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- anthracene
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繊維金属はd軌道が価電子軌道となりますが、これは典型元素が結合に使うsやp軌道に比べると、原子の外側に広がった軌道です。 そのため、原子核の影響を受けにくく、逆に内側の軌道電子による遮蔽を強く受けます。 結果として、原子核の電荷の増大の影響が小さく、同じ周期では似たような値をとるようになるものと考えられます。 ただし、私がNo.1でも書いたように、値は一様ではありません。 鉄族、白金族は全て近く、しかも大きな値を持ちます。 これは、一般に「貴な性質 (noble character)」と呼ばれるもので、後周期遷移金属が共有結合性の高い化合物を作る事に対応します。 一方、やはり前周期の元素は金属性が高く、それを反映して小さな電気陰性度を持ちます。 おおざっぱにではありますが、典型元素の場合と似ていなくもないでしょう。 典型元素も、左の方が電気陰性度が小さく金属性が高い、右の方が電気陰性度が大きく金属性が小さいという傾向がありますね。 ところどころで電気陰性度の傾向にギャップが生じるのは、d軌道の埋まり方の問題だと考えられます。 典型元素でも、原子価殻が半閉殻になるところで性質にギャップが生じますが、類似の現象でしょう。 また、白金族では下の方が電気陰性度が大きくなります。 これは、下の元素の方が共有結合性が高いこととも対応するのですが、理由は良く分かりません。軌道電子間の相互作用など、簡単に説明しがたいことが効いていると思います。 実際のところ、結構難しい問題です。 えらそうなことを書いておきながら、私もはっきりとしたことは分かっていません。
- anthracene
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同じようなというのはどこら辺を見ての話ですか? 結構違いますが。 というか、典型元素と違って左から右に順番になってないことの方が謎ポイントでは?
お礼
そうですね。典型元素では上から下なのに、遷移元素では右から左になっているのはどうしてですか? よかったら教えてください!!
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お礼
かなり難しいんですね・・・。 わざわざありがとうございました!!