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酵素溶液の保存方法
酵素溶液の保存方法について教えてください。 1.制限酵素のように、50%グリセロールの状態にし、-20℃で良いのでしょうか? 2.酵素の種類によっては、グリセロールで失活することもあるのでしょうか? 保存したい酵素はザイモリアーゼです。 よろしくお願いします。
- cerevisiae
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質問者が選んだベストアンサー
ザイモリアーゼをちょっと手元にある本で調べました。イーストのプロトプラスト調製に使う細胞壁分解酵素のようですね。メーカーのキロンビールに直接聞くのが一番正確で早く正解が得られると思いますよ。
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- cholerae
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酵素溶液の失活の原因には主に2つあります。1つは変性によって活性中心の構造が変化してしまうため。もうひとつは,細菌のコンタミなどによってたんぱく質そのものが分解してしてしまうため。後者の問題には,質問で触れていないので前者のみに関して回答します。 一般的な方法としては50% glycerol存在下でマイナス20℃でよいでしょう(この条件では凍結していない)。ただし,さらに温度を下げてさらに失活を防ぐ場合と凍結することによって-20℃よりも安定性が悪くなる場合があります。それともうひとつ注意することは,保存液の緩衝液の種類や濃度です。たとえば,リン酸緩衝液などは共晶点(塩と水両方が完全に凍る温度)付近のpHが4付近になるので要注意緩衝液です。凍結速度も変性に関係します。一般には,急速凍結ー緩慢解凍がよいでしょう。 ザイモリアーゼの経験がないので一般的なことを書きました。使用分をエッペンタイプのチューブに分注保存すると思いますが,一度,保存条件にして,1日程度経過したらアッセイしてみて保存前と比べて活性が良好ならば大丈夫でしょう。
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お礼
回答有難うございます。 緩衝液の問題は考えに無かったので、勉強になりました。 choleraeさんのおっしゃる通り、とりあえず試して見ようと思います。