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女性の従軍慰安婦に対する感覚

先日、安部総理が、日本政府に謝罪を求める決議案が米下院に提出されていることについて、仮に採択されても、政府として謝罪する考えのないことを強調した件に関してのニュースがありました。 私は個人的には安部総理が好きではないのですが、この意見については拍手喝采でした。 ところが、その姿を見た妻が、私に対して変な目で見ていました。どうかしたかと聞いてみると、慰安婦は実際に存在し日本軍の兵士が利用していたこと、慰安婦には朝鮮人や中国人がいたこと、などから日本は謝罪すべきで、私の考え方が変だというのです。私は彼女の言うことは間違っていないと言い、その上で日本軍が強制的に連行した証拠が無いので日本政府が謝罪をする必要は無いと思っているのだよと伝えました。しかし、それで納得せずにやり取りをしたのですが、結局彼女は従軍慰安婦というものに対し生理的な嫌悪感を感じているようで、それが先立って『従軍慰安婦問題』=『日本が悪い』と結論付けているようです。 確かに、現在の日本の感覚で言えば売春は悪いことです。しかし、大戦以前は売春は必ずしも法に反したことではありませんでした。だから、現在の常識で過去を判断することが変だと言ったのですが、妻に言わせればそれは男性の論理であり考えが偏っていると、非難してきます。いや、私だって、今の日本で売春が問題になればそれは悪いことだと言いますよ。ただ、私が問題にしているのは「従軍慰安婦が問題だ」ではなくて、いわゆる日本軍が強制連行して性の奴隷にしたという『従軍慰安婦問題』についてなんですが…。 というわけで、うやむやのまま会話が終わり、妻は従軍慰安婦問題について日本に責任は無いという考えの私を「口では売春を否定しながら、本音は男の論理を振りかざし売春を認めている」といった目で見ているようです。 前置きが長くなりましたがここからが質問です。できれば女性の感覚をお聞きしたいので、女性に答えていただければありがたいです。 いわゆる『従軍慰安婦問題』を否定する私や安部総理に対して、男の一方的な論理に偏っていて、女性の人権を無視しているという感覚を持たれますか? また、どのような点が男の論理だと感じられますか? それとも私の妻の考えが変なんですか? 妻と二人で話をすると、妻があまりにも自信満々で私のことを変だと断言するのでよく分からなくなりました。客観的なご意見を是非お聞かせください。

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noname#129145
noname#129145
回答No.14

冷静になって書き足します。とても真面目に時間を費やしています。 多分 奥様や私と、意見(理論)が分かれる理由は あなたの理論完成度が高くても あなたの理論でしか答えは出ないからです。 理論とは 出発点により様々な答えが出てくるものです。 理論の 出発点には、視点や環境、性別、その人の経験・立場・思考も含まれます。 数理学の定理のように 一定の同じ条件下で追求される、事項なら 答えはひとつの方向へ。(まれにそうでない定理もありますが) あなたの意見、理論は 完璧で 間違っていないし その条件下では 疑問は疑問のままです。 その他、政治など情勢、国、地域により ある理論は成立しても、出発点が異なる為 一方では正しく、他方では間違いの結果を招く 理論が生じます。 理論とはそういうものです。 もし、理論の説明が疑問の場合 理論についてご自身で勉強追求してみてください。 これに、私には質問しないでください。 (回答できません。専門家でないので) 説明本も売られています。 残念ながら あなたの なさった質問は、たくさんの要素が含まれ 様々な枝葉を広げる回答(理論)が成立します。 あなたご自身が、回答された方々の理論に納得、疑問を抱いたり わからないと仰るのは当然のことなのです。 回答する方の立場になることでしか、完全理解は不可能でしょう。 数理の実験ではないので、回答する知識・環境など 同条件になることは不可能です。 したがって 奥様とは意見が理論が違って当然なのです。 あなたが変なのではなく、当たり前の事実。 余計な一言をつけたくなるほど あなたのご返事は、私を不愉快にさせました。 正直にあなたが、仰ってくださるので書きました。 私も正直に書きます。 >いかがなものかと思いますよ。 あなたの様々な発言に いかがなものかと 私も思って書いた捨て台詞です。 理論を成り立たせ解決を求める 姿勢も必要性ですが あなたご自身を 数理的条件枠から外し 合憲や条約、契約ごとの合理性だけを述べるのでなく 今後は、情緒や感情を 奥様と分かち合う事をお願いします。 おそらく、私も奥様も >良いか悪いかは別の話です。 議論上、必要ないかもしれませんが 情緒的には必要な要素だと思います。 外した事で、話がこじれたと思われます。 >過去においては売春は何の疑問を持つ余地の無い当たり前のことだった、のだと思います。 私はそう思いません。困窮しても、出来れば体を売りたくないし 時代が違っても、自分の娘を売りに出したくありません。 時代が違っても、あなたの奥様も、売りに出されたくありません。 時代が違っても、あなたが女性であったら、売ってもよいと決断できる人だと言っているのだなと感じるだけです。 >繰り返しますが、良いか悪いかは別の話です。歴史的な事実として、売春は合法的な商売であったわけです。 その現在とは異なる、当たり前の感覚を実感できるかなと思い、挙げた例でした。 丁寧な返答ですが、 >当たり前の感覚を実感できるかな 実感したところで 売春は合法的過去があっても、良いものと私は思いません。 奥様も多分 あなたのそんなお考えを言葉を求めていません。 簡単な結論として 人間として、ダメなことはダメで 悲しいこと、虚しいことに、理論ではなく情緒で答える必要もあること。 もちろん嬉しい事にも。 売春が合憲であったか否かより、 奥様は  女性が悲しい目にあった歴史などが、  悲しい事だと 夫が思っているのだろうか 情緒的表現が、 あなたに足りないと感じてしまった。変な人という意見が出た。 理論を説明追求するあまりに。 わたしは、歴史で、仕方なく起こった、悲しい事、残念な事を 総合して 無念であると述べたかったのです。GHQの例もそれに準じます。 人々が、残念に思ってくれるのであれば 繰り返さないでほしい(事柄はたくさんある)と 情緒表現しました。

greenhouseeffect
質問者

お礼

ありがとうございます。 貴女のお答えがまさに私の欲していたものです。 私は慰安婦問題を歴史という学問としてとらえており、情緒的な観点をあえてはずして考えています。 何故なら、当時の常識は当時の人間にしか分からないからです。普遍的な価値観など無いのです。一夫多妻について現在の価値観と、例えば平安時代の価値観は違います。例え数十年前の出来事であっても、当時の価値観が現在のものと同じとは限りません。 現在の私の価値観でいけば妻が体を売るなんてもってのほかです。どんなに困窮していても絶対にそんなことはさせません。できればさせたくないなんてことは絶対に言いません。そんな選択肢すら存在しません。 そんな現在の価値観と、生活に困窮したからできればしたくは無いんだけど娘を売ったという昔の価値観が同じですか? …などと、考えているわけですが、そんな私を貴女のような目で見ればさぞ奇異に見えることでしょうね。まさに貴女の仰るとおり、情緒的表現が足りないと感じたのでしょう。 しかし、 >今後は、情緒や感情を 奥様と分かち合う事をお願いします。 とありますが、(注;以下、どこかで見ているかもしれない妻に向けて) 情緒や感情抜きで話をしたかったのにその思いを理解できなかった貴女と、貴女の気持ちを理解できなかった私と、勘違いはお互い様ですよね。なら、まず相手を理解できなかった自分を疑ってみてください。根拠の無い確信を持って人のことを見下すのはやめてくれない?

