連結調整勘定の過年度償却について

このQ&Aのポイント
  • 連結調整勘定の過年度償却方法について教えてください。
  • 連結調整勘定の開始仕訳をどのように入れれば過年度償却が反映されるのか教えてください。
  • 連結決算書作成中の連結調整勘定の過年度償却に関する問題点を解決したいです。
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連結調整勘定

経理を担当する者です。決算に当たり、連結決算書を作成中なのですが、投資と資本の相殺消去において連結調整勘定(借り方)が出ます。その償却に当たり10年均等償却を行っていくことになっているのですが、過年度に償却した連結調整勘定の開始仕訳がわかりません。例えば連結初年度の次年度から償却する時3,000,000円の連結調整勘定が借方に出た場合 第2年度・・・管理費300,000/連結調整勘定300,000 で償却しますが、第3年度再び投資と資本の相殺消去する場合、再び3,000,000の連結調整勘定が現れてしまい、過年度に償却した分が反映されません。どのような開始仕訳を入れれば反映されていくのでしょうか?どのたかご教授下さい宜しくお願いします。 

質問者が選んだベストアンサー

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  • runrun33
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回答No.1

まず連結調整勘定は、「のれん」勘定に変更となっています。下記のURLをご参照ください。 過年度の「のれん」償却は過年度の連結P/Lにおいて費用として処理しています。費用が増加したということは利益が減少しますので利益剰余金の減少として反映させなければなりません。連結財務諸表の作成はまず合算して消去することにより連結としてのあるべき数値を算出する作業です。また会計帳簿には記帳しませんので過年度の仕訳を累積した数値が開始仕訳に反映されます。 のれん償却だけを考慮しますと、開始仕訳において利益剰余金前期末残高を合算しただけでは過年度の「のれん」償却が減額したことになりません。したがって次のような開始仕訳となります。 支配獲得時 資本金 **/関係会社株式 ** 利益剰余金 X/ のれん 3,000,000/ 以下、利益剰余金とのれんだけを抽出しています。 第一年度の開始仕訳 利益剰余金前期末残高 そのままの数値X/ のれん 3,000,000/ のれん償却 300,000/のれん 300,000 第二年度の開始仕訳 利益剰余金前期末残高 X+300,000/ のれん 2,700,000/ のれん償却 300,000/のれん 300,000 第三年度の開始仕訳 利益剰余金前期末残高 X+600,000/ のれん 2,400,000/

参考URL:
http://www.fsa.go.jp/policy/m_con/20060608.pdf
405san
質問者

お礼

なるほどですね!!よくわかりました。早急にご回答頂き誠に有り難うございました。

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