mm、σ=0.1を代入して、      ズレ量=0.1 ばらつきの中心は+公差側とのことより、寸法bは、最小値 b-0.4 最大値 b+6 以上より、部品Cの寸法cは、c=a+b cの最小値 c_min=(a-0.4)+(b-0.4)=(a+b)-0.8 cの最大値 c_max=(a+0.4)+(b+0.6)=(a+b)-1.0   c寸法は、c-0.8 から c+1.0 の範囲に入る。 これは如何でしょうか? よろしくお願いします。

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