第二次世界大戦は『萌え』？

質問

はじめまして。
将来歴史に関する仕事をしたいと考えている高校生です。

昨日電車の中で、大学生と思われる女の人二人が
「勢い余って日本に原爆落としちゃうアメリカ超萌え！
　それにしてもアメリカって爆弾のネーミングセンス悪すぎだよね！」
「第一次世界大戦と第二次世界大戦は萌えの宝庫！」
と話しているのを聞いて、びっくりすると同時に腹が立ちました。
電車の中にはおじいさんやおばあさんもおられたし、その方がもしも戦争を経験されていたならきっと気分を害されたと思います。
でもよくよく考えると、私はとても中国や日本の歴史が好きで司馬遼太郎さんなどの本を読んだりして「大坂の陣は燃えるなぁ」「項羽はかっこいいなぁ」、と考えることがあります。
私がそう思うことは先の大学生の方の発言と同じなのではないのだろうか、そんな私が大学生の方を非難する資格があるのかと思いました。
第二次世界大戦萌えと言うのが不謹慎で白村江の戦いや官渡の戦い萌えと言うのはＯＫ、なんて事はあるのでしょうか。
あるのだとしたら、一体それは何故なのでしょうか。

質問の意図が分かりにくい文章ですみません。
気持ちのもやもやを解消する手助けをしていただけたら、と思います。

回答No.2

nosutaruzi · ベストアンサー

浅はか故の愚言だったのだと思います。
多分、今の子（20～30代）は本気で戦争知らない上に、
ゲームやアニメでかっこよく軍服着た美青年見てたりするのでその影響かと思います。

ただ、原爆で亡くなった方の死亡直前の写真や体験者の本などを見て、同じ台詞が言えるかって思ったらあれですよね。

昔の武者の戦闘がかっこいいなと思う気持ちも解ります。
私も時代劇で敵陣に突っ込んでいく武将を見ると、
おお！っと思います。
古代や歴史的大戦がかっこいいと思うそれは、
戦う姿勢や情景にほれるのであって、
ある種の夢や希望のように感じます。
原爆を落とすアメリカ萌えの気持ちとはちがうと思います。
原爆投下は戦いでは無く、大量殺人であり、
日本人としての誇り・・・は言いすぎですが、
日本人なんだな、自分。っていうちょっとした故郷愛が
あれば、公共の場で言ってはいけない台詞だと思いますが・・・。

残念な言葉ですね、アメリカ原爆投下萌えは・・・。
（すみません、文章ぐちゃぐちゃです。）

回答No.8

nene-k

女性が話していた内容は、やはりアニメかゲームの事だと思いますが、たとえそうであっても、誤解を招くような内容を、電車という公共の場で大声で話すのつつしむべきだと思います。

そして、質問者さまのお悩みのほうですが、ごくごく個人的に意見を述べさせていただきますと・・・

私は、古今東西すべての戦争が同じだと思います。
風林火山でお馴染みの『孫子』には、
「百戦百勝は、善の善にあらず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」とあります。

孫子を書いた孫武は、中国の春秋時代の人。
2千年の昔から、戦争は悪なのです。

しかし、私自身も「戦争はしないほうが良いに決まってる」とわかっていながらも、また別の視点からみてしまう自分がいます。

さすがに、「原子爆弾萌え～」はいただけませんが、戦艦大和のプラモデルを作っている人を見て不謹慎だとは思えません。
私が見てもカッコイイと思います。

しかし、米軍が撮影した戦艦大和の最後のシーン。
何百発、何千発の弾丸が雨のように降りそそぐ光景を見ると涙が出てきます。

人には本来、闘争本能という物があります。
闘争本能が低かったネアンデルタール人は絶滅し、闘争本能の高かったクロマニョン人が生き残って現代人へとつながったという話を小耳に挟んだ事があります。
人は、闘争本能を持ちながら、「他人にやさしく」という愛情も持っています。
両方を持ち、そのバランスを保ちながら生きていくのではないでしょうか。

昔の映画のセリフに「人は、強くなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格はない。」というのがありまが、そういう風に別々の感情をうまくコントロールしているのだと思います。

ご質問の答えになってるかどうかビミョーですが、私の思うところを書かせていただきました。
ちなみに、私も「白村江・萌え～」のタイプです。

回答No.7

tande

あくまで私個人の見解です。参考程度に聞いてください。

>第二次世界大戦萌えと言うのが不謹慎で白村江の戦いや官渡の戦い萌えと言うのはＯＫ、

まだ大戦当時の人が生き残っているから不謹慎と言われるのでしょう。
あと５０年くらいもすれば太平洋戦争も白村江の戦いや官渡の戦いと同列に近い扱いされるのではないかと私は思います。

