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諸行無常

tumaritouoの回答

回答No.11

諸行無常という事は、誰でも何時かは死んでゆく。という事です。その事を、強く意識した事が「一切皆苦」という世界です。がんになった訳でもないのに、「死」を現実のものとして、今にも死ぬのではないかと、常に「意識」して生きてゆく事です。その事で悩みが生じます。 悩みの中には、救いが在ります。希望が在ります。それは何かと言いますと。自分の心の矛盾が、悩みだからです。自分が「死にゆく事」は決っています。それで悩みが有ると言う事です。自分は死にたくないと言うことです。その事に矛盾が有ると言う事は。自分の中に「永遠のもの」が有るという「証明」なのです。 「禅問答」を持ち出すと、説明しやすくなります。これは、分からないものの代名詞にもなっています。これは私達の分別脳では、解けません、それで、禅者は、分別を捨てろ。と言います。 それでは、貴方の質問の答えを言います。それを唱えたのは「お釈迦様」です。悟ると言う意味は、禅問答が解けたと言う事です。言い方を替えれば、人生問題が解決したと言う事です。 あの難解の禅問答が解けたことを、確認する時の言葉に、「生死の問題は解決したか、どうか?」という問いかけで、確認します。その時に、解けた人は、生まれぬ前の自分が何ものか分かった。という返答をします。自分が生まれる前の気持ちが分かったといいます。 それは、分かってもらう方がムリなのですが、あえて、言います。死にたくないと苦しんでいる自我が、自分の中のもう一人の者に出会う事です。それは「仏性」です「神様」と云っても良いのです。 自我が自分の有限性を、悩みとして受け取るのは、「仏性」が永遠そのものだ、からです。有限の自我が永遠そのものである仏性に抱き抱えられることによって、今度は、肉体としての死は、本当の事ではない。その事を知って、仏性に全てを任せて。安心して生きてゆく「絶対肯定」という「境涯」になります。「絶対の安心。絶対の心の自由」を獲得出来ます。 その事が、有り難い事として、全ての経典が成り立っています。その事のために、仏教経典が存在します。仏教というものは、本当は宗教ではないのです。知っている人が少なすぎて、認知されていませんが。本当は「究極の心の癒しのための精神療法」と言えます。中でも「禅宗」が悟りというものを、代々伝え続けていると言えます。 自分自身に存在する、自分自身を悩ませている者に出会うことが「悟りを開いた」と言います。それは「無意識」を使って自分自身を巧妙に「働かせています。」その「働きそのもの」に出会うことを「見性成仏」した、と言います。

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