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  • kigurumi
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回答No.13

「売るほうが悪い」「いや 買うほうが悪い」 という論争に似ています。 「買う客がいるから、売り手もそれにあわせて転職する」 需要と供給のバランスが絶妙だったのか。 奥さん「男はみんな不潔よ だからあなたも不潔! つまり あなたは男だから 不潔なの わかった! 私は女だから偉いの わかった_?」とキャーキャー言って、結局 感情論に発展しているので、そうなると無理だと思います。 そうなると一つ一つ冷静に、どうしてそういうことになったのか 考えてくれないと思います。 無理。 女は頭じゃなくて子宮でものごとを考える と言われますが、残念ながら 確かに少なくない女性は子宮 つまり 感情で、事実がどうであろうと 私は好き 嫌い で考えていると思います。 以前見た番組。 インドネシアで売春宿に中国の女性がいたんですね。 テレビクルーは企画をして、その少女がもしかして、、、と思って聞いてみたら、中国の山村に暮らしていて、叔母と町まででかけて、そこで誘拐されて、売春組織に渡され、各国を転々をさせられ体を売らされていたらしい。 最初 日本人クルーが近づいていったとき「今度は日本か どこでもつれていきやがれ!!!!」って叫んだらしい。 それで客じゃないし 売春組織でもないと話して彼女を救出してあげるともちかけた。 彼女を連れ出して、山村に帰してあげたんです。 彼女は大喜びで両親に走りより、クルーは劇的対面に涙して、ナレーションでも「よかった よかった」って。 私、その画面を見て非常に違和感を覚えました。 両親の反応が マズーーーな顔をしていた。 やっといなくなった娘が帰ってきたのに、全然喜んでいないばかりか 目も合わせない。 私 直感で思いました。「両親に売られたんだ」 叔母に仲介になってもらって、娘を売り飛ばした と思えました。 従って両親も叔母も金をもらっているのに、娘が帰ってきたら ヤバイじゃないですか。 金返せって。 しかも、人身売買は違法だと思うので日本のテレビ局のやったことは、問題ないかもしれませんが、交渉成立して商売として成り立っていたとしたら、日本のテレビ局がやったことは、窃盗になってしまう。 誘拐かもしれない。 従軍慰安婦問題。 http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/ianhu.html 朝日テレビがあるとき さかんに報道しだした。 そうか 知らなかったが隠されていた真実 っと国民は驚き それを事実だと信じてしまった。 あまりにもいいつづけられるので、調べた人がいた。 まず、従軍慰安婦なんて言葉はその当時は無かった。 本にしようとした人が、インドネシアで従軍慰安婦だと名乗り出たら金を払うと募集をかけたら、ものすごい人数が申し出てきた。 当時の町の人口からしてありえない数の自分は慰安婦だったと名乗り出た人たち。 金を取れるとわかると、見事に作り話をしてくれ、日本人の涙を誘ったのに、後で全部嘘だったとバレてしまった人もいた。 その人は全く関係ない人で、涙涙の演技をしていただけ。 出演料 がっぽり。 「日本軍が村にいって泣き叫ぶ娘らを拉致した。」といわれている。 「せめて 両親にお別れをさせて」と言っても無視され トラックに載せられた と。 両親が何故か近くにいなかったのか。 騒動をききつけて やってきもしない。 村人は日本軍により なすすべもなく 阻止もせず 呆然と見ているだけだったのか? それとも にんまりと ポケットに入ったお金を触っていたのか。 業者は日本人ではない。 同じ現地の仲買人。 だから両親はそこらにいなかった。 という疑いもある。 http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/ianhu.html 何故 日本のテレビ局が突如言い出したのか? 誰が仕掛けたのか? 何のために? それまで言われていなかったのに、実際 慰安婦みたいなことに従事していた人がいたとしても、どうして言わなかったのか? 恥ずかしかったから? 金が出るとわかると どうして 目の色変えて群がったのか? 金目当てで群がれるのに、金が出るとならなかった時は、黙っていられたのか。 それとも そういう事実は無くて、ふりをしても当時の記録は無いから、バレやしないと思ったのか。 それともなったが、農村でひもじい思いをするよりいいからと 自らなったのか。 もしくは 納得づくでなったのか。 奥さんは「そういうことを言っているんじゃないのよ。日本人が外国の女性とエッチしたという事実が問題なのよ! それは自ら志願したとか しないとか関係ないの。 妻以外の女とセックスする男が悪いのよ!」というかも。 そういう奥さんだったら この問題は 奥さんと話をしても 永久に溝は埋まれないと思うんですね。 「男は不潔よ! 触らないで 汚らわしい いや!」じゃあ 慰安婦問題など全く考えていないって証拠ですよね。 彼女は慰安婦問題になど関心が無いんです。 どうでもいいんです。 所詮 他の女のことなど。 とにかく 旦那に負けるわけにはいかないと「妻意外とエッチするのは犯罪です」という主張なのだから。 彼女には無理。 他の女のことなど真剣に考えようとしない女を相手にしても、意味ないじゃないですか。 私は金のためなら嘘をつくこの女たちのしたたかさ ずうずうしさ いや たくましさにびっくりしました。 奥さんに言ってあげましょう。 女はお前が考えるより もっと もっとしたたかで たくましいようだよ って。 きーーーー! ってさらに油注ぐでしょうか ^^;

greenhouseeffect
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 リンクされているページについてはざっと目を通しただけですが、Ganymedeさんの論理と真っ向からぶつかっているようで、読み比べるのが楽しみです。 また、妻には絶対見せられませんが、笑って読ませていただきました。 >とにかく 旦那に負けるわけにはいかないと の部分は、kigurumiさんが意図されていたものとは違うかもしれませんが、妻は私に言い負かされることを極端に嫌いますので(負けそうになったらすぐに実家に帰るだの言ってごまかしますからね…)、まるでウチの事情を全部知ってるの!?とびっくりしました。たぶん、慰安婦問題もどうでもいいのだと思います。 最後に、 >奥さんに言ってあげましょう。 >女はお前が考えるより もっと もっとしたたかで たくましいようだよ って。 絶っっっっ対に言いません!!

  • tryouts
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回答No.12

数時間違う電車に乗ったのに関わらず、後付の痴漢冤罪みたいな感じと説明してみるのはどうでしょう。 当時、従軍慰安婦であったと証言した女性は、1944年~1947年にわたって・・・と証言台でしっかり証言していました。 でも戦争はとうの昔に終わってしまってます。 日本軍自体存在していない時期に、従軍することなんて不可能です。 (他の証言も物証が無いこと事態不思議ですが・・・) これを最初の例えにしてみると次のようになります。 「この人が犯人です」と帰りの駅のホームで指差されました。 指差された人は7時半の電車に乗って出勤していて、指差した人は時差通勤で9時の電車に乗っていました。 確かに痴漢は悪いことで許されざることだけど、同じ電車に乗ってない人が痴漢することなんて無理じゃない? 従軍慰安婦の問題もこれと同じ冤罪か否かが焦点なんだよと。 個人的には従軍慰安婦問題は、美人局ではないかと思っています。 強制ではなく給与がいいから手を挙げて自分からなったに関わらず、後から実は強制だったから金よこせと脅迫している感じの。 国と国の関係で見れば、如何に相手に対して良いカードを持つかは重要な外交戦略の武器になるので、まさに造られた武器だなと。 ある意味敵ながらあっぱれな戦術(^^;

greenhouseeffect
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 従軍慰安婦だったと証言した女性の話は目にしたことがあります。年齢的におかしかったものも確かありましたよね。まぁ、それがすべてではないでしょうがそのような例を目にしてしまいますと、つい疑って見てしまいますよね。

