• 締切済み

抗体が認識する領域の表現について

抗体初心者です。 実験ツールとしての抗体(主にIgG,モノクロの事とお考えください)の認識部位に関する表現について確認したいと思い、ご質問させて頂きました。 よく抗体には立体構造認識型と配列認識型があるというような表現を目にするのですが、これはそんなに明確に分けられるものなのでしょうか?? そもそも抗体は結合領域の構造を認識して結合しているのだから、配列認識型と言っても、その実はその配列がとっている立体構造を認識していると考えて良いのですよね? そういう事であれば、全ての抗体は立体構造認識型なのではないのかなとちょっと思いまして。。 あるいは、エピトープが配列的に特定出来るか抗原にペプチドを使っている場合に、配列認識型であると表現するような暗黙のお約束があったりしますか? ちなみに立体構造を認識するタイプの抗体が認識している領域を実験的に確かめる方法ってあるのでしょうか?? 変な質問かもしれませんが、よろしくお願いいたします。

  • mana6
  • お礼率90% (45/50)

みんなの回答

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.2

私は、専門家でないので、アレですが(?) 結局、抗原は短いペプチドにされて、抗原提示されます。よって、その高次構造といってもペプチドの高次構造になると思います。(<ホント?) 以下、想像ですが: 立体構造認識型というのは、免疫沈降(立体構造が保持された条件)できるが、ウエスタン(SDSで変性、膜上で変性されている)では使えない。配列認識型は逆。一方、両方の型で、両方で使えることもあり。 実験的に確かめる方法としては、すなわち、ウエスタンで使えて免疫沈降で使えなかったりすると配列認識型ということになるかもしれません。(逆の場合、逆。)こういった挙動をする抗体はとても沢山あります(常識ですね)。 話の文脈で判断可能かもしれません。

mana6
質問者

お礼

ありがとうございます。 例えば、エピトープマッピングをする時に蛋白の部分部分をペプチド合成して決めたりしますよね。 でもこの抗体は立体構造認識型だから、そういう方法では決められないという言われ方をするんですが、でも短いペプチドで抗原提示されて、その高次構造がペプチドの高次構造という事であれば、この方法でエピトープを決められないというのは何でなのかなあ。と素朴に思ってしまったのですが、きっと私の認識のどこかで誤解が入っているのでしょうが。。。

  • ebikichi
  • ベストアンサー率35% (75/213)
回答No.1

これは抗原側の性質を現しているのではないでしょうか。 立体構造認識型とは「抗原を変性させると認識できませんよ」ってことだと思います

mana6
質問者

お礼

なるほど、裏を返せば確かに抗原側の性質と考えられますね。 ありがとうございました。

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