• ベストアンサー

乾燥剤に酸化カルシウム以外の物質が入っているのはなぜ?

石灰乾燥剤の主成分は生石灰(酸化カルシウム)ですが、その他の物質が内容表示されていました。 多い順に書きますと、酸化マグネシウム(MgO)、二酸化炭素(CO2)(これは気体で入っているのでしょうね)、二酸化珪素、酸化第二鉄、酸化アルミニウム、リン、硫黄、その他でした。 これらは一体何の為に入っているのでしょうか?素人考えですと、マグネシウムは着色?(はて、色がついているかなあ?)、二酸化炭素は発火を防ぐ?、硫黄は火災に備え異臭を放つ?、その他は?分かりません? ご教授願えませんか?よろしくお願いします。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.2

乾燥剤として使われる生石灰(酸化カルシウム)は、石灰岩(主成分は炭酸カルシウム)を 熱分解させて作ります。 原料となる石灰岩は、必ずしも炭酸カルシウムだけからできているわけではありません。 ですが、それらの不純物は、乾燥剤として使用するのに対しては特に害はないため、 純粋な酸化カルシウムにする手間とエネルギーを省いている、ということです。 http://www.pikapika-shop.jp/gijutujouhou/isi-dairiseki/index.html (炭酸石灰→炭酸カルシウム、多用→多様)

oumesan
質問者

お礼

>乾燥剤として使われる生石灰(酸化カルシウム)は、石灰岩(主成分は炭酸カルシウム)を熱分解させて作ります。 →そうだったんですか。なるほど、分かりました。 ご回答を頂き、誠にありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

ちなみに、生石灰に限らず金属やその化合物を買いますと、その中には多用な不純物が入っています。 同族元素の不純物を完全に除去するのは難しいことが多いです。 周期表を習っていれば分かると思いますが、同族元素は構造・性質が良く似た化合物を作ります。 同族元素でなくとも、結晶構造が似た化合物の中に不純物が入り込んでしまうのは普通にあることで、このせいで宝石が着色したりもします。 そのほかにも、No.2さんのリンクにあるように、掘り出した石の中には昔の生き物の死骸が混じっていることだってあり得ますから、数ppm程度の不純物はおかしな話ではありません。 こういうことがあるので、半導体用のシリコンなど高純度が必要な場合にはそれなりの苦労が必要になるのです。

oumesan
質問者

お礼

詳しく解説をいただき、誠にありがとうございました。同族元素や結晶構造などの話し、納得がいきました。ついでに、宝石やシリコンの話しなど勉強になりました。 再度のご回答を頂き、誠にありがとうございました。

回答No.1

うーん、何割(パーセント?ppm?)入っているのか知りませんが、単純に不純物だと思います。 CO2は気体のわけないでしょう。空気中のCO2が固体塩基に吸収されてる分だと思いますが。

oumesan
質問者

お礼

遅くなりましてスミマセン。パソコンの調子が悪くやっとインターネットが出来るようになりました。 Calcium oxide 96.5%, Magnesium ocide 0.99%, Carbon dioxide 0.48%, Silicon dioxide 0.13%, Ferric oxide and aluminum oxide 0.09%, Phosphorous 0.018%, Sulfur 0.013%, Others 1.779% 不純物ですか。そう言えば、その他1.779%になっていますね。 ご回答を頂き、誠にありがとうございました。

関連するQ&A

  • 炭酸カルシウムと二酸化炭素

    石灰水(水酸化カルシウム水溶液)に二酸化炭素を吹き込むと水に難溶な炭酸カルシウムができ、さらに吹き込むと炭酸水素カルシウムになって再び電離して溶ける、というのは有名な話ですが、 CaCO3+CO2+H2O→Ca(HCO3)2 という反応はいったいどういった反応なのでしょうか?教科書などを見てもただ「過剰に吹き込むと炭酸水素カルシウムになって溶ける」としか書いておらず、ここに質問させていただきました。 また、これと同じような反応はほかにありますか?

  • リン酸二カルシウムは飲んでも安全?

    リン酸二カルシウムは目に刺激があると聞くのですがサプリとして飲んでも安全なのでしょうか? 下記成分のあるサプリです 成分その他 微結晶セルロース、リン酸二カルシウム、メチルセルロース、ステアリン酸(植物性)、二酸化ケイ素、ステアリン酸マグネシウム。 リン酸二カルシウムの成分は石灰のみなのでしょうか? 石灰から作られるカルシウム補充用のサプリに使われている成分なのでしょうか?