  • Ganymede
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回答No.11

私は男ですが、結論から申し上げますと、奥様(の直感)が正しく、ご質問者の考えが足りないように思います。考え方の違い、「男の論理」vs.「女の感覚」という以前に、失礼ながらご主人の勉強不足かも知れません。まあ、人に「考えが足りない」と言えるほど、私も深く考えているわけではありませんが、他の質問で書いた回答を少し書き直してお目にかけます。国会答弁については、次のデータベースから引用しました。 国会会議録検索システム(国立国会図書館) http://kokkai.ndl.go.jp/ (1) 河野談話 慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(1993年8月4日) http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html この談話を、「証拠もなしに軍による強制連行を認めた!」と攻撃する人がいる。しかし、そういう人は、実際には全文を読んだことがないのだろう。どこにもそんなことは書いてない。 この談話によれば、「旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した」のは「慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送」である。慰安婦を軍の車両や船に乗せて運んだ事例があることは、記録が残っている。この点から言っても、慰安婦は「追軍売春婦」(勝手に軍を追っかけて売春する)ではない。 例えば、主計士官だった中曽根元首相は、「兵どもが婦女暴行事件を起こしたりするので、慰安所を作ってやった」というような回顧をしている(ネットで検索しても出てくると思う)。「作ってやった」と言っても、当時の中曽根が一から慰安所を立ち上げたわけではあるまいが、業者を呼んで(二人三脚で協力して)設置したということだろう。 また、「慰安婦の募集」に当ったのは、「主として」「軍の要請を受けた業者」であり、軍が強制連行したとは書いてない。「甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり」、それには「官憲等が直接これに加担したこともあった」。この「官憲」とは、官庁・役所など、特に警察関係をいう言葉である。この文脈において、軍を指し示しているとは解釈しがたい。 「加担」の語義は、「力添えをすること」「仲間になること」だ。「官憲等が直接手を下した」とは書いていないのである。背後で協力する(目こぼしする)場合も含まれる((2)で後述)。「直接これに加担した」とあるが、「加担」自体が間接的な表現であるから、「間接的な加担」では重畳表現の嫌いがある。「直接これに加担」は形容矛盾ではなく、官憲が業者に便宜を図るにしても、間に(トンネル団体を挟むなどの)ワンクッションを置かずに便宜を与えた、というような意味合いが考えられる。 要するに、御多分に洩れずこの談話も官僚的作文なのであって、慎重な書き方がなされている。誤りだと決め付ける人間は、日本語の読解力不足ではなかろうか。あるいは、政治的思惑から、わざと日本に不利なように曲解した上で、難癖を付けているのではないか。 また、「慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった」。これはその通りだろう。以上から分かるように、「河野談話は軍による強制連行を認めた」というのは、デマである。逆に、注意深くそれを避けたうえで、軍の「関与」を認めた談話である。 そもそも、内閣官房長官は政府のスポークスマン役であって、河野談話は河野の私見ではなく、宮澤内閣による政府公式見解である。 安倍首相は、「河野談話には誤りがある」という説に固執する一方、「河野談話を継承する」と決定した。矛盾した態度と言うほかない。少なくともこの件に関する限り、安倍が「高度な政治的判断」のような上等なことをしたというより、身から出た錆であろう。そもそも彼は、河野談話の見直しを強硬に要求する「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の事務局長だった。 新しい歴史教科書をつくる会Webニュース http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_060216.html つくる会発足の直後、「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(現・日本の前途と歴史教育を考える議員の会)が結成された。(引用終り) 自民党・日本の前途と歴史教育を考える議員の会(教科書議連) http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/siryou20051103.htm#4 (2) 軍関与売春への移行 例えば韓国・北朝鮮の国民常識では、「朝鮮半島出身の日本軍慰安婦はほとんど強姦の被害者だった」と考えられているらしい。「女子挺身隊」の名で徴集して強制的に慰安婦にした、などである。それを補強するとみられた、吉田清治(元山口県労務報国会動員部長)の済州島体験記も現れた。「衆院・予算委員会・昭和60年02月14日」では、佐藤観樹議員が吉田の『私の戦争犯罪』を朗読して、政府の見解を問い質している。 しかし、それは流言蜚語やフィクションの類だったことが判明した。秦郁彦が現地調査して吉田の記述内容を突き崩し(1992年)、吉田は有効な反論ができなかった。彼の「体験」記は迫真の描写で、「これが創作だったとは!」と唖然としてしまうのであるが、彼の本に依拠していた人々の痛手は大きかった。 だが、これで慰安婦問題は解決……と糠喜びしたのも束の間である。話はそれほど単純ではなかったのだ。 時期は前後するが、「参院・予算委員会・平成02年06月06日」で労働省職業安定局長・清水傳雄は次のように答弁した。 「従軍慰安婦なるものにつきまして、古い人の話等も総合して聞きますと、やはり民間の業者がそうした方々を軍とともに連れて歩いているとか、そういうふうな状況のようでございまして、こうした実態について私どもとして調査して結果を出すことは、率直に申しましてできかねると思っております」。 これが、返す返すも軽率な答弁であったことが、のちに明らかになっていく。さてここで、次のように図式化してみよう。 |(a)売春なし|(b)業者売春|(c)軍関与売春|(d)軍強制連行| 「調査して結果を出すことは、率直に申しましてできかねる」と言った日本政府だったが、盧泰愚・韓国大統領などにせっつかれて、やっと1990年ごろから第2次大戦時の資料を調べ始める(終戦直後に多くは焼却・散逸して、残りは保存したまま未調査だった)。 その結果、「日本支配地域のどこでも(d)が常態」という説は否定された。一方で、(c)を窺わせる文書が出てきたのである。単に「民間の業者がそうした方々を軍とともに連れて歩いている(すなわち(b))」ではなかったのだ。(b)、(c)は業者が売春業を行うが、(c)は軍が単なる客にとどまらず、業者に便宜を図ってあれこれ関与するという点で違いがある。 (a)は理想状態だが、事情通の話では売春のない国はないそうである。軍の基地・駐屯地の周りには、売春業者が店を出すものと相場が決まっていて、(b)の状態になる。そういう売春宿はしばしば性病の巣となる。兵隊がもらってくるだけでなく、うつし返してピンポン感染したり、閨(ねや)の語らいで軍機を漏らしてしまう者までいる。 