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アルドール反応の立体化学

今、アルドール反応の立体化学について勉強しているのですが理解できないところがあります。 アルデヒドとケトンが反応した場合、6員環遷移状態を経由して反応が進行し、複数の化合物が生成するとのことですが(http://www.chem-station.com/odoos/data/on-ol-6.htm) 上のHPによるとz-エノラートからはsyn体、E-エノラートからはanti体が生成すると書いてあるのですが、6員環遷移状態からsynまたはanti生成物ができる立体化学がわかりません。 分かる方教えてください!!

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

参考URLに書かれている図のとおりに結合の切断と形成を行い、生じる分子を開けば(?)そうなると思いますが。 要は、6員環遷移状態におけるR1とR2の位置関係によって決まります。 置換シクロヘキサンの構造を思い浮かべて下さい。立体的な要因によって、R1はエクアトリアル方向にのびています。Z-エノラートではR2がアキシアル方法になり、E-エノラートではR2がエクアトリアル方向にのびていますよね。 そうすると、それぞれにおいて、Hがエクアトリアル、アキシアル方向にのびています。 すなわち、両者ではR2の結合している炭素の立体配置が異なっていることがわかりますよね。

nirvanana
質問者

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立体模型を使用したら分かりました。 ありがとうございます。

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  • ykgtst
  • ベストアンサー率30% (34/110)
回答No.1

6員環遷移状態がどのようなものであるかは逆に「z-エノラートからはsyn体、E-エノラートからはanti体が生成する」という現象から、わかるものです。  模型を作り、「z-エノラートからはsyn体、E-エノラートからはanti体が生成する」ように6員環の状態を作るとよいでしょう。  まずは棒6本の6角形を模型で作ってみては。

nirvanana
質問者

お礼

立体模型を作ってみたらわかりました。 ありがとうございました。

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