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磁石の仕事

hagiwara_mの回答

回答No.5

磁場中に置かれた、磁性体(鉄くぎ)のポテンシャルエネルギーをきちんと考えるなら、トルクの原因となる静磁エネルギー、自己(反磁場)エネルギー、(近づく際の)磁化過程のエネルギーなどを、全部考慮することになります。磁石や鉄くぎが有限の大きさを持ち、ぴったり重なることがないならば、何れも無限大にはなりません。 しかし、恐らく御質問の主旨は、こうした磁性体特有の問題でなく、無限の深さを持つポテンシャルと、ポテンシャルエネルギーの担い手に関する、一般的な疑問と思います。そうであれば、先のご回答者も指摘されているように、万有引力やクーロン引力のポテンシャルの問題に変えて考える方がいいでしょう。 大きさを持たない、純粋な質点や点電荷を考えてしまうと、引き合う2質点(2点電荷)の位置が一致するまで近づく過程で、限りなく大きい仕事がなされることになります。しかし、質点や点電荷は理想化した概念であって、現実の引き合う2物体には大きさがあるので、位置が一致することはできません。したがって、無限大の仕事がされることもありません。(ミクロな粒子なら量子力学的に扱う必要がありますが、ここでは触れません.) (ポテンシャル)エネルギーというのは、普通は、場の中の試験粒子(質点や点電荷など)が持つものとして表現されます。ただし、これはエネルギーが込められている場所を示しているわけではありません。一方、系の間のエネルギー移動を考えるときには、系が持つエネルギーという表現も使います。この流儀だと、引き合う2物体(およびそれらがつくる場)から成る系が、相対運動の運動エネルギーと、ポテンシャルエネルギーを持っていることになります。

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