軍としては、「これではいかん」と管理に乗り出したいのは山々だろう。しかし、そこには越えてはならない一線が当然ある。軍ともあろうものが、女衒に力添えしたり貸座敷まがいのことに手を染めてはならないだろう。売春は、あくまでも業者がやっていることで、軍・官憲はそれを取り締まることはあっても、便宜を与えたりしては醜聞になる。 しかし、日本軍は(b)から(c)へ大幅に踏み込んでいった。追っ払っても軍に付きまとってくるような売春団は昔からいたけれども、戦線の拡大につれて、それでは大幅に娼婦が不足すると日本軍は判断した。軍のこの意向は(非公式に)業者の知るところとなり、業者は軍の意を体して動いた。 日本軍の慰安所政策について(永井和、日本近現代史) http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/works/guniansyo.html 業者は慰安婦集めの際、「私どもは軍のお声がかりで募集している」というようなことを言った。これに対し、和歌山県田辺警察署は「ウソつくな」と取り締まろうとした。「いやしくも皇軍が売春を勧奨するわけがない。お前ら業者が勝手にやってることであろう」と。 そして、その業者の供述に出てきた遠方の警察署に、真偽を問い合わせたのである。それに対する回答は、「内務省から非公式の依頼があって、こちらでその業者に便宜をはかった。そちらでも然るべき取り計らいをお願いしたい」というようなものだった。この回答を受けて、その業者を取り締まることは中止された。 つまり、田辺署は従来どおり(b)の頭で判断して取り締まろうとしたが、軍と内務省は既に(c)に方針転換していたのである。それが伝わって、取り締まり現場でも業者に便宜を与えるように変わっていく。一言でいえば、軍・官憲・業者は多少「ぐる」になったのだ。完全な「ぐる」ではないから、取り締まりも行なったが。 内務省警保局長通牒(1938年2月23日付)はそのことを示唆しており、かつ、ぐるだと公言する業者は取り締まれと指示している。また、軍中央から北支那方面軍および中支派遣軍に「軍慰安所従業婦等募集ニ関スル件」が発せられた(1938年3月4日付)。慰安婦募集にあたる業者を適切に選定せよ、各地方警察・憲兵と連絡を密にとれ、というものだった。 (3) 日本の人身売買 慰安婦問題では、日本も韓国も足元を見られている。韓国の弱点は、「断じて売春ではなく強姦だった」、「日本軍人が韓国から数多(あまた)の女性を強制連行して慰安婦にした」と、裏付けの乏しい主張に固執していることである。 その一方、日本も外国から足元を見られていることを、知らない日本人が多いようだ。それは、歴史的に日本の公娼制が人身売買の温床として悪名高かったということである。以下は、『世界大百科事典』(平凡社)、『大辞泉』(小学館)からの引用に基づく。 マリア・ルース号事件は、日本が当事者となった国際裁判の最初の事例として歴史に残っている。1872年(明治5)、横浜寄港中のペルー船マリア・ルース号から、中国人苦力(クーリー。19世紀後半、黒人奴隷に代わる労働力として売買された)が虐待に耐えかねて逃げ出した。「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」というわけで、日本はこの苦力を保護し、ペルー船船長を訴追して虐待行為で有罪とした。「奴隷輸出は公序良俗に反する」という法理で、苦力を解放した。 これに対し、ペルー側弁護士は意外な反撃に出た。日本の遊女の年季証文を入手して法廷に提出し、日本ではもっと過酷な奴隷的契約が行われていると非難したのである。諸外国注視の中で、日本では国家が人身売買を公認していると指摘されたことは、不平等条約の改正をめざす政府にとって痛恨事であった。政府は「皇国人民ノ大恥コレニ過ギズ」として、直ちに人身売買の禁止と芸娼妓解放を含む太政官布告を出した(娼妓解放令)。 ただし、政府には遊郭を廃止する意思はなく、遊女屋は貸座敷業者と名を変え、娼妓に座敷を貸す形式がとられた。往年の身代金の実質は残り、娼妓に対する人身拘束は依然として変わらなかった。解放令は骨抜きとなり、売娼制度は廃止とならずむしろ隆盛に向かった。 つまり、日本は法律上奴隷的拘束を禁じながらも、娼婦については人身売買が横行し続けたのである。これは現代で言うなら、公娼制が廃止されて売春防止法ができ、管理売春が罰則付きで禁止されているのに、実際には管理売春が盛んである事実と、通じるものがあるだろう。 以上より、「昔は公娼制があったから、慰安婦は問題ない」という主張は、誤りであることが分かる。その日本の公娼制が、問題ありだったのだ。ヨーロッパなどでも歴史的に娼婦の人身売買はみられるし、公娼制もあったが、廃娼運動が盛んになり徐々に改革が進んだ。日本でも取り締まりは行ったが、どうしてもそれらの国に数十年遅れをとっていると見なされ、日本の公娼制は一種の奴隷制の側面があると、当時から諸外国に思われていた。今日、米国議会(の一部)が日本軍慰安所政策に対する非難決議に熱心なのは、日本のこういう歴史的弱点を知っているからでもあろう。 (4) 皇国人民ノ大恥 「慰安婦問題とは、軍が強制連行したかどうかである」という認識は、誤りである。日本の業者の実態が当時でも問題だったのであり、業者に軍・官憲が加担したとなれば、「皇国人民ノ大恥コレニ過ギズ」の事態にならざるを得ない。 「慰安婦のようなものはどこの国にもある」という人が挙げる例を見ると、(b)と(c)とをごちゃ混ぜにしているのが常である。そんな雑なことでは、外国の日本批判論者に(c)と(d)とを混同されても文句を言えなくなるだろう。日本政府の公式見解は(c)なのに、(d)の意味にとる人がいる(外国でも勉強している人は(c)と知っている)。 現在(2007年3月)も米下院で、日本軍慰安婦問題に関する決議案が審議中である。日本が指弾され続けるのは、なぜか? 「言いがかりを付けられてるだけ」というのは被害妄想である。例えばの話、日本軍による重慶爆撃(1938~41年)は国際法違反の疑いが言われていたのに、東京裁判で処罰されなかったようだ。「戦略爆撃」に関しては米軍の方が大規模で、この問題を俎上に載せると、米国にとって都合が悪いためである。一方、米国が慰安婦問題を取り上げ続けるのは、それとは異なり日本に弱点があるからだ、というのが合理的な推理ではあるまいか。バカウヨクは何でも「反日勢力」とやらのせいにしたがるようだが。 米軍の性対策の歴史については、次のサイトが詳しい。 アメリカ軍の性対策の歴史―1950年代まで(林博史、政治学・国際関係論) http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper71.htm 日本の国益からみると、旧日本軍の慰安婦問題と、米軍の性暴力とをリンクさせるのは愚策かも知れない。なぜなら、現在米軍は、日本を含む諸国で性犯罪事件などを頻繁に起こしているが、自衛隊はそうではないからだ。リンクさせて得をするのは米国であって、日本ではあるまい。日本が在日米軍の犯罪を批判すると、「お前が言うな。従軍慰安婦問題はどうした」と言い返される羽目になる。つまり、日本としては切り離しを心がけるべきであって、自分からリンクさせていくのは、軽率もいいところだ。 だいたい、「ほかの奴もやってる」という言い逃れは、下種(げす)のすることである。旧日本軍慰安婦問題は、旧日本軍慰安婦問題として解決しなければならないだろう。 前出の「内務省警保局長通牒」では、慰安婦の募集時に、業者が軍との関係を公言することを禁じている。(b)を不道徳と言うのは綺麗事かも知れないが、(c)は軍にとって不面目なことに違いないからである。