光合成による水の確認の方法

質問

中学一年生で習う　光合成による酸素の確認とかでんぷんの確認とかありますよね？
学校ではでんぷん、酸素の確認は終ったのですが
水の確認というのは　中学校では難しいので学習はしません　とのことなのですが。　どーしても知りたいので　実験方法とか先生に聞いても
「わかりません」　ということなんです。
なので　光合成による水の確認の実験方法を知っている方教えていただけると幸いでございます。

どうかよろしくお願いします。

回答No.5

romu-

光合成によって葉の中では大きく2つの理由でH2Oの量が変化していると考えられます。
原因は【化学的】と【物理的】の2種類です。　(言葉の選択が適切かどうかは自信がありませんが…)
量は後者の方が大きいです。

【化学的】原因
他の方の回答を参照してください。

【物理的】原因　(蒸散)
光合成の際、葉は気孔を大きく開いてCO2を取り込みます。
その時、水分を多く含む葉の内側が乾燥した外気と触れることで、
大量の水分が葉から外気へ蒸発します。

上記原因を２つまとめて光合成活動による水の変化と考えることができるなら
実験は以下の手順で十分です。

(1)コップに水を入れる。
(2)葉の付いた枝(40cm位)をコップに射す。(枝は水きりをする方が良いです)
(3)枝を囲むようコップにラップをし、水面からの直接の蒸発を防ぐ。

光を当てた状態だと葉の光合成活動により、水分の減りが早いです。
光を当てないと葉は光合成をしないため、水分の減りが遅いです。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B8%E6%95%A3

回答No.4

TTOS

#3です
水を利用することの確認は#3で紹介したサイトの「ソシュールの実験」を見て下さい。

回答No.3

TTOS

光合成の研究の歴史をたどると，科学の発達の歴史をたどるようで興味が尽きません。
参考URLをたどり，興味のある部分を詳しく調べてください。光合成の研究の歴史２にある「ルーベンの実験」が，光合成で発生する酸素は水由来だと証明した実験です。水と二酸化炭素で光合成がおこなわれます。

6CO2＋6H2O→C6H12O6＋6O2
この式はヒルの実験などから，光をうけとって水を分解する反応と，二酸化炭素を吸収する反応に分けられると考えられます。
12H2O→24[H]＋6O2
24[H]＋6CO2→C6H12O6＋6H2O

この2つの段階から光合成の一般式は次のようにまとめられます。

6CO2＋12H2O→C6H12O6＋6O2＋6H2O

注：酸素の同位体は放射性がなく，質量の違いで区別します。

参考URL：

http://www.geocities.co.jp/Berkeley/7940/kougousei.html

回答No.2

geneticist12

緑色植物の光合成では二酸化炭素(CO2)と水(H2O)を使って、炭水化物と酸素と水を生じます（光合成細菌では原料の水のかわりに他の物質が使われることも、たとえば紅色硫黄細菌ではH2S）。

水が原料に使われているか、あるいは産物として生じているかを証明するのが難しいのは、
・原料の水と産物の水の区別がつけられない。
・水はもともと植物体の中に豊富にあるので、反応による増減は調べようがない
ということではないでしょうか。

では、実際どうやって証明するか（あるいはどうやって証明されたか）というと、放射性同位元素を使います。たとえば、植物に原子量18の放射性酸素（*Oと現しましょう）で出来た水H2*Oをあたえて光合成をおこなわせると、生じる酸素は放射性の*O2、水は非放射性のH2Oになります。

また、仮に原料の水は非放射性、二酸化炭素をC*O2にして光合成をすると、できた水は放射性H2*O、酸素は非放射性O2になります。光合成の後、水を精製してその中に放射能があれば、光合成によって新規に水が生じ、その酸素は二酸化炭素由来だという事が証明できます。

回答No.1

kagami-syo

塾講師、家庭教師をしているものです

水の確認とはどういうことでしょうか？
光合成には水と光と二酸化炭素が必要だけれど、本当に光合成に水が使われているかという疑問でしょうか
それとも水草などが光合成によって酸素を発生させるが、それによって水中の水はどう変化するか　ということでしょうか？
どういうことを確認したいのか　具体的に教えていただけませんでしょうか？

補足

回答ありがとうございます
水の確認というのは
>光合成には水と光と二酸化炭素が必要だけれど、本当に光合成に水が使われているかという疑問でしょうか
のほうです。　
宜しくおねがいします。