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騎兵の撃ち方(左撃ちの思想は?)

noname#24488の回答

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noname#24488
noname#24488
回答No.6

 日本には弓を左構え(右手で弓を持つ)で射つ、という考えそのものが欠如していたんではないか、という気がしています。  もちろん習いはじめのとき、右手で弓を持つ子供はいたでしょうが、すぐに親や先生から「弓はこう持つものじゃ。」と直されたんじゃないでしょうか。  今の弓道場で大勢並んで矢を放っている場面をよく見かけますが、ゴルフの打席のように体の正面が向かい合わせになったり、背中合わせになったところを見たことがありません。弓手という言葉があるように、弓は左手で持つようにと最初から教えられています。  左利きの割合はどの人種でも1割くらいらしいです。おそらくこの比率は昔も今も変わらないと思いますが、左利きの人が弓を右手で持つということはしなかった、させて貰えなかったという感じがします。  私は今まで刀を右の腰に差していた人や、弓を右手で持っていた人の絵や写真を見たことがありません。また刀や竹刀の持ち方も左構えの人を見たことがありません。(実際には居たのかも知れませんがほとんどゼロに近いでしょう。)  源平時代の大鎧も、左側の敵を射つように便利に出来ているらしいです。  弓術の場合、右利きの人が最初から左構えを習っていれば、問題なくできるでしょう。今の弓道で左利きの人が右構えでやっているのと同じように。  しかし、一旦、右構えで習った人をスイッチヒッターに仕立て直すのは至難のことでしょうね。  日本の弓を引くのは結構力が要ります。そして強い弓を引ける力の持ち主ほど遠くへ飛ばせますし、近い的であれば矢が放物線を描くことなく直線で飛んで行き、破壊力や命中精度が増します。  ですから、射手は自分の限度ギリギリの剛弓を持ちたがる傾向にあります。(アマゴルファーが硬いシャフトのドライバーを持つのと同じように(見栄もあります)(笑))。  したがいまして、右構えで習ったものを左構えで射たせると言うこと は、その人本来の弓より、強度を落としたものを持たせる必要が出てくると思います。そうすると本来の右構えで射つ必要性のある場合に問題が発生します。  弓射というものは、自動小銃を腰だめでタマをばら撒くのと違って、狙って射つものだと思います。ですから、スイッチヒッターは弓の強度や射撃の正確性の問題もあって、アブ八チトラズの可能性が出てきそうな気がします。  しかし、プロ野球のスイッチヒッターのように、親父が子供の頃から仕込めばできると思いますがね。  でも日本ではどういうわけか(仏教の思想からでしょうか)左利きは不当に扱われていました。人前で堂々と、左手で字を書いたり、箸を持ったりする人が出てきたのは、つい最近のことでしょう。  そんなことから、質問者さんのようなアイデアが実現する可能性は少なかったんじゃないかと想像します。

noname#32495
質問者

お礼

なるほど、すごく明快なご回答ですごく納得いたしました。弓は特に難しいですからね。拳銃を撃つ(これもすごい反動でたまりませんけど)のと違ってものすごく特殊な動作を覚えるわけですので、つらいでしょうね。しかも、確かに日本では諸外国よりも左利きを直させる風習があるようにも思えます。それが仏教思想なのか村思想なのかさだかではないですけど。 キーとしては英才幼少教育みたいなもので、スイッチヒッターを養成すると言う武道方針が古来あればと言うことだったでしょう。しかし、そういう動きもなかったということは実際上あまり有利には進展しなかったか、意味がなかったといえるのかもしれません。 依然として近代の騎兵の銃撃法についてはなぞですね。

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