日本軍は、慰安婦を軍の船や車両に乗せて運んでいた。娼婦が勝手に追いかけてくるならともかく、娼婦を連れ回しながら転戦するような軍隊は、敵から笑われても仕方がない。日本軍だけではなかっただろうが、わが皇軍もそういうふざけた軍隊の一つだったわけである。 日本軍の慰安所政策について(永井和) http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/works/guniansyo.html この論文の「追記(2005年6月12日記)」の主計少佐の本の「慰安所ノ設置」うんぬんは、拙文(1)の中曽根元首相の話とも通じると思う。 元日本兵の証言に見る日本軍慰安婦(林博史) http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper02.htm 元サンケイ新聞社社長鹿内信隆は桜田との対談で、陸軍経理学校時代の話が「慰安所の開設」になったとき、次のように語っている。 「そのときに調弁する女の耐久度とか消耗度、それにどこの女がいいとか悪いとか、それからムシロをくぐってから出て来るまでの“持ち時間”が将校は何分、下士官は何分、兵は何分――といったことまで決めなければならない(笑)。料金にも等級をつける。こんなことを規定しているのが『ピー屋設置要綱』というんで、これも経理学校で教わった。」(桜田武・鹿内信隆『いま明かす戦後秘史』)(引用終り) 「衆院・社会労働委員会・昭和43年04月26日」で、厚生省援護局長・実本博次は次のように答弁した。「慰安婦」と軍「との間には雇用関係はございません」が、「軍が相当な勧奨をしておったのではないかというふうに思われますが」と。昭和43年(1968年)といえば、吉田清治が『朝鮮人慰安婦と日本人』(1977年)、『私の戦争犯罪』(1983年)を出す前であり、千田夏光が『従軍慰安婦』(1973年)で初めて「従軍慰安婦」という造語を世に送り出す前である。むしろ「従軍慰安婦」問題がかまびすしくなる以前の方が、実情を察知した答弁を国会で行なっていたことになる。 (5) 治安地区と敵性地区 戦地でなかった朝鮮半島と、戦地であった中国・南方とでは、事情も異なってくる。治安が保たれていた所では、軍みずからが強制連行するよりも、まず業者を使って集めさせたようだ。 解説 中国人元「慰安婦」の証言(林博史) http://www32.ocn.ne.jp/~modernh/paper05.htm ところで笠原氏が指摘しているように、日本軍の支配が一応確立していた「治安地区」では「日本軍当局によって婦女陵辱行為は厳しく禁止され」ており、女性を軍が拉致するようなケースはほとんどなかったのではないかと見られる。 要するに抗日勢力が強いなどの理由で日本軍の支配が安定せず、「抗日分子」の粛清=住民虐殺をおこなっていた地域における「慰安婦」の徴集の方法の典型的な事例がここで紹介する四人であると言えよう。(引用終り) この林氏の解説にあるように、「敵性地区」では日本軍人による拉致監禁輪姦事件も発生していた。インドネシアで起こった「白馬事件」(被害者は現地のオランダ人少女ら)などは有名である。それらを慰安婦とはまた別の事例とする考え方もあろうが、管理売春の過酷な労働実態と、拉致監禁輪姦事件とを、「日本軍の性暴力」としてまとめる考え方もある。そのまとめ方で行くと、慰安婦というのは(c)を基本としつつも一部では(d)もあったことになる。 (6) セックススキャンダルの衝撃 慰安婦問題は、売春・性暴力からDV(ドメスティック・バイオレンス)に及ぶ現代の諸問題と関連付けられ、各国の研究者に論じられるようになった。さらに、ショッキングな題材としてマスコミが取り上げ、国際的セックススキャンダルの性質まで帯びてきた。性がらみの醜聞には恐るべき影響力がある。イメージを失墜させるのに、これほど効果的なものはなかろう。 「日韓条約などで賠償問題は解決済み」と言ってみたところで、それは法律論である。政治的・国民感情的な解決はそれとは別で、長引けば長引くほど、日本の国際的評判にボディーブローのように効いてきたのが実情だ。政府の対応が遅れていたなら、市民団体や野党などが尻を叩かねばなるまい。日本政府は問題解決のため「アジア女性基金」を設立した。 アジア女性基金 http://www.awf.or.jp/ macska(小山エミ)は米国議会調査局の報告書を入手し、ブログで公表した。彼女はコメントと解説で、「バカサヨク」も「バカウヨク」も撫で斬りにしている。 日本軍「慰安婦」問題についての米国議会調査局の報告書(macska dot org) http://macska.org/article/134 米国外交当局の視点から見た「慰安婦」問題:議会調査局報告・解説(macska dot org) http://macska.org/article/135 このように、河野談話に基づくアジア女性基金の活動などもあったからこそ、日本は諸外国から一定の評価を得ている。批判もあるが、「日本政府はそれなりに努力した。何もしていないという批判は公平ではない」と認められるようにもなった。安倍内閣も、当然その恩恵にあずかっているのである。それにもかかわらず、河野談話を貶めたがるのは、天を仰いで唾するに等しいだろう。 吉田清治証言もひどいものなら、「従軍慰安婦は民間の業者が連れて歩いていたもので、実態について国として調査することはできかねる(発言要旨)」と言った政府答弁(参院・予算委員会・平成02年06月06日)もまた、お粗末極まりないものだった。 信憑性の乏しい吉田の著作などに基づき日本を非難するような国が、いまだにあって、それらの事実関係の誤りには反論すべきである。しかし、そうすると今度は「日本はいまだに過去の行為を隠蔽しようとしている」と言われる。要するに、日本の落ち度を隠したまま「局地戦」(例えば強制連行の軍命令の有無)で勝っても、国際的信頼の回復にはつながらない。昔の日本の過ちを自ら剔抉し、全体像を解明して公表することこそ、スキャンダルを克服する道である。 最後に、安部首相の「決議案が米下院で採択されても、政府として謝罪する考えはない」という発言について。それはそれで一つの選択肢だろう。この動きの前から、すでに安倍内閣として河野談話を継承すると言明している。また、米国議会の諸外国に対する決議の中には、過去に妙なものもあった。外交は基本的に大統領が取り仕切る(議会とホワイトハウスは、対立したり、持ちつ持たれつだったりである)。慰安婦に関する決議案は、何度も上程されているものだが、今回は民主党が中間選挙で勝利した結果の、攻勢の一例だとも言われている。 むしろ、この決議案が強く牽制しているのは、一つには前出の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の蠢動かも知れない。その場合、同会と一体だった安倍首相も無関係では済まなくなってくる。会を抑え切れなかったと見なされ、米国に「借り」をつくってしまう恐れもあろう。折りしも、来月(4月)下旬は就任後初の訪米の予定だ。その借りを、全然別の件で譲歩して返すような羽目にならなければよいが。 安倍さんの歴史認識について http://okwave.jp/qa2459242.html やはり総理大臣として公の場で堂々と語ることが出来ないような政治信念なり、歴史認識なりというものは普遍性を持ち得ないのではないでしょうか?所謂偏狭なナショナリズムというやつに過ぎないのではないかと思うのですがどうですか?(中略) 安倍さんの自論そのものが論理として弱いのではないか、(中略) 所詮は自分と同じような考え方をもった人の間でのみ通用する狭い考え方に過ぎないのではないですか?(引用終り)