その女性達の会話も、先の方があげたような本や漫画の話をされていた可能性はありますし、アメリカの爆弾のネーミングセンスの良し悪しは個人のセンスの問題です。

もちろん、公の場で太平洋戦争の話、特に風当たりの強い一般人で言うところの萌え系的に話をするなという意見もあるでしょう。
それが年輩者の方の前ならなおさらでしょう。
ですが、年輩者が気分を害したと言ってきたならわかりますが、もし気分を害してなければ、ただの勘違いです。
もし腹が立った理由が、見ず知らずの年輩者を思ってのことなら、あまり良い感情とは言えないのかもしれません。
あくまで会戦や兵器だけに興味があるなら、戦争の残忍さ悲惨さまで知る必要は無いでしょう。

少なくても戦後生まれにその女性達を批判する資格など持ち合わせちゃいないと思います。

回答No.6

jamiru

それは日本が悪魔の国だから。

世界の神々でも萌え～にしちゃうんですから。
こんなことをすれば、その神の信者からは日本は悪魔にしか見えません。

ま、彼らからしてみれば異世界の第二次大戦なんでそれほど気にしなくても良いと。
こういう思考は過去を昇華する一つの手法かもしれません。
何しろ「恨み」は無くなるのですから。
特定アジアの国々は恨みによる教育と思考をしていますから。

ただ、これは相手の宗教と文化をブチ壊すので世界に発信すれば恐れられます。

回答No.5

pri_tama

最近の流行ですから(ちょっと呆れつつも、歴史に興味を持つ方増える事を期待してます)…。

http://www.amazon.co.jp/%E8%90%8C%E3%81%88%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%BC-22Sept07/lm/R2MXIW04W1QBNR/ref=cm_lmt_dtpa_f_2_rdssss1/503-7124544-9599113

　URLは、この手の萌え系雑誌(ミリタリー絡み)のリストへのリンクですが、文章を書いた方の中にはは、萌え系にされる事を知らない方もいて、第２次大戦の日本が置かれた状況に始まり、一時的な勝利、そして目を覆うばかりの敗戦と死しかない末期への流れを、ちゃんと記述(入門程度ですが)している物もあったりします。

　質問者も仰っている通り、ここからが良くて、ここから先はダメという物ではありませんから…。

　防衛省の外郭団体が萌え系本を出版するくらいですから…。

参考URL：

http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31630422

回答No.4

hegelian

>第二次世界大戦萌えと言うのが不謹慎で白村江の戦いや官渡の戦い萌えと言うのはＯＫ、なんて事はあるのでしょうか。

　はい、あると思います。つまりtsubamekoさんの直観は正しいと思います。

>あるのだとしたら、一体それは何故なのでしょうか。

　それは当事者がご存命だったり、その影響が今も続いているからです。ですので「電車の中にはおじいさんやおばあさんもおられたし、その方がもしも戦争を経験されていたならきっと気分を害されたと思います。」という感情もまっとうです。
　先の戦争で苦しんだ方はいらっしゃりますし、沖縄や米軍基地周辺は戦争の敗北という過去の歴史抜きに考えられません。直接に関係なさそうな私とて、我が国の同胞が米兵による犯罪に巻き込まれたり、また日本国が合州国の言いなりになっている様を、歯がゆく思っています。

（ご質問とは少し話が違いますが・・・。
　私は先の戦争で中国の国民には悪いことをしたと思っていますし、またナチスの残虐行為に怒りを覚えています。にもかかわらず、例えば零戦が大陸で敵の戦闘機を打ち落とした話を聞くと痛快な気になりますし、またドイツ軍の軍服を格好いいと思ってしまいます。頭ではまずいと思っていてもです。情けないのですがね。）

回答No.3

kawakawakawa13

何がきっかけでも、歴史に興味を持つことは良いことと思います。
まあ、大東亜戦争は、日本とアメリカが戦った戦争ということや、開戦前、フライングタイガース等アメリカ軍人と日本はすでに戦闘状態だったとか、それ以前の経緯とかも知らない連中が増えていますから。
ぶっちゃけ、アメリカの洗脳計画がうまくいった証拠ですが。
私も中国の歴史小説、史記や十八史略、三国志や三国志演義、水滸伝等を横山光輝の漫画や司馬遼太郎の小説から、入っていきました。
そして、元の本に近いものほどグロテスクで残酷なものになり、人肉も食べるという中国の風習を知りました。
ですから、きっかけはどうあれ、学ぶということはいいことだと思いますよ。
ただ、「萌え」で終わってしまっては、何にもなりませんが。

回答No.1

snowplus13

このことをいっていたのではないでしょうか
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070904/moe.htm