北極の氷が溶けても海面が上昇しないって本当ですか？

質問

おそらくデマだと思うのですが…。
「コップの氷が溶けても水面が上昇しないのと同様、極地の氷が溶けても海面は上昇しない」という話を聞きました。
このコップの氷の理屈自体が初耳なのですが、これは

水中以外の氷の体積＝氷中の空気の体積　だから

という解釈でＯＫでしょうか？
また、このことが事実だったとして、本当に極地の氷でも同じことが言えるのでしょうか。

回答No.3

tosembow

＞コップの氷が溶けても水面が上昇しないのと同様、極地の氷が溶けても海面は上昇しない
　質問者様の書いたとおりならこれは誤りです。「極地」には北極、南極の両方があります。南極大陸の氷はコップに浮かぶ氷のように海水に浮かんでいるわけではなく、大陸の上にあるのですから、それが溶けて流れ出せば、海水面が上昇するのは当然です。
　おそらくいいたいのは、「コップの氷が溶けても水面が上昇しないのと同様、『北極』の氷が溶けても海面は上昇しない」でしょうね。この点については、これまでの回答者のおっしゃるとおりです。

お礼

理解しました、ありがとうございます。

回答No.2

tatsumi01

水に浮いている物体の重さは、その物体が排除する水の重さと同じです。「排除する水」というのは、物体が水の中に入っている部分の体積の水です。

つまり、北極の氷塊の重さは同じ重さの水を排除しています。氷塊が溶けると同じ重さの水になる筈です。その水は氷塊に排除された水と同じ重さですね。

つまり、氷塊が溶けた水は、氷塊の水中の体積の部分をちょうど埋めます。したがって、氷塊が溶けても海面は上昇しません。もちろん、いろいろな誤差要因があるでしょう。

南極大陸の氷や、グリーンランドの地上の氷は違います。溶けた水は海に流れ込むので海面は上昇します。

お礼

回答ありがとうございます。
そうですか・・・・でも水と氷の体積って若干違いますよね？
今ググっても具体的な数値が探せなかったんですが、とにかく1.00~~という値で差があった気がします。
これが北極ほど大きな氷になると問題になる可能性もあると思うのですが、どうでしょうか・・・。

回答No.1

tonton5314

百聞は一見に如かず。実験してみましょう。事実です。コップに水を入れ、氷を浮かべます。その時の水面にあわせて、コップに印をつけます。１時間もたって、氷が溶けて、水面が上昇したかどうか、見てください。
水は、凍ると体積が増えます。水面に氷山のように出ていても、水中の氷の体積が「粗」なので、解けても海水面は上昇しない。温暖化になって、北極の氷が溶けても、地球の海水面は上昇しません。コップの氷の実験の通り。
温暖化で、海水面が上昇するのは、海面にない氷が溶けた場合。つまり、シベリアなどの内陸の氷河が溶け、流氷として流れ出て、とけたときと、南極大陸の上の氷が溶けたときです。

お礼

あ！なるほど。極地といいましたが、これは北極にかんしてのみいえる事ですね。
実験してみたいのもあるんですが・・・氷を作るのが面倒くさいという大きな問題に直面しています。これを解決できたらうまくいくのですが。