greenhouseeffect
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 いや、知識をお持ちの方の意見というのは迫力がありますね。 ご謙遜なさっていますが、確かに私は勉強不足ですね。まだリンクされているページをすべて読みきっておりませんし、お返事いただいた内容も租借し切れていませんので、内容についてはじっくり考察していきたいと思っております。 ただ私は、私の妻がこのような論理展開で反論したのであれば私は納得していたことでしょうが、そうではなく私の意見を「男の論理」と切って棄てた理由が知りたかったのです。彼女が私よりも正解に近かったとしても、それが問題ではなく、まさに彼女の直感とはいったい何なのかが分からなかったのです。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.10

 客観的意見を言うと、賛成・反対どちらの人からもブーイングを浴びせられそうなのですが・・・ ・先ず奥さんと貴方との議論について  何をテーマとして議論するかと言う時点で、もう食い違っています。 サッカーチームとラグビーチームが、それぞれのルールでゲームを始め、「人数が多い」、「ボールを手で持った」という非難をしているようなものです。  相手を論破したければ、先ず相手のルールに立つことです。    尚、女性蔑視と見られかねないのですが、あえて私の個人的人生体験として、女性・特に妻には「自分と同じ土俵に立って考えろ。」という要求をしないのが無難です。そもそも別人なので同じ土俵に立つことはないと思っていたほうが・・・・ ・慰安婦問題について客観的に 1.「国家の責任」について  個人の刑事事件では「確定的証拠がない」グレーの場合は、推定無罪の原則で「無罪」となります。  これは刑事処罰の基本として、圧倒的な権限・能力を備えた国家が一個人に対して責任を問うわけですから、国家権力に対してはるかに弱い個人の「基本的人権」を守るために導入された考え方です。強い国家権力が動いてもグレーである場合は、白黒をつけなければならない場合は、個人に有利な白と推定するということなのです。  国家の責任について「グレー」を「白」としてはいけません。 2.従軍慰安婦問題の「河野談話」について  趣旨は「従軍慰安婦の強制連行については日本軍は関与していないが、従軍慰安婦の運営については日本軍が関与している。」というもので、運営関与についての責任はあると考えていると思います。  当時の日本軍(=日本国家の主権行使機関)は、日本国軍ではなく皇軍=天皇直属の軍隊で、海軍の主要艦船の舳先には皇室の菊の紋が付いていましたし、陸軍の連隊旗は天皇から賜ったものと認識されていました。  売春が公認され違法ではなかったにしろ、決して名誉なこととは考えられていなかったのですから、栄えある皇軍組織が慰安婦を直接集めるようなことは、間違ってもありえないと思います。  多くの兵士が海外に送られた日本本土では、労働力の不足が深刻化し、朝鮮半島から多くの人が労働力として日本に移動しましたが、その中には悪質なブローカーがいて就職先が「慰安所」であったり、貧しい親が娘を身売り同然に送り出し、就職先が「慰安所」であることを言えなかったこともあったと思います。本人が知らずに慰安婦にさせられてしまったケースは、日本人よりも相当多かったと考えています。(当時、日本国内でも凶作であった東北地方では、農家の娘の身売りがありました。)  一方、シベリア出兵時に長期に渡る海外駐留で、兵士の間に性病が蔓延して、兵力の損耗が20パーセントを超えたと言う話もあり、「慰安婦」の健全な管理運営は検疫と志気の維持から、日本軍では必要と認識していました。 3.客観的に政治をみると アメリカ議会への対応としては (1)日本は「河野談話」で従軍慰安婦問題の責任があることを明らかにしている。 (2)国家の民事的な個人賠償は、色々なケースが想定されるので、裁判所の判断に従う。 (3)戦場での女性の人権保護の同義的責任は、日本が今後行う戦争難民の保護によって取る。  で十分だと考えます。 政治的に見て「河野談話」の否定とアメリカ議会との対決は、国益にマイナスでしょう。  せっかく靖国神社参拝をうやむやにしたおかげで、正常化しつつあった中国・韓国の国民感情を悪化させたマイナス。  中間選挙の敗北で議会寄りに位置を変えつつある、弱体化したブッシュ政権とも違う路線です。  この議決はアメリカの韓国ロビーの活動の影響が大きいかと思いますが、議決したからにはアメリカ議会の意向であって、それを頭から拒絶したのでは、この議決自体には疑問を持つアメリカ国民であっても、歓迎するはずはありません。  アメリカの国民感情の方向は常に動いています。アフガニスタンでインド洋に海上自衛隊を、イラクで陸上自衛隊と陸上自衛隊を派遣し、二千億円ものお金を掛けて、アメリカの歓心を買いましたが、それが無駄金になるかもしれません。

greenhouseeffect
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 私も勉強不足ですので私の知らない知識には非常に興味があり、じっくり読ませていただきました。 その上で、今回の投稿の目的を踏まえての感想ですが、 >一方、シベリア出兵時に長期に渡る海外駐留で、兵士の間に性病が蔓延して、兵力の損耗が20パーセントを超えたと言う話もあり、「慰安婦」の健全な管理運営は検疫と志気の維持から、日本軍では必要と認識していました。 このへんの事実を客観的に考えるられることが「男の論理」なのだと思いはじめました。女性としては、女は軍の機能を十全に発揮させるための道具ではない、と倫理的な観点から反論したくなるのでしょうね。それはもっともだと思います。しかも、過去のこととしてでは無く、現在の倫理観で判断してしまっています。そのあたりが、男と女の違いなのかなぁと思いました。

  • underware
  • ベストアンサー率14% (33/224)
回答No.9

アメリカで現在進行している事態に対して自分が無力なのは、いらだたしいです。僕も以前、努力した者の一人なんですが、何年もたってまたこんな話を蒸し返されるとは。  最近の週刊誌で(文春だったか週刊現代だったか忘れましたが)、桜井よしこさんがきちんとした日本側の反論を書いていました。これを読めば、同じ女性が書いていることだし、奥さんもある程度、論点が納得できるのではないかと思います。  今回の米国議会の証言については、韓国人のものについては失笑してしまうような内容なんですが、オランダ人のものは解釈が微妙ですね。 桜井さんは、そのへんのことも書いているけど、微妙に論点をすりかえていて、どこまでこの論理で頑張れるのかなあ?とも思います。 つまり、”単なる”事件なんだけど、米軍のイラク戦で起きる事件が世界的に問題になるように、局所で起きた事件について上層部が責任を持つようなことがあるわけで、この事件は「誰」が起こしたのか、「誰」とはどこまでの上層団体を言うのかという疑問が起きる。

greenhouseeffect
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 桜井さんの反論について、ネットで拝見することは難しいでしょうか。 できることなら読んでみたいと思います。

noname#129145
noname#129145
回答No.8

あの~。ANo.6です。 なんか 多分、言う事と突付く所が、ズレて細かいんだと思います。 それにしても‥ 感じて欲しいところが読み取られていないのが残念です。 >>作られた気がします。 表記として、コウ書いただけで 想像だとは何処にも書いてませんよ。ワタシ。 ここに食いつかれても困ります。 それなら以下の文章の意味が無いですよね。 >>教科書から消さねばならぬ言葉でも無い気がします。 >>政府の干渉が(ないとされ安心ですが)なくとも、あった事実と。 >>繰り返してはイケナイことと。 ゆっくり よく 読んでください。 読んでも分からないなら失礼しました。ワタシの文章力不足です。 もしくは、あなたの理解と発っする言葉選びが不適格です。 >行く気も無いので憤慨されても困りますね。 ええ、あなたがその様な方と思って書いておりません。 あなたに憤慨してるように、捉えられるとは思ってもいませんでした。 歴史に見解しただけだデス。 >>ただ、補償問題に繋がると、どうにもならない部分もあり、謝罪に至らない。 >>戦争被害者はあまりに多い。 コウ書いているので、あなたの意見に賛同ということを読み取っていただけなかったのでしょうか? >「女性は慰みモノ的発想」 数々の日本の歴史背景例をあげて、コウ書いたのですが。 ご理解頂けならイイです。 >GHQの例 戦後すぐでは、こちらは、負けたから何とも勝ち目のある発言が、通らない。 そう言いたかったのです。 >…男性が女性のために金を出すべきだ!と考えた方 こんな女は無視されてイイです。 男も女も、本気でない人にお金を払おうなんて 考える甘ちゃんは、ワタシはキライです。 出させた事もありません。 >御礼であるべき欄に、失礼かとも思いましたが追加の意見も書かせていただきました。 構いませんが、良くご理解の上。ご返答ください。 >>『従軍慰安婦問題』 >>一口に解決できませんよね。 とてもナイーブな問題です。意見なんて書くんじゃなかった。 返答は一切書かないでください。忘れてください。

