• ベストアンサー

根本原理は言語で表現可能?

cafatabacoの回答

回答No.8

何の根本原理を説明するかによる気がします。 ですが言語では表現することができないことが存在するのは確かでしょう。 言語はツールである以上限界があります。 人間には出来ない、だから出来るように道具を作った。しかし道具にも限界があった。だから改良した。でも出来ないことがある。更に改良・・・。 これの繰り返しですから、結局は出来ないものが存在すると思います。 哲学も発展していけば出来ない言語で表現できないものが出てくるでしょう。 しかしこう考えてみてください。 言葉で表現できないから哲学するんじゃないですか? 哲学した結果表現出来ないものに行き着くのではなく、もともと表現出来ないものに哲学して、言葉を付けていく。 そう考えれば、哲学において「表現出来ない」という段階は行き着いていないとも言えます。ですので、行き着いた結果、表現できないのは矛盾しています。

rokujuuban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >言葉で表現できないから哲学するんじゃないですか? >哲学した結果表現出来ないものに行き着くのではなく、もともと表現出来ないものに哲学して、言葉を付けていく。 おっしゃる通りかと思います。 >言語はツールである以上限界があります。 こちらもまたその通りだと思います。 人間が存在する限り、哲学的な営みが無くなることはないと思いますし、人は言語というツールを永遠に磨き上げていくと思います。 しかし、言葉はどこまでいっても言葉(記号)なのではないでしょうか? 自動車はどんどん速く、快適に、燃費が良くなっていますが、空を飛ぶことはありません。 哲学が言語にこだわることは、どんどん性能が向上している高級車で、しかし海を渡れずに海岸をウロウロしていることのように思えます。 しかし人はいずれ飛行機を開発するか、自動車を飛べるように改良するかもしれません。 それは大変素晴らしいことですが、哲学でいうとそれは言語以外のツールを活用するか、言語を言語以上のものに高めることを意味するかと思います。 そうなったとき、たぶんその思想(?)は言語を超えていますから、論文で発表できないし、本に著すこともできないし、大学で講義することも至難なのではないかと…。 つまりそれは“学問としての”哲学を超えたものではないかと、逆に現状の言語というツールにこだわった哲学では、いつまでたっても海岸付近を高級車でグルグル周る現状から脱することはできないのではないかと、そういうふうに思います。 下手なたとえで失礼しました。

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