• ベストアンサー

ビオチン‐ストレプトアビジンの吸着反応

はじめまして。 私はビオチン‐ストレプトアビジンの吸着反応を用いたバイオセンサーの研究をしております。 その実験での質問なのですが、現在ビオチンを基板に固定化させ、巣とレプトアビジンを吸着させるという実験をしています。そこで、 ビオチンとストレプトアビジンはどれ位の割合で吸着するのでしょうか?例えば、ビオチンを100個基板に固定化させてストレプトアビジンを100個注入したら100個吸着するのでしょうか? 教授にも突っ込まれ大変焦っています。 どんなことでも結構です! どなたか教えていただけませんか?? お願いします!!!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Fiorina
  • ベストアンサー率38% (24/63)
回答No.3

#2です。 ビオチンの吸着率はどのくらいか調べてありますか? 500μMの溶液の中のビオチンが全て吸着されていれば、 結合定数から考えても、アビジンの吸着効率はかなり高いと思います。  実際問題としては、センサー表面にビオチンがどのように 結合しているかによって、アビジンが結合できなくなる可能性、 ブロッキング剤による結合の阻害、アビジンの非特異的吸着等を 考える必要がありそうです。固相への反応である上に、 アビジンはビオチンよりも分子量が大きいので、液体中での 移動も遅くなりますから、溶液を撹拌しないと結合までに 非常に時間がかかるかもしれませんね。いずれにしても、 溶液中に残存するビオチンとアビジンの量を測定しながら 結合量を調べた上で系をコントロールする必要があるかと思います。

その他の回答 (2)

  • Fiorina
  • ベストアンサー率38% (24/63)
回答No.2

>例えば、ビオチンを100個基板に固定化させてストレプトアビジンを 100個注入したら100個吸着するのでしょうか? たとえば100m四方の土地にボールを100個置いてそれを見つけるの は簡単ですが、100Km四方の土地だと難しいですよね。それに、 1人で探すよりも100人で探した方が早いし確実ですよね。 つまり、溶液濃度に依存する(今の場合は面積辺りのビオチンの密度も関係する) ということです。液相で反応させる場合と固相化して反応 させる場合でも反応効率や反応に要する時間が異なってくると思います。 一般的には液相で先に反応させた方が効率はよいでしょうが、ストレ プトアビジンは4量体構造で4分子のアビジンと結合してしまいますから その実験では、先にアビジンを固定化する必要があるでしょうね。

katsu3
質問者

お礼

Fiorinaさん> ご回答ありがとうございます。 私が使用しているセルの溶液を注入する部分は 約半径1cm高さ2cmの円柱をしており、ビオチンが吸着している面積は約半径1cmの円部分です。ビオチンの濃度は500μMです。 そこに、ストレプトアビジンを500nMの濃度で注入しています。 Fiorinaさんの意見では濃度によって反応する時間はかかるが100個全て反応するという見解でよろしいでしょうか?

  • ebikichi
  • ベストアンサー率35% (75/213)
回答No.1

ヒントです ビオチンとストレプトアビジンの乖離定数を調べてみましょう

katsu3
質問者

補足

ebikichiさん> お早いご回答ありがとうございます。 やはり解離定数が関係するんですね。ビオチン‐ストレプトアビジンの結合定数が10^15Mだったと記憶しているので、解離定数は10^-15Mでしょうか。 解離定数が10^-15Mである場合どのようになるのでしょうか?

関連するQ&A

  • ビオチン‐アビジンの吸着反応

    ビオチン‐アビジンの吸着反応の実験を行っています。 このビオチンを金単層膜に吸着させたいのですがビオチンを緩衝液で溶かし、その溶液中に金単層膜を沈積させれば、金単層膜上にビオチンの膜が形成されるのでしょうか? 些細なことでもかまいません。回答よろしくお願い致します。

  • ストレプトアビジンの大きさ

    実験でストレプトアビジンを扱っています。立体障害等を考えるために、ストレプトアビジンの大きさが知りたいです。また、できれば、ストレプトアビジン中のビオチン結合サイトの深さを教えていただきたいです。 実は修論が近く、調べつつも実験をしなくてはならず、はかどりません。どうかご存知の方、お教え願えないでしょうか?

  • 水蒸気吸着の導入量について教えてください

    基準容積=27ccで、死容積=21ccの容積部を使用して水蒸気を吸着させる実験を行おうとしています。容積部やセンサーは40度で温調しておき、吸着温度自体は25度で考えています。この様な器具を使用して測定を行う場合、基準容積に何kPa導入するとなんcc導入することになるのかの計算方法がわかりません。 お手数ですが、どのような計算方法を使用すれば良いのかご教授いただけないでしょうか?

  • ストレプトアビジンについて

    免疫染色を行う際、ストレプトアビジンを用いている事がありますが、 どうして使用しているのですか?? またストレプトアビジンについて何か参考にできるサイトがあれば教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 免疫染色

    パラフィン切片で、間接法とペルオキシダーゼを用いた免疫染色をしています。一次抗体、ビオチン標識二次抗体そしてHRP-ストレプトアビジンは、反応処理後回収して数回利用できると聞いたのですが、本当でしょうか?もし、一次抗体のタイプが異なる場合、例えばマウスIgMで用いたHRPは回収後、ラットIgGの際に使って大丈夫ですか?さらにもう一つ質問、DABは要時作製とプロトコール本には書いてありますが、保存できる方法もあると聞きました。 たくさん質問しましたが、よろしくお願い致します。

  • ストレプトアビジンの四次構造

    ストレプトアビジンの四次構造はどのような結合になっているのでしょうか?簡単にサブユニットに解離させたりできるのでしょうか?

  • ストレプトアビジンの溶解性

    ストレプトアビジンを5~10mg/mLの濃度で水あるいは緩衝液で溶解したいのですが、うまく溶解しません。水あるいは各種緩衝液への溶解度を知りたいので、情報がありましたら教えてください。 また、ストレプトアビジン化などを行う場合、通常どのような溶液としているのでしょうか?

  • 抗原抗体反応のモデル系

    これから研究室で新たにタンパク質の検出実験を行いたいと考えています。(バイオ系は素人です) まずはモデル系を用いて、ELIZAが正常に行えるか試してみたいのですが、カタログをみても山のように種類があり、どれを選んでよいのかわかりません。 ELIZAについてモデル系といわれるような系があれば教えてください。 また、ELIZAのキットも様々な種類があり、よくわかりませんでした。 マイクロプレートではなく、自作の基板上でELIZAを行いたいのですが、抗原・抗体・酵素標識抗体が液体の試薬としてセットになっているようなものはあるのでしょうか。 曖昧な質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

  • 酵素反応について

    私は、化学系の研究室に所属しています。 実験として、ジカルボン酸とジオールとリパーゼを用いて、酵素触媒重合を行い、ポリエステルの合成を行いたいと思っています。しかし、反応物の融点等とリパーゼの最適温度(50℃)の兼ね合いから、中々合成が上手くいきません。70℃付近で活性を維持しポリエステル合成を行える酵素はありませんか。ご教授いただければ幸いです。

  • ストレプトアビジンの総残基数について

    私は、現在、大学で化学を学んでいる学部 4 年です。 ストレプトアビジンを用いた研究をしておりまして、 その中の考察として、ストレプトアビジンの総残基数を 参考にしたいと考えております。 しかし、ストレプトアビジンの結晶構造解析に関する論文は 見つけられましたが、肝心の総残基数を示したものは 見つけられませんでした。 卒論の提出日が迫っており、大変困っています。 ご存知のかたがおられましたら、教えていただけませんか。