greenhouseeffect
質問者

補足

返信が要らないとのことでしたが、それも気持ちが悪いので書かせていただきました。 まず、ご機嫌を損ねてしまい申し訳ありませんでした。 >表記として、コウ書いただけで そうかとも思いましたが、どちらともとれる表現でしたので一応お聞きしたまでです。 >>>教科書から消さねばならぬ言葉でも無い気がします。 公娼制度についてわざわざ教科書に書く必要があるかどうか疑問です。書くならそれ以前の遊郭の歴史も踏まえた上で、売春について現在の常識だけで判断しないような配慮が必要になるかと思いました。 >>>政府の干渉が(ないとされ安心ですが)なくとも、あった事実と。 >>>繰り返してはイケナイことと。 ここも何を繰り返してはイケナイとお思いか不明瞭です。軍についてまわる慰安婦の存在がイケナイのか、売春そのものがイケナイのか、親に売られるなどして不本意に売春行為をさせられることがイケナイ(同意の上ではOK)のか…。政府の干渉が無いとなると、いわゆる『従軍慰安婦問題』は、日本の謝罪の必要なしですぐ解決すると思うのですが…。 >あなたに憤慨してるように、捉えられるとは思ってもいませんでした。 これはもしも妻が貴女と同じような考えで憤慨していたのであれば、私に憤慨されても困る、というつもりでした。言葉が足りなかったようです。 >コウ書いているので、あなたの意見に賛同ということを読み取っていただけなかったのでしょうか? 謝罪には至らないという点では同意していただけたようですが、私はその理由が「戦争被害者があまりに多いため」とは思いません。日韓基本条約で解決しているからこそ、謝罪する必要が無いと思っています。 >>「女性は慰みモノ的発想」 >数々の日本の歴史背景例をあげて、コウ書いたのですが。 その例を読んでも、ことさら日本独特なものとは思えませんでした。 >戦後すぐでは、こちらは、負けたから何とも勝ち目のある発言が、通らない。 >そう言いたかったのです。 これと『従軍慰安婦問題』がどのようにつながるのでしょうか。何故、あえてこの余談を書かれたのか、その理由が分からないのです。 >こんな女は無視されてイイです。 >男も女も、本気でない人にお金を払おうなんて考える甘ちゃんは、ワタシはキライです。 >出させた事もありません。 良いか悪いかは別として、男の側にも女性の側にもそういった感覚があるのはご存知でしょうか。将来、貴女のようなお考えが主流になれば、みんなそれを当たり前だと思う感覚に嫌悪を感じることでしょう。同様に、現在は女性の権利に対する意識が高まっていますので嫌悪を感じる人も多かろうと思いますが、過去においては売春は何の疑問を持つ余地の無い当たり前のことだった、のだと思います。繰り返しますが、良いか悪いかは別の話です。歴史的な事実として、売春は合法的な商売であったわけです。その現在とは異なる、当たり前の感覚を実感できるかなと思い、挙げた例でした。 >とてもナイーブな問題です。意見なんて書くんじゃなかった。 余計なことですが、このような捨て台詞はいかがなものかと思いますよ。

  • takato-k
  • ベストアンサー率35% (77/215)
回答No.7

すみません男ですが、必ずしも女性の人が皆そうは思っていないと思います。 というのは、「証拠がない」⇒「無罪」 これはものすごく当たり前のことです。 また、なかったことの証明は「悪魔の証明」といって基本的にできません。「あった」というほうが証拠などを示さなければなりません。これは近代刑法の原則です。 でなければ、誰でも犯罪をでっちあげられてしまうからです。 それに、そもそも売春は当時合法でしたし、従軍慰安婦という言葉自体も戦後に出来たものです。 こういったことを説明しても理解できないのは「思い込み」「決め付け」もっと言えば「洗脳」にかかっていると言えるのかも知れません。 奥様はなにを根拠に仰っているのでしょうか。 できたら、「洗脳に自分がかかっていると思うか」と聞いて見て下さい。すると、おそらく「かかっているわけがない」とお答えになると思います。そしたら、こう言ってください。「それが洗脳だよ」と。つまり、「洗脳にかかっている」というのはどういうことかというと、「洗脳にかかっていることに気が付いていない」ことを言います。逆に、「私はいま洗脳にかかっている」と思っていたらそれはもはや洗脳にかかっていません。洗脳、あるいは騙されているというのは、つまり、洗脳にかかっていること、あるいは、騙されていることに気が付いていないということです。 ですから、洗脳にかかっていないと断言できるほど洗脳にかかっているとも言えます。 逆に、greenhouseeffectさん自身が洗脳にかかっていないか聞かれたら、「洗脳も何も「証拠がない」⇒「無罪」は当たり前。あるなら教えて」といえば十分です。なお、証言や証人も「証拠」にはなりません。思い違いや嘘などがあるからです。 また、無罪なのだから「従軍慰安婦問題について日本に責任はない」のも当たり前です。それがなぜ「男の論理を振りかざし売春を認めている」ことになるのか訳が分かりません。 例えば、「ある痴漢事件ついてA被告人に責任はない」となったら、それは、「男の論理を振りかざし痴漢を認めている」ことだ。と言われて納得する人はまずいないと思います。ちんぷんかんぷんです。 その事件における責任が被告人にあるか、その犯罪を国が奨励などをしているかは全く別の話です。 そんな理屈が認められたら、証拠がなくても男なら誰でも売春罪で刑事罰を受けさせることが正義となってしまいます。つまり、奥様はご自分の旦那様もいつでも売春罪で有罪にできるようになることを望んでいるということになってしまいます。 greenhouseeffectさんは、そういったあまりにもちんぷんかんぷんなことを言われてしまったので、思考が停止してしまったのだと思います。あまりにも、突拍子もないことだと、どう批判していいか一瞬分かりません。ですから、「あれ?批判できない」ということは、「自分の考えはもしかして違うのか」となってしまったのだと思います。 ちなみに、なぜそんな思い込みや洗脳に多くの人がかかっているかというと、それは左翼系メディアの反日報道や日教組などの反日教育のせいだと思います。 では、左翼系メディアや日教組がなぜそういったことをするかというと、日本はGHQによる戦争犯罪洗脳計画というのを受けたからです。 また、そもそも従軍慰安婦問題や南京大虐殺問題などあまりにも日本人は無知です。無知がゆえに他国から言われ放題で、自分で考えることができません。知を身につけ無知に負けないようにしなければなりません。 それに、日本人は日本人のくせになぜ日本の不利益になることを平気で主張するのか信じられません。そんなに、朝鮮の方々が好きなら、朝鮮の方々をむしろちゃんと見習って、自分達ができるだけ不利益にならないよう主張して欲しいものです。 自分の家族や大事な人、さらには日本人全員(過去、現在、未来すべてにわたる日本人)に不名誉を与えることになるということを分かって欲しいです。 ですから、これはもう正しい正しくないを超えた問題ともいえるかもしれません。結局、自分が何人で何を守るのかだと思います。 とはいえ、これをきっかけに夫婦ゲンカをこじらせないでください(笑)。 なお、greenhouseeffectさんの認識が間違っていないことが下のサイトで確認できるかと思います。 http://vision.ameba.jp/watch.do;jsessionid=3FCA8E4E49C8322581FEAF9ADBFA889A?movie=141053 http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=49029 以上、失礼しました。少しでも参考になればと思います。

greenhouseeffect
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 洗脳のお話は面白かったです。私も思い込みは危ういと思います。学校教育で知らず知らずのうちに思い込まされていることも多いでしょうね。 また、私の混乱の原因も確かにそのとおりだと思いました。相手がどういう論理でそう結論付けたのかよく分からないままに決め付けられて不安になっていました。 また、自分で考えてみた結果ですが、女性は『慰安婦の問題』と『いわゆる従軍慰安婦問題』を分けて考えることが難しいのではなかと思うようになりました。男は、別個の問題として割り切ることができますが、女性はつい自分の身に置き換えて考えてしまうなど総合的に判断してしまうのではないか…。男の身では自分に置き換えることができませんからね。 最後に、夫婦喧嘩のことまで気を遣っていただいてありがとうございました。とっても気まずいので私としても藪をつつく勇気はありません!

