高校物理の問題:人工衛星の速度増加と運動エネルギー増加
- 質量mの人工衛星が速さVoで運動している。燃料の燃焼でできた質量μのガスを相対的な速さvで噴射した場合、人工衛星の速度増加はΔVとなる。
- ガスの噴射後、人工衛星の質量がμだけ減少していることに注意すれば、vは求まる。
- 人工衛星の運動エネルギーとガスの運動エネルギーの和は、噴射前の運動エネルギーの和と比べて増加する。
- ベストアンサー
高校物理、力学の問題
燃料を含めた質量 m の人工衛星が、速さ Vo で運動している。 いま、燃料の燃焼でできた質量 μ のガスを、人工衛星に対して相対的な速さ v で 後方に瞬間的に噴射した。 噴射後の人工衛星の速さが Vo から ΔV だけ増加した。 ガスの噴射後、人工衛星の質量が μ だけ減少していることに注意すると v=□ と求まる。 また、人工衛星の運動エネルギーとガスの運動エネルギーの和は 噴射前の運動エネルギーの和と比べて、□ だけ増加する。 こんにちは、高校物理の問題です。 自分で考えても、よく分かりませんでした。 詳しい解説があれば、勉強になります。 よろしくお願いします。
- f-force777
- お礼率79% (51/64)
- 物理学
- 回答数2
- ありがとう数7
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
運動エネルギーの変化(増加)は、 【ガス噴出後の衛星の運動エネルギー+ガスの運動エネルギー】 -【噴射前の衛星の運動エネルギー】 =(1/2)(m-μ)(V0+ΔV)^2+(1/2)μ(V0-v)^2 -(1/2)mV0^2 =(1/2)(m-μ)(V0^2+2V0ΔV+ΔV^2)^2 +(1/2)μ(V0^2-2V0*v+v^2) -(1/2)mV0^2 =(1/2)mV0^2+mV0ΔV+(1/2)mΔV^2 -(1/2)μV0^2-μV0ΔV-(1/2)μΔV^2 +(1/2)μV0^2-μV0*v+(1/2)μv^2 -(1/2)mV0^2 =mV0ΔV+(1/2)mΔV^2-μV0ΔV-(1/2)μΔV^2 -μV0{(m-μ)/μ}ΔV+(1/2)μ{(m-μ)/μ}^2ΔV^2 =(1/2)mΔV^2+(1/2)(m^2/μ)ΔV^2-mΔV^2 =(1/2)(m^2/μ)ΔV^2-(1/2)mΔV^2 =(1/2)m(ΔV)^2*(m/μ -1) となります。
その他の回答 (1)
- joggingman
- ベストアンサー率56% (63/112)
運動量保存の法則を使うと、 ガスの早さは静止座標からみるとV0-vだから、 mV0=(m-μ)(V0+ΔV)+μ(V0-v) がなりたつので、これからvを求めると、 v={(m-μ)/μ}ΔV 運動エネルギーの変化(増加)は、 (1/2)(m-μ)(V0+ΔV)^2+(1/2)μ(V0-v)^2 -(1/2)mV0^2 =(1/2)m(ΔV^2)(m/μ -1) になります。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 最後の (1/2)(m-μ)(V0+ΔV)^2+(1/2)μ(V0-v)^2 -(1/2)mV0^2 =(1/2)m(ΔV^2)(m/μ -1) この式の変形が、よく分かりません・・・
関連するQ&A
- 大学の力学の問題なのですが…
