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なぜ科学技術が発展しているのに、労働時間は減らないの?

blublueの回答

  • blublue
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回答No.27

ふと思ったことです。 大量生産、大量消費を求めるから長時間労働が必要になることは、皆同意見と思いますが、なぜ私たちはそれを素直に認めてしまうのでしょうか?ふつうは「大量生産、大量消費は仕方がない。でも、このままではいけないから○○しなければいけない。」という発想の仕方でしょう。直接的に「大量生産、大量消費がいけない!」とは考えづらいと思います。人間は欲求をベースとして生きているから当然といえば当然ですが、そこに焦点を当てるのも面白いかなと思いました。 そこで私の周りを見回してみると、目の前には大量のペンがあり、そのほとんどは使っていません。古いペンは全て書けませんでした。書籍も読まないものがたくさん。当時は読みたいと思ったのかもしれませんが、おそらくそのほとんどが一生読まないままでしょう。服も異常な量です。流行があるので着れないものもありますが、着れるものでもタンスの中で眠っているものがほとんどです。プリンターも2台。高画質のものが欲しいので新たに買ったのですが、良く考えてみると写真をプリントアウトするわけでもないので必要なかったものです。食器類や座布団なども来客用にたくさんありますが、実際に使ったことはありません。葬式などで必ず使うときはあると思いますが、おそらく一生に数回のことでしょう。昔はご近所や親戚の協力が当たり前だったので、自分で全部をそろえる必要はなかったそうです。時計も各部屋に置いても余るほどあります。クリアファイルや手帳も、机やイスも、ハサミやカッターも、ハンカチやタオルも、自転車も、毎日食べる食料や調味料も使えるものがあるのに・・・。 私は物を捨てられない性格なので、目に見えて無駄な物がわかりますが、たとえ目の前に必要なものしかない人でも、使えるものを捨てて新しいものを購入している人がほとんどではないでしょうか。そしてそのほとんどが本当に欲しいから買ったのではなく、単に安いからとか、お買い得だからと安易に買ったものばかりでしょう。私はそうでした。つまり、大量消費は私たちの欲求を満たしているのは事実でしょうが、本当に欲しいものを満たし、私たちを豊かにしてくれているかというとそうではないように思えます。大切なのは物が安くて大量に手に入れることができることではなく、物が高くても、必要なものが必要な分だけ手に入れば充分豊かになれるということでしょう。 この観点で考えてみると、私たちは要らないもののために、言い換えればゴミのために消費していると言えます。遡れば、ゴミのために生産活動をしているのであり、ということは私たちはゴミのために労働時間を費やしているのです。 そうなると、「なぜ現代人は長時間労働に耐えながらも、高品質な商品を消費するという選択をとるのでしょうか?」という問い自体が成立しないかもしれません。私たちは科学技術の発展により、本当は短時間労働で高品質な商品を得られるのでしょう。長時間労働が必要になってくるのは、あくまでもゴミのため(大量消費のため)に安易に購買活動をしているからかもしれませんね。

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