Ｗｅｂプログラミングと他のプログラミングのちがい。

質問

お尋ねしますが、ＰａｒｌやＣＧＩ、ＰＨＰなどを用いたＷｅｂ用のプログラミングと、Ｊａｖａや、Ｃを使ってアプリケーションなどを作る本格的なプログミラングとは、用いる言語の違い以外で何か異なることはあるのでしょうか。
たとえば難易度は、はるかにＪａｖａやＣのほうが難しく、Ｗｅｂプログラミングはそれに比べればずっと簡易的であるとかなどです。
それと、Ｗｅｂ関連の業界についてですが、「Ｗｅｂデザイナー」と「Ｗｅｂプログラミング」の職種とは全然、畑違いの分野なのですよね。
前者は画面の意匠を担当するのでしょうし、後者はパソコン・ユーザーからの何かのイベントに対して、何らかの反応をするシステムをプログラムで組み立てることと考えてよろしいのでしょうか。

回答No.1

ralf124c · ベストアンサー

まず、いくつか誤解があるようですので言い訳させていただきつつ回答させていただきます。

> ＰａｒｌやＣＧＩ、ＰＨＰなどを用いたＷｅｂ用のプログラミング
CGIはプログラム言語ではありません。
WebサーバがHTTPで垂れ流す手段とシステム上で実行されるプログラム出力とを橋渡しするための仕組みです。
Perl(Parlではありません)やシェルスクリプト、C言語など通常のプログラム言語でシステムを作成し出力をCGI用にHTTPヘッダ(ブラウザへの命令など)と組み合わせて制作します。
PHPはWebサーバ自体がそのプログラムを認識実行できるようにしていますのでCGIとはちょっと異なります(CGIとして制作は可能)。

> 用いる言語の違い以外で何か異なることはあるのでしょうか。
目的を実現する手段としてのプログラム言語の違いよりも、それを稼動させるシステム(OSなど)環境や、担当者がどの言語を信奉あるいは得意としているかというのが大きいかと思います。
要は適材適所ってことでしょうか。CでCGI組もうとしても客先のサーバ側で禁止していたらアウトですから。

> Ｊａｖａや、Ｃを使ってアプリケーションなどを作る本格的なプログミラング
「本格的」の基準が良くわかりません。
Webをベースにした業務管理システムや、データベース管理システムなどは「本格的」でないのでしょうか？
「画面に"Hello, world"と表示」させるシステムがDOS窓だと「本格的」で、ブラウザ上だと「非本格的」なのでしょうか。
実際に手間はあまり変わらないのですが。
また、一口にWebプログラミングといっても、サーバサイドで動作させるものとクライアントサイドで動作させるものがあります。
往々にして、同一言語では無いため疲れていたりするとPerlで組んでいるつもりがJavaScriptになってたりして単体試験時まで気がつかなかったりします。

> たとえば難易度は、はるかにＪａｖａやＣのほうが難しく、Ｗｅｂプログラミングはそれに比べればずっと簡易的であるとかなどです。
実際にやってみるとわかるのですが、一つの仕組みを構築するのにインフラが整っているおかげで手間が省ける部分があっても、制作しなければいけない内容はインフラそのものとは関係ない場合がほとんどです。
要求に応じたシステムを構築するにはそれなりの手間がかかるのです。

> それと、Ｗｅｂ関連の業界についてですが、「Ｗｅｂデザイナー」と「Ｗｅｂプログラミング」の職種とは全然、畑違いの分野なのですよね。
「ホームページデザイナー」ではなく「Webデザイナー」ですよね？
本来は異なるはずなのですが、日本では「SE」も「NE」も「オペレータ」もひっくるめて一緒くたにされる場合がほとんどです。

> 前者は画面の意匠を担当するのでしょうし、
「Webデザイナー」というより「Webディレクター」といったほうが良いかも、優秀な「営業」が兼務して行なう(分業されてはいますがWebの営業が何を売っているのかわからないなんて・・・)ことが良くあります。
Webの全体構成を客先と要件から設計(ラフデザイン)を起こして、ページのデザインはデザイナーにプログラムが必要な部分はその担当に振り分けたりします

> 後者はパソコン・ユーザーからの何かのイベントに対して、何らかの反応をするシステムをプログラムで組み立てる
通常それは、上流工程の設計者が動作に関する設計を行ない、その設計書を元に分業してプログラマがコーディングします。
ただし、日本ではしっかりとした分業の仕組みができていない会社が多いのも事実です。
経営者は人件費を削りたがるのです。

最後は愚痴っぽくなりましたが、乱筆乱文ごめんください。

お礼

回答ありがとうございます。
逐一、詳しいご説明をたいへんありがとうございました。
非常に参考になりました。