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体積含水率と電気伝導度
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1)体積含水率(%)というのは、体積当りの水分を比率で表したものです。たとえば100mLの物質の中に50mLの水が含まれている場合には、体積含水率が50%ということになります。体積当りの代わりに重さ当りで表した場合には重量含水率ということになります。 2)電気伝導度は、水中に溶けている電気を通す物質(塩類)の濃度に比例します。肥料は普通 塩類 ですから(有機肥料は別)、電気伝導度を調べると肥料が多いか少ないかが分かるということになります。(もっとも、有機肥料は塩類ではありませんし、逆に、たとえば食塩は塩類ですが肥料ではありません。ですから、電気伝導度と肥料の関係には例外があることに注意してください)
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- compostgirl
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体積含水率と電気伝導度ともにNo.1の方の説明で良いかと思います。電気伝導度(EC)を少し補足しますと・・・ 植物は一般的に無機イオンの状態でなければ肥料として吸収できません。よって、有機質肥料の場合は微生物の働き(分解)によって、また化学肥料の場合は水などに溶け無機イオンとなり養分として吸収されます。 無機イオン(塩類)は電気を良く通します(中学理科)。よって、電気を良く通す=EC値が高い=肥料成分が多い と言うことができます。 一般的に、ECは畑地土壌では硝酸態窒素含有量と正の相関が見られます。また、干拓地土壌では塩素含有量、生理的酸性肥料を多施用した施設(ハウス)土壌では硫酸含有量と正の相関があるといわれます。 EC値は高ければ高いほど良い(肥料が多ければ良い)わけではなく、高すぎると塩類集積土壌として植物生育に障害が起きます。一般的に、ECを2dS/m以下に管理する必要があります。
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