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エネルギー
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エネルギーにはいろいろな形があります。ある場合は重力ポテンシャルであり、別の場合は熱となります。生物が利用するエネルギーは複雑な分子がもつ結合エネルギーです。人間の場合エネルギーとして一番たくさん摂っているのは一般的に炭水化物ですが、これは単糖類のブドウ糖がたくさん結合してできた多糖類です。炭水化物は消化管によって消化吸収され、1グラムあたり約4キロカロリーのエネルギーを発生します。最後は水や二酸化炭素などの物質に代わってしまいますが、取りこんだ炭水化物と最後にできる水や二酸化炭素の持つ分子エネルギーの差を生命活動に使っているわけです。 動物は呼吸によって取り込んだ酸素によって食べたものを分解します。この過程は結局ものを燃やす反応と同じですが、例えば同じようにものを燃やすガソリンエンジンなどと比べても非常に効率のよいエネルギーの取り出し方をしています。消費される酸素に着目すると1リッターにつき20.1キロジュールのエネルギーを得られることが分かっています。 人間は心臓や肺、脳の活動と言った基礎代謝、そしてそれ以外の労働などの活動にエネルギーを使いますが、あまったエネルギーはやはり細胞の内部に脂肪という形で蓄えられます。食べるものが不足したとき、はじめて蓄えられた脂肪は分解され活動のためのエネルギーとなります。脂肪もやはりエネルギーの高い物質で、物質の中にうまくエネルギーを蓄える絶妙のしくみを持っているといえるでしょう。 人間は飢餓の時代が非常に長かったため、飢餓に対する対応はできあがっていますが、飽食に対しては対応はできあがってはいません。みなさんがダイエットに苦労する一番大きな理由です。
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- cholerae
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他の回答者が書いているように,得たエネルギーはATPの形や他の物質(グリコーゲンや脂肪)に変換した形で保存されます。共通していることは「化学エネルギー」の形であること。これらの物質は加水分解されたり(ATPの場合),最終的に酸化分解(グリコーゲンや脂肪)されて利用されるわけです。しかし,常温では,これらの化学反応は自発的には進みません。酵素のような触媒があってはじめて利用可能なわけです。つまり,化学エネルギーはエネルギーを保存でき,「必要に応じて」利用できるわけです。つまり,生体中で制御可能なエネルギー形態といえるでしょう。 なお,念のため付け加えれば,糖から化学エネルギーを取り出して一度保存したりしますが,効率は100%ではありません。一部は当然「熱」として放出されるわけです。ただし,この熱も生体の恒常性の維持には間接的ですが利用はされています。
お礼
ありがとうございました。なんとなくですが解りました。
- Mell-Lily
- ベストアンサー率27% (258/936)
食物から摂取した糖は、血液によって細胞まで運ばれ、エネルギー源として利用されます。しかし、血液中の糖が過剰になると、インスリンという物質が分泌され、糖は脂肪に変わり体内に蓄えられます。蓄えられた脂肪は、糖が十分摂取されないとき、代わりのエネルギー源として利用されます。
お礼
ありがとうございました。
- cafedemocha
- ベストアンサー率29% (232/789)
代謝、つまり、反応時間が長いためです 反応時間が短ければ、放出されるエネルギーを使用するより、使用できる量が少ないので、残りは吸収(使用)される前に、放出されてしまいますが、その発生時間が、吸収(使用)される時間と、ほぼ等しければ、無駄に放散する量も極端に減少する、と言う事です
お礼
ありがとうございました。
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お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。