  • マグネシウムリボンの二酸化炭素中での燃焼

    マグネシウムリボンの二酸化炭素中での燃焼は化学反応式で表すと 2Mg+CO2→2MgO+C で問題ないでしょうか?化学には自身がないので聞いてみました。酸素中ではなく、二酸化炭素中で燃焼するというのは見慣れないですよね・・・。

  • 【緊急】マグネシウムの燃焼に関して

    先日、理科の実験でマグネシウムを二酸化炭素中で燃焼させる実験を行いました。 2Mg+CO2→2MgO+C となりました。 ところで、この『逆』は成り立つのでしょうか?? つまり、2MgO+C→2Mg+CO2ということです。 酸化マグネシウムと炭素を試験管内で強熱したらどうなるのでしょうか? ご教授願います。

  • 水酸化カルシウムと二酸化炭素の反応式について。

    水酸化カルシウム Ca(OH)2 二酸化炭素    CO2 次に 二酸化炭素に対するオキソ酸は、 CO2に対応するオキソ酸 炭素H2CO3 炭素由来の陰イオンは炭素イオンCO3(2-)ですから 生成する酸は、炭素カルシウムCaCO3とわかります。 反応物と生成物を書いたら、両辺を比較して係数を合わせます。 答え→Ca(OH)2 +CO2 →CaCO3 + H2O ということですが、質問は、何故CO2をH2CO3に置きかえるのでしょうか?その理由を教えてください。お願いします。

  • 水酸化カルシウムに纏わる話

    石灰水に二酸化炭素を吹きあん込むと、炭酸カルシウムに、さらに二酸化炭素を加えると、炭酸水素ナトリウムができるまでの話ですが、 まず、co2+ca(oh)2→caco3↓+H2O それで、予備校の講師が (co3)2- + (co2+h2o)→(Hco3)- + (Hco3)- ・・(1) これに残りを付け加えるって説明して、 caco3+co2+H2o→ca(Hco3)2 ← こうなるらしいんですが、(1)で、炭酸から、左にH+が一個だけ(co3)2-に飛びますとおっしゃっていたのですが、なぜ、ひとつしか飛ばないんですか、 二つ飛ぶ場合はないんですか?

  • どの乾燥剤がいつ使えるんですか?

    ・酸性 ・中性       乾燥剤 ・塩基性 の違いや、 受験に出るのは ・濃硫酸 ・十酸化四リン ・塩化カルシウム ・ソーダ石灰 ・酸化カルシウム くらいでいいんですかね? がありますよね? その中でも十酸化四リンはよくて濃硫酸がダメなときとかありますよね? このあたりのどれなら使っていいのかという判断ができないので、 判断基準を教えてください!

  • リン酸カルシウムに硫酸を加えても反応しないのでは?

    二酸化炭素の製法に、石灰石(炭酸カルシウム)に塩酸を加えるというものがありますが、  CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2 弱酸の遊離反応だからといって硫酸を使うと、 石灰石の表面に不溶性の硫酸カルシウムCaSO4が生じて反応が停止するそうです。 では、過リン酸石灰の製法  Ca3(PO4)2 + 2H2SO4 → Ca(H2PO4)2 + 2CaSO4 も、Caを含む固体に硫酸を加え、硫酸カルシウムが生じるのに、 反応が停止しないのは何故でしょうか?

  • 有機化合物の元素分析に酸化カルシウムを用いることは可能か?

    高校化学Iで、 元素分析には水を吸収するために塩化カルシウムを、二酸化炭素を吸収するためにソーダ石灰を用いると習いますが、 水を吸収するのならたとえば乾燥剤として用いられる酸化カルシウムを用いることはできないのでしょうか? できないとすればそれは水と反応するときに大量の熱が発生するからでしょうか? そもそも、塩化カルシウムを用いても熱は発生すると思うのですが、そのあたりはどうなのでしょうか。よろしくお願いします。

  • 混合物質の燃焼

    混合物質の燃焼 炭素Cと硫黄Sの混合物10gを完全燃焼させると、二酸化炭素CO2と二酸化硫黄SO2の混合物30gが出来た。はじめの混合物中に硫黄は何gあったか。 ただし、炭素と硫黄の燃焼反応は C+O2→CO2 S+O2→SO2 と言う問題があります。 どこからどのように手をつけて良いかわかりません。 考え方と途中式を教えていただけないでしょうか?(答えは4gです) よろしくお願いします。