noname#129145
noname#129145
回答No.6

>『従軍慰安婦問題』 一口に解決できませんよね。 30代女です。 あまりいい歴史では無いですが、日本人男性特有の女性は慰みモノ的発想のもと 作られた気がします。 教科書から消さねばならぬ言葉でも無い気がします。 政府の干渉が(ないとされ安心ですが)なくとも、あった事実と。 繰り返してはイケナイことと。 >女性の人権を無視しているという感覚 「女性の人権を無視してきた歴史」に憤慨 といった感じでしょうか、私の場合。 今も、海外でなら、いいのだと(児童)回春する日本人男性も後を絶ちません。 恥ずかしいと思います。 松本清張の単行本「ある、小倉日記」にも出てきますが アメリカ軍から、お手伝いさんを要求され日本軍は 慰安婦だと思い込んで人選するシーンがあります。 そして、その赤いクジをひいた、ご婦人の地位は失墜します。 売春でない場合→兵隊さんのお世話と聞いて行ったら体を売らされた ご本人の意思と相違があるケースがあります。 政府としては、謝罪までは、至らないかもしれませんが 遺憾であり、防げなった事を真摯に受け止める姿勢は示されてもいいかもしれません。 ただ、補償問題に繋がると、どうにもならない部分もあり、謝罪に至らない。気もします。 戦争被害者はあまりに多い。それは承知です。 わたしは、「野麦峠」なども、近い部類におもいます。 金持ちが、女を人間と思わず扱った事実。          ↓ 『従軍慰安婦問題』=商売人が勝手にやった事 パリやロンドンの万博に、芸者さんを連れて行き、日本文化・着物を見せびらかし 帰りは、放ってきた金持ち。帰国賃を切り捨てる。 さて、余談ですが、 GHQが、終戦時 ジープで若い女性をさらって行き(犯し) その後帰って来た娘さんは、肌の色が違う子供を産みました。 幼少の父が見た真実です。 これについては、アメリカは どう謝罪してくれるのでしょう。 勝った国は何をやっても言っても、強いのが悔しいです。 私も、支離滅裂です。そうなってしまう事柄のようですね。 失礼しました。

greenhouseeffect
質問者

お礼

こんな夜遅くにお返事いただきましてありがとうございます。 わざわざお返事いただいて恐縮ですが、 >あまりいい歴史では無いですが、日本人男性特有の女性は慰みモノ的発想のもと作られた気がします。 「作られた」とありますが、創作だったとお考えなのでしょうか? (それと、日本人男性特有と書かれていますが、後半にGHQの例を出されているように日本人に限ったことではないかと思います。男性一般の発想ですかね。だから良いというわけではけしてないですが…) >「女性の人権を無視してきた歴史」に憤慨といった感じでしょうか、私の場合。 >今も、海外でなら、いいのだと(児童)回春する日本人男性も後を絶ちません。 >恥ずかしいと思います。 海外どころか国内でもその手のお店に行ったこと無いですし、行く気も無いので憤慨されても困りますね。あ、妻が私に対して憤慨されても、ですよ。 蛇足かもしれませんが、現在、女性が男性に対して偏った目で見ていることもありますよね。例えば「食事の支払い」です。当たり前のように男に支払わせようとする女性って何なんだろうと思いますね。結婚前の妻のことですが、これって女性が男性を食いモノにする男女差別ではないでしょうか? …男性が女性のために金を出すべきだ!と考えた方は、そういった性別による役割を疑うことも無く受け入れていることに気づいていただきたいと思います。それと同じ感覚が戦前の「女性は慰みモノ的発想」だと思います。スミマセン、蛇足でした。 >遺憾であり、防げなった事を真摯に受け止める姿勢は示されてもいいかもしれません。 これはなるほどと思いました。しかし、そうなると日本は当時の朝鮮半島で起きた事件すべてに謝罪をする必要がありますよね。朝鮮人同士の窃盗事件とか傷害事件などなどすべてを防げなかった罪が日本政府にあるわけですから。しかし、日韓基本条約のこともありますし、そもそも物理的にすべての犯罪を防げなかった罪を背負うのは無理でしょう。ならば、政治的にも謝罪してはならないと思います。一度謝罪してしまうと、すべてを背負わなければならなくなるからです。 御礼であるべき欄に、失礼かとも思いましたが追加の意見も書かせていただきました。申し訳ありません。

  • kori_kori
  • ベストアンサー率40% (51/127)
回答No.5

私は女ですが質問者さんの感覚に近いです。 >私が問題にしているのは「従軍慰安婦が問題だ」ではなくて、いわゆる日本軍が強制連行して性の奴隷にしたという『従軍慰安婦問題』についてなんですが 「強制的」だったのかそうでなかったのかが一番の争点だと思います。 双方の同意の下であれば、その時期には仕方が無い(生きていくため)事だったのかとも思います。(敗戦後の日本もそうであったように) ただ、歴史的証拠が無いのは積極的に日本政府が調べる事をしないからだと思っています。 真実はどうだったのかは分かりませんが もし、被害者が本当にいるのであれば日本政府は謝罪すべきだと思いますので、きちんと調べて欲しいと思っています。 なかなか難しいでしょうけどね・・・

greenhouseeffect
質問者

お礼

こんな夜遅くにお返事いただきましてありがとうございます。 >ただ、歴史的証拠が無いのは積極的に日本政府が調べる事をしないからだと思っています。 >真実はどうだったのかは分かりませんが そうですね、日本にとって都合の悪いことですからどこまで本気で調べているかは疑わしいところがありますね。しかし、無の証明ほど難しいものはありませんので、是非中国・韓国から日本軍の直接関与の証拠を出してもらいたいものです。ただ、元従軍慰安婦の嘘の証言のこともあり信用の度合いが著しく低いかもしれませんが…。

  • yuwen
  • ベストアンサー率29% (22/75)
回答No.4

私はあなたの奥さんと同じ感覚を持っています。 過ぎた歴史のこと、また、その時代に生きていなかった私たちが、いくら知識を持って考えても、やっぱり実際、性の奴隷にされた女性の個々の気持ちを思うと切なくなります。 物が豊かで食べ物に困らない平和な日本の現代を生きている私たちと、生きるか死ぬかで性を売るしかない時代・・・そこは簡単に決着は付けられないし、何事も、したほうは忘れるけど、されたほうは一生忘れないってことあるので、一総理がそのような発言をしても、人として、やはり、当時の女性たちを想う気持ちは持つべきだと思います。 もしあなたの奥さんや私が総理になったとしたら、安部さんと同じことを言うかも知れません。あくまでも外交です。建前です。 韓国人の友達、台湾の友達が私に「日本のやったことをforgive but never forget」という言葉を教えてくれました。「許すけれど、忘れない」ということです。

greenhouseeffect
質問者

補足

こんな夜遅くにお返事いただきましてありがとうございます。 「性の奴隷にされた女性の個々の気持ちを思うと切なくなります。」とおっしゃっていますが、確かに私も『性の奴隷にされた女性』に対しては酷い時代だったと悲しく思います。しかし、この責任は日本政府にあるのでしょうか? 例えば、売春業者にだまされて連れて行かれたとか、親によって売られた娘さんであれば、前者はだました業者、後者は親に責任がありますよね。昔の日本政府が関与して強制連行したのであれば、確かに日本の責任であり謝罪が必要です。しかし、その証拠はどこにあるのでしょう? つまり、私は女性が被害者であることを否定するつもりはありません。ただし、その害を及ぼしたのは日本政府ではないので謝罪する必要が無いと考えているのです。おかしいでしょうか? 蛇足かもしれませんが、 >「許すけれど、忘れない」 個人的な感覚では許しているようには思えないのですが…

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