• ベストアンサー

卵の殻、炭酸カルシウムについて

卵の殻は炭酸カルシウムでできていると聞きました。 この炭酸カルシウムは何かに溶け出しphをあげるという事は 考えられないのでしょうか。 たとえば酸性水につけphが中性よりに傾く、 二酸化炭素が多く含んだ水つけアルカリよりに傾くなど 何かの媒体によってアルカリになるような事はないのでしょうか。 きっと勉強している方でしたら簡単なのかもしれませんが お答えください。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cyba
  • ベストアンサー率84% (27/32)
回答No.2

炭酸カルシウムは、塩酸などの強酸とは速やかに反応して二酸化炭素を放出し容易に溶けてしまいます。また、食酢(酢酸3%程度)でも徐々に反応して二酸化炭素を出しながら溶けます。つまり酸性に傾いたpHを高める効果はあります。 炭酸カルシウムは、炭酸(弱酸)と水酸化カルシウム(強塩基)から生成することから塩基性を示します。ただ水にほとんど溶けませんから、「アルカリ性」とはならないだけですね。 また、水の存在下(必須)、炭酸カルシウムに過剰の二酸化炭素を作用させると、炭酸水素カルシウムが生成しますが、これで酸性が中性を通り越してアルカリ性になることはありません。 卵の殻を強熱すると二酸化炭素を放出して生石灰(酸化カルシウム)になりますが、これは水と激しく反応して消石灰(水酸化カルシウム)となり、強塩基性を示します。ここまでやると、素直に消石灰を買ってきて中和した方が良くなってしまいますね。 ANo.1の補足に「有機物処理に発酵」で酸性に傾くとありますが、この原因は特定されているのでしょうか?発酵の過程で有機酸が生成しているのであれば、最初に示した効果でpHを上げられる可能性があると思います。 好気性発酵で発生する二酸化炭素から炭酸が出来て酸性になっている場合は、炭酸を炭酸カルシウムで中和して炭酸水素カルシウムに変換することになるので、反応が遅く実用に耐えないと思います。尚、炭酸水素カルシウムが生成しやすいpHは6~10であることが知られています。

azumaya99
質問者

お礼

ありがとうございます。 続きを楽しみにしていたのですが、 これは終わりだったのですね。 勉強になりました。

azumaya99
質問者

補足

>ANo.1の補足に「有機物処理に発酵」で酸性に傾くとありますが、この原因は特定されているのでしょうか?発酵の過程で有機酸が生成しているのであれば、最初に示した効果でpHを上げられる可能性があると思います。好気性発酵で発生する二酸化炭素から炭酸が出来て酸性になっている場合は、炭酸を炭酸カルシウムで中和して炭酸水素カルシウムに変換することになるので、反応が遅く実用に耐えないと思います。 おっしゃるとおりです。 当然、乳酸菌は乳酸を出しますし酵母は炭酸も発生させると思います。 卵の殻は半数くらいがゆで卵から出る殻です。水酸化カルシウム(消石灰になるんだ!!ん~勉強)になったらとけだすのでしょうね。よかった。目的は中和ではないので問題はないかと思います。 しかし生の殻は炭酸水素カルシウムになる可能性が高そうですね。 PHも5台にならない位で収まる弱酸性をフラフラしていると思います。 溶解しない(消滅しない)しにくいと言う事になりそうですね。

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

>この炭酸カルシウムは何かに溶け出しphをあげるという事は 考えられないのでしょうか。 酸があれば溶ける可能性はあるでしょう。その場合、酸性が弱まる方向にpHは動くでしょうね。 >たとえば酸性水につけphが中性よりに傾く、 そういうことはあるでしょうね。 >二酸化炭素が多く含んだ水つけアルカリよりに傾くなど それはないでしょうね。二酸化炭素の量によるかもしれませんし、どの程度に砕いて、どの程度入れておくかによるかもしれませんが。

azumaya99
質問者

補足

おおお!!! しかし書き足りない事がありました。 それは質問中の酸度です。 実は有機物処理に発酵させている中に卵の殻を入れると 発酵最中酸性に傾く中、少しでもアルカリに傾くんじゃないかと 考えていたのですが、溶かされたにせよキレート化および不溶態 であるのはあまりに常識だとかでとても馬鹿にする方が おられます。 とても感じの悪い方で一応、補足を入れないと まずい状況にあります。(私が謝るのを含めて) 詳しくのっているサイトなど教えて頂けたらありがたいです。 よろしくお願い致します。

関連するQ&A

  • 炭酸水素カルシウムについて

    二つ教えてください。専門的になりますが、よろしくお願いします。 1.炭酸水素カルシウムは水溶液としてのみ存在し、アルカリ性と聞きました。炭酸カルシウムに水と二酸化炭素を加えて作れますが、二酸化炭素を必要以上に増やすと遊離炭酸が増えて酸性になると思います。吹き込む二酸化炭素の量次第で酸性になったりアルカリ性になったりすることになりますが、この考え方は正しいのでしょうか。 2.1に関連して、逆の反応、つまり、炭酸水素カルシウムが炭酸カルシウムと二酸化炭素、水に分解するのはどのような条件のときでしょうか。特に知りたいのは、自然に放置しておいた場合、暖めた場合、遊離炭酸が多くて酸性の場合の3ケースです。

