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可視分光器の光学設計についてですが・・・・
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大体イメージは掴めてきました。 が、一つお聞きしますが回折格子の基本的な式についてはご理解されていますか? いま、グレーティングの格子密度(格子周波数でも意味は通ります)をRとして、解説次数をm、波長をλ、入射角をa、反射角をbとすると、 Rmλ=sin(a)+sin(b) という式で表せます。 この式の意味するところを考えてみましょう。 まず、どこにもブレーズ角は出てきません。つまりブレーズ角は0次光、1次光の方向には全く関係がありません。 (m=0が0次光、m=+1,-1が1次光ですね) ではブレーズ角が何に影響しているかというと回折効率です。回折方向とブレーズでの正反射の方向が一致するとき、回折効率は飛躍的に増大します。 そのために、ブレーズ角を設定しているのです。 つまり0次、1次光の方向に影響しているわけではありません。 上の式を見れば分かりますが、基本的に0次と1次光の方向は同じ方向にはなりませんので、一度別の光路を通って再度合成されるように配置するのが良いかと思います。
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ご質問の内容がわかりません。 >カメラレンズが光路に重なり合いうまくいきません どういう意味でしょうか? またご質問の内容だけではどのような構成の分光器なのかが不明です。 最低でも、グレーティングに対する入射角、出射角の情報が必要ですね。 しかし、、、0次とは要するに鏡のように反射する成分ですから、入射角=反射角なのですが、それで1次もとるとなるとブレーズ角からは当然ずれた場所になると思いますが。 では。
補足
ご回答ありがとうございます。 構成ですが、点光源→コリメーターレンズ→反射型回折格子→カメラレンズ→CCDです。例えば、HeNeレーザー(633nm)を用いて入射角を20°にしたところ、反射角は-24°になりました。 うまく伝わるかわかりませんがコリメーターから回折格子への光路で0次と1次(可視光全域)を撮るためにカメラレンズを回折格子の直前まで近づけなければならないのでカメラレンズの一部が光路上に出てしまいます。 この問題の解決策として、私は0次と1次を近づけるためには回折格子のブレーズ角度を落とすのが一番良い方法だとおもってますが、他にも方法はあるのでしょうか? もし、上記の説明で分かりにくい所がありましたらお教えください。その時はメールにて、絵で説明したいのですがよろしいでしょうか?
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