力学の問題なのですが、どうしても解けない問題があります。 すみませんが解答の指針だけでもいいので、どなたか教えてください。 (1) 一様重力に加え、抵抗力が働いている場合、力学的エネルギーは保存せず、 必ず減少することを示せ。(抵抗力の大きさは、一定でも、速度のn乗に比例しても示せる。) (2) 高度hの地点を円軌道で周回する質量mの人工衛星がある。 この人工衛星には燃焼するとv'で噴射する燃料が積んである。 任務終了後、人工衛星を地表に戻すためには、人工衛星の質量のうち何%を燃料として 残しておかなければいけないか調べよ。 ただし、地球の質量をM、半径をR、万有引力定数をGとせよ。 (1)に関しては、例えば抵抗力を一定としてkとでもおいて、鉛直上向きを正とすれば、 F=-mg+k が成り立ちますよね。 あとは重力が保存力、抵抗力が非保存力であることから求められると思うのですが、 どのように式を立て計算すればよいのかわかりません。 (2)に関しては、おそらく人工衛星と噴出した燃料に関して運動量保存の法則を 立てると思いますが、立ててもそれ以降さっぱり進みません。 問題文から、万有引力の法則を使うと思いますが、どこで用いるのでしょうか…。 すみませんが、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 力学の問題について
力学の問題が全く解けなくて困っています!!どうかお願いします!! (1)質量Mの球対称の惑星の周りを円軌道で周回する質量mの人工衛星の公転角速度の大きさωを、軌道半径rの関数として求めよ。ただし、惑星に固定した座標系を慣性系とみなしてよいとする。また、人工衛星の高度での大気は希薄であり、公転角速度の値への影響は無視してよいとする。 (2)惑星の中心から見た人工衛星の角運動量の大きさを求めよ。 (3)人工衛星の運動エネルギーと位置エネルギー、および力学的エネルギーを求めよ。それらの比がどうなっているか調べよ。ただし位置エネルギーは無限遠を基準にとる。 (4)大気は希薄であるが、人工衛星の運動方向と逆向きに抵抗力を及ぼすとしよう。人工衛星の軌道は近似的に円軌道を保つが、軌道半径は徐々に変化する。角運動量の大きさ、軌道半径、運動エネルギー、位置エネルギー、力学的エネルギー、および速さのそれぞれは増加するか減少するか答えよ。ただし大気の慣性系に対する速度は、人工衛星の速度に比べて無視できるほど小さいとする。 問題が多いのですが、わかるところだけでももちろんいいので本当によろしくお願いいたします!!!
- ベストアンサー
- 物理学
- 物理学の問題
少々長いですが、どうしてもわからないので教えて下さい<(_ _)> 質量mの人工衛星が地球のまわりを、地球の中心からの半径rで円運動している。地球の半径をR 、地球の質量をM,地表での重力加速度の大きさをg、万有引力の定数をGとして次の問いに答えよ。 1)人工衛星と地球の間に働く万有引力の大きさをr、M、m、Gを用いて表せ。 2)質量mの人工衛星の向心加速度の大きさをr、M,Gを用いて表せ。 3)人工衛星に働く向心力の大きさをr、mと人工衛星の円運動の速さvを用いて表せ。 4)人工衛星の速さvをr、M,Gを用いて表せ。 5)人工衛星の公転周期をr、m、Gを用いて表せ。 多いですが、教えて頂けるとありがたいです。
- ベストアンサー
- 物理学
- 問題集の発展問題(宿題)を解いていて全く歯が立たな
問題集の発展問題(宿題)を解いていて全く歯が立たないです。 どのように考えれば良いのでしょうか。 ある時刻tにロケットと燃料とを合わせたものの運動量が(M+Δm)vであると仮定します。 ある短い時間Δtの後にロケットは質量Δmの燃料を噴射し、ロケットの速さがv+Δvに増大するとします。 燃料はロケットの速さvに対しveの速さで噴射されるとすると、ロケットの速さの増加量Δvは( A. )のように表されます。 ここで、Δtが0に近づく極限をとると、Δv→dv 及び Δm→dm となります。 また、噴射したガスの質量dmとロケットの質量の減少量dMとの間に、dm=-dM の関係があります。 この時、ロケットと燃料を合わせた質量がMiからMfに変化し、それに伴って速さがviからvfに変化したとすると、速さの増分vf-viは( B )のように表すことができます。 A.Bに当てはまる式を求めてください。
- 締切済み
- 物理学
お礼
再びのご回答ありがとうございます。 お蔭様で理解できました。 どうもありがとうございました。