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スペクトルとは?

超伝導に関する本なのですが 「フォノンでなくとも適当なスペクトルを持つボゾンを交換すれば 電子間に引力が生じる。」 と書かれているのですが、この場合のスペクトルって何なのでしょうか? 光学で出てくるスペクトルとは異なりますよね?

  • Jaica
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  • shun0914
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回答No.3

文脈 >フォノンでなくとも適当なスペクトルを持つボゾンを交換すれば電子間に引力が生じる での「スペクトル」は周波数分布ですね。 >ボゾンのエネルギーは全て量子化されているのではないのでしょうか? それともボゾンが離散的なエネルギーを持つということが引力を生み出すキーポイントになるということなのでしょうか? 混乱がありますね。フォノンにせよ、一般のボソンにせよ、それ自体量子化による存在あるいは量子です。「量子=離散的なエネルギー」という思い込みが間違っています。束縛された量子は(原子内の軌道電子のように)離散的なエネルギーを持っていますが、自由な量子は(伝導体の伝導電子や空洞輻射場のフォトンのように)連続的なエネルギーを持っています。空洞輻射のスペクトル(ここでのスペクトルは本当に周波数分布ですね^_^;)がPlanckの式に従う連続スペクトルであることはご存知ですよね?

その他の回答 (2)

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

光学のスペクトルは,光を周波数分解してそれぞれの周波数に対する強度を描いたものです. 元々のスペクトルはこの意味ですね. スペクトルという言葉はこれからいろいろ拡張して用いられるようになりましたが, 今のスペクトルはボソンの周波数と状態密度の関係と思えばよろしいでしょう. あるいはもう少し拡張して分散関係 ω(k) まで含んでいるつもりかも知れません. > 連続なエネルギーを持ったボゾンだとダメだというようにも取ることが出来ますが、 > ボゾンのエネルギーは全て量子化されているのではないのでしょうか? ちょっと意味不明ですが,フォノンのエネルギーは連続的です.

noname#210617
noname#210617
回答No.1

ボゾンが取りうる「離散的なエネルギー状態」のことではないですか。 光学スペクトルもエネルギーだから、同じっちゃ、同じじゃ?

Jaica
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 でも、ボゾンが取りうる「離散的なエネルギー状態」とは一体何のことなのでしょうか? 連続なエネルギーを持ったボゾンだとダメだというようにも取ることが出来ますが、ボゾンのエネルギーは全て量子化されているのではないのでしょうか? それともボゾンが離散的なエネルギーを持つということが引力を生み出すキーポイントになるということなのでしょうか?

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