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カルボニルの保護について。
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オルトギ酸トリメチル=トリメトキシメタン。 大変失礼しました。書いてしまってから気づくなんて。 あとはチオアセタール保護でしょうか。 いっそ、Wittig反応でオレフィンにして、反応後にオゾン分解で戻すとか。 二重結合がほかにあったら厳しいですけど。 あらかじめほかの二重結合を保護しておくとか……。 思いつきなので、役に立たなかったら申し訳ないです。
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>C=Oの保護なのですが これは.私の関係した分野では.「立体を使うしか方法がないので」面倒で関係したことがありません(避けて通る)。
- rei00
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rei00 です。 補足拝見しましたが,保護しようとしているカルボニル基はキノロン環のカルボニル基ですね。 でしたら,このカルボニル基は窒素原子のローンぺアーと共役した状態にありますから,ケトンカルボニル基ではなくアミドカルボニル基としての性質が強いかもしれません。 また,ベンゼン環の存在がキノロンと4-ピリドンとの差ですが,それによって,キノロンの場合,4-ハイドロキシキノリンとしての性質が強いかもしれません。 いずれにすても,類似化合物での反応例を探された方が解決に近いような気がします。
- rei00
- ベストアンサー率50% (1133/2260)
大学院まで天然物合成の研究室にいましたが,“Protective Groups in Organic Synthesis Third Edition”を御覧になっているのであれば,それ以外には『何か良いカルボニルの保護法』って無いように思いますが・・・。 ところで,“Protective Groups in Organic Synthesis Third Edition”のどこを御覧になっているのでしょうか? 『キノロン誘導体のカルボニル』についての記載があるのでしょうか(手元の第2版では見られませんが)。どの様なカルボニル基かが解りませんので何とも言えませんが,キノロンのカルボニルであればケトンカルボニルとは性質が異なるように思います。 一般的なカルボニル基の保護反応ではなく,「Chemical Abstract」等で類似構造のカルボニル基の保護を行なっている文献を探すべきではないでしょうか。
補足
キノロンのカルボニルは4-ピリドンのカルボニルと類似した感じだと思うのですが、“Protective Groups in Organic Synthesis Third Edition”には確かにキノロンやピリドンのようなNやNHが入っているようなものの保護についての記載はありません。SciFinder等を使ってケミアブも調べているのですが、少し調査不足のようです。「Chemical Abstract」を使って類似化合物を含め更に調べてみたいと思います。
- turutako
- ベストアンサー率0% (0/1)
私は現役は卒業してるのですが、よく保護をしてました。 ”Protective Groups in Organic Synthesis Third Edition” をご覧になってるんですよね?私も愛用しておりました。 じゃあ、この際、保護ではなく、ちょっと遠回りしてみてはどうですか?下の方が書いてたように、COClにしちゃうとか。。。 ”急がば回れ”って日本語もありますしね。 あんまりちゃんとした解答でなくて、すみません。。。
補足
カルボン酸では無いのでCOClにできないのですが・・・。
英語の文献ですが、手に入るようでしたら参照くださいませ。 “Protective Groups in Organic Synthesis Third Edition” (Wiley-Interscience) たとえば、メタノール溶媒中、塩酸触媒で還流反応させるとか。 トリメトキシメタンを用いる方法もあります。無水メタノール溶媒、TsOH触媒で還流するそうです。
補足
“Protective Groups in Organic Synthesis Third Edition” を読んで一応、保護の実験をしてきているのですが・・・。
カルボニルの構造式を忘れてしまったので.とんちんかんなことを書いているかもしれません。エステルを作って末端COOHの反応を押えると解釈します。 チオニルクロリデで.末端をCOOHからCOClに代えて.R-OHと反応させる N3で.アジ化して.R-OHと反応させる。N3による皮膚炎に注意 しゅうりつが単反応で約95%と低く.試料がぐっと減るのでそれなりの覚悟が必要です。
補足
OHの保護ではなく、C=Oの保護なのですが・・・。
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