  • 炭酸カルシウムについて

    化学の素人なのですが、 炭酸カルシウムを水の中に入れて、そのpHを測定すると10.0でした。 炭酸カルシウムは塩基性の無機物らしいのですが、 どうして、塩基性になるのでしょうか。 酸化ケイ素などは酸性無機物で、pHは4.0でした。 無機顔料とpHの関係が良く分かりません。 同じような質問があったかもしれませんが、 教えていただけると幸いです。 よろしくおねがいします。

  • 炭酸カルシウムの特徴

    炭酸カルシウムにしかない特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。 酸性の強い水には溶けるという特徴や加熱後の水溶液が塩基性である、塩酸を加えると炎を消す物質(二酸化炭素かどうかは確認できない)がはっせいするという条件だけで炭酸カルシウムと判断(断定)してしまってよいのでしょうか。 これとこれの特徴があるのは炭酸カルシウムだけであるという、決定的な特徴はありませんか。また、一般的にどのように物質を特定していけばよいのでしょうか。該当する候補が沢山あるように思うのですが、本当にある物質が炭酸カルシウムであるという証明ができるのでしょうか。

  • 炭酸カルシウムの水和反応について教えてください。

     炭酸カルシウムを、水に浸したときにどんな反応が起きるのか、起きないのか、PHはどうなるのか、教えてください。また、水が雨水による(酸性雨)場合は、どうなるのか教えてください。

  • 炭酸カルシウムの加熱について

    自由研究をするために貝殻を使おうとしています。 そこで、貝殻に多く含まれる炭酸カルシウムについて質問させて下さい。 中学校で、炭酸カルシウムを普通に加熱すると二酸化炭素が発生したように思うのですが、炭酸カルシウムが二酸化炭素を発生する温度は900度だとか。 鍋の熱湯でも二酸化炭素は発生すると思われますか?教えてください。

  • 炭酸カルシウムと硫酸

    よく炭酸カルシウムと塩酸を混ぜて二酸化炭素を発せさせる実験などがありますが、なぜ、塩酸ではなく硫酸を用いないのでしょうか?そしてなぜ炭酸カルシウムに硫酸を混ぜても硫酸カルシウムはできないのでしょうか?教えてください。

  • 炭酸カルシウムについて

    炭酸カルシウムについて この問題について教えてください。 (1)CaCO3(固)が炭酸と反応する時の電離式 (2)25℃で大気と平衡にある水がCaCO3(固)と溶解平衡にしたときpHが8になる。 この値は外部からの酸(H+)やアルカリ(OH-)を加えても変動しにくいのはなぜか よろしくお願いします。

  • 炭酸カルシウムと二酸化炭素

    石灰水(水酸化カルシウム水溶液)に二酸化炭素を吹き込むと水に難溶な炭酸カルシウムができ、さらに吹き込むと炭酸水素カルシウムになって再び電離して溶ける、というのは有名な話ですが、 CaCO3+CO2+H2O→Ca(HCO3)2 という反応はいったいどういった反応なのでしょうか?教科書などを見てもただ「過剰に吹き込むと炭酸水素カルシウムになって溶ける」としか書いておらず、ここに質問させていただきました。 また、これと同じような反応はほかにありますか?

  • 酸化カルシウム

    炭酸カルシウムと酸化カルシウムが含まれている固体10.0gをとり、塩酸を加えて反応させたところ、標準状態で1.8Lの二酸化炭素が発生したとき、固体中の炭酸カルシウムの純度は何%かという問題についてです。 解答では炭酸カルシウムと塩酸が反応して塩化カルシウムと水と二酸化炭素ができることを利用して説明がされています。酸化カルシウムについては反応に無関係な不純物として扱われているようにみえました。 質問は次の2点です: (1)なぜCaO+2HCl→CaCl2+H2Oを同時に考えてはいけないのか? (2)塩酸は水に溶けて水溶液の状態なのだろうと思うのですが、水とCaOとが反応して水酸化カルシウムになる反応を考えなくてよいのはなぜなのか?

  • 炭酸カルシウムの水質への影響について

    他のサイトで「サンゴや貝殻の炭酸カルシウムはよほど酸性でないと水には溶けないので、 サンゴ砂を敷いても水質が極端にアルカリ性にはならないし大磯砂の酸処理も無意味」 という意見を見たんですが、これは本当でしょうか? その人はコップ1杯ほどの水道水にサンゴ砂を結構な量入れて数日放置してもpHは変わらなかったと力説していました。 ですが、実際水槽にサンゴ砂を敷くくらいの量を入れれば水質はかなり変化しますし、未処理の大磯砂でもそこまでではないにしろ水質がアルカリ側に変化するというのが自分の経験則としての実感です。 どちらが間違っているんでしょうか?

    • ベストアンサー