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工業技術翻訳家になるには、どうしたらよいですか?

blue_planetの回答

回答No.4

工学部と言っても、電気、機械、化学等々、いろいろな学科がありますよね。女性だと、化学でしょうか? それとも薬学・生化学? もしもuihさんが生化学・薬学系でしたら、希望はあると思いますよ。生化学の翻訳ができる人材は不足しています。例えば、こんなご質問がありました。 ★バイオ系の翻訳家になりたい! http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=227370 機械系ならまだしも、化学(生化学・薬学を含む)・電気の翻訳は、いくら英語ができても、専門知識がなければできません。(私は技術文献の翻訳という点では殆ど専門家と言えますので、断言します。) でも、「新しい物を自ら発見していく能力、グラフ解析能力」は、それほど要求されません。 その意味では、uihさんの着眼点はよろしいと思いますよ。 紹介させていただいた質疑でも言われていますように、外国人が書く英語が完璧だと思ったら大間違いです。アメリカで研究職に携わっている人達に中には、中国人やインド人、日本人などが大勢います。彼らが書く英語は、はっきり言って稚拙なものが多いです。英語の文法を完璧に理解していても、専門知識がなければ到底理解できないということは、いやというほど経験して思い知らされてきました。 日本人でも完璧な日本語を書ける人ばかりじゃないってことはおわかりですよね? 欧米人だって同じです。まして第三国人ともなれば、デタラメな英語に遭遇することはよくあります。 そんなときの手助けになるのが専門知識です。専門知識があれば、前後関係から適切に内容を理解して、うまく翻訳することができます。逆に、専門知識がないと、内容的に変かなー?とか思いながらもやっぱりでも直訳をせざるを得ません。そういう直訳には、専門知識がある人間が見れば、大笑いしてしまうようなものすらあります。 私の職場でも人手が足りない時には外注に出したりしますが、そのままでは到底通用しないということがよくあり、後で大変苦労します。その意味で、専門知識があり且つ日本語・英語共に表現力が豊富な方であれば、需要はないことはないと思いますよ。 ただ、今の世の中、やっぱり在宅で仕事がしたいという人は多いです。私だってそれが可能ならばそうしたいです。でも、生活を考えれば、なかなかそんなことはできません。 例えば、翻訳者ディレクトリというサイトがあります。 http://trans.kato.gr.jp/translators/ 登録されている方々のプロフィールを見ると、すごいなーって思ってしまいます。でも、一所懸命アピールをしないと、なかなか仕事はもらえないようですよ。 そんなわけで、やっぱり最初はどちらかに就職されて、空いている時間で経験を積んでいくというのがよろしいのではないでしょうか。 あとは、翻訳会社や、もしも特許法などの勉強をする意欲もお持ちであれば特許事務所、のようなところに就職され、周りの人に教わりながら力をつけていくというのが理想ですね。 もしも特許翻訳に興味がおありでしたら、特許カテゴリーの方で新たに質問を立ち上げればよろしいのではないかと思います。 ただ、正直申し上げて、特許事務所では新卒の人はなかなか採用されません。企業で技術系の実務を経験している方の方が重宝されます。最初は技術職について数年間経験を積むというのも、けっこう大事なことです。 以上、あんまり参考にはならないかも知れませんけど、技術文献の翻訳の仕事をしている方々に翻訳をお願いしている者からの感想ですので、ご一考いただいて参考になれば幸いです。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=227370, http://trans.kato.gr.jp/translators/
noname#4048
質問者

お礼

blue_planetさん ご回答有難う御座いました。 残念ながら私はバイオ系ではありません。 研究室は高分子成形系です。ですから、翻訳するなら、高分子、金型、成形と言った様な分野になると思います。 ご紹介頂いた翻訳者ディレクトリのサイトも見ました。 在宅の人のキャリアの凄さに驚きました。 この様な人たちと同じ土俵にのる事になると思うと、気が引けます。 まずは充分な英語が書けるようになら無い事には仕事に就けそうも無いですね。

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