「無限の一つ前の数字は何？」と子供に聞かれてます

質問

6歳のこどもに「ママ～、無限のひとつ前ってなに？」と聞かれて困ってます。
こどもなりにゼロをたくさん書いて、「これって無限？」と聞いてきます。

一体、「無限の一つ前の数字」というのは、存在するものなのでしょうか？？
どなたか教えてください・・。
こどもにわかりやすいと尚助かります。

回答No.8

First_Noel

まずご質問に頑張って答えますと，それも「無限」と言えます．
無限の彼方からほんの少し（下に書くようにいくら大きな数字でも僅かです）戻ったところで，
そこはまだまだ遥か無限の彼方にあります．

数字に興味を持っているので６歳でもなんとなくは理解されると思いますので，
まず「無限とはとてもとても，おそろしく大きいんだ」と言うことを教えてあげてはいかがでしょう？
子供だからと，子供扱いや子供だましにしてしまうと，興味を持っている子供にとってはとても物足りないものです．

カール・セーガンの「ＣＯＳＭＯＳ」と言う番組（1980年）や同名の本で，
１０００・・・・・と０を書き連ねて，部屋を出て，通りを横切って，
隣のブロックへ行くまでずーっと０を書き続けて，
「これでも無限には程遠い．無限とはおそろしく大きいものだ」
と言うことを説明しています．

例えばお子さまが１００００・・・・と書いてきても，
無限に比べればちっちゃいちっちゃい，と教えるなど．

鳥取砂丘へ行って，砂粒の数を数えさせて，たぶんいっぱいありすぎて，
まるで無限にあるかのよう・・・でも「数えることが出来る」＝「有限個」に過ぎません．
無限に比べれば，鳥取砂丘の砂粒の数なんて，ホントに僅かだと言えるくらいなんです．

無限のおそろしいほどの大きさに比べると，この宇宙の全ての原子や素粒子の数もまた，
「ほんの僅か」なんです．下に「無量大数」（本来は「無量」の次が「大数」と言う別の位）のお話がありますが，
宇宙の全ての原子を集めても，これよりもずっと小さい数でしかありません．
（確かまだ一文字で表せる範囲だったと思います．）

言葉では簡単ですが，無限はホント，おそろしいほどに大きなものなんですよ．

＃私も幼稚園時代，無限に興味持ち，数の大きさよりも「∞」と言う記号にハマって，
　裏白広告にいっぱい∞を書き続けた記憶があります．