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川を渡るときのおまじない

neil_2112の回答

  • neil_2112
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回答No.1

全くの推量ですけれども… 「両手を合わせて何かの形をつくって」というと常識的に思い浮かべるのは、「印」ですね。「印をきる」の印で、密教や修験道(山伏)の修行を実践する人たちがよくやります。目的はいろいろで、仏の智恵や働きを象徴させたり、仏との感応動交(通じ合い)のためだったり、さらに悪や邪をはらう祈祷でも使われます。 具体的なことがわかりませんので何とも断定できませんが、ご質問の人物がこの印を作っていたのだとすると、何らかの信念にもとづいて、悪をはらうなり除けるなりという目的があったのかな、と思います。 橋を渡るとき、というのがひとつのヒントでしょうね。橋は今では単なる通過点ですが、民俗的には昔からかなり重要な意味を持っています。 橋はこちらとあちらの世界をつなぐものですから、現実のこの世と異世界をつなぐ象徴的な意味合いを持つ場合があるのです。古い話ですが、今昔物語や宇治拾遺物語などには「百鬼夜行」といって化け物の類が集団で夜の京の街を歩く話がたくさん載っていますが、その出没地点は一条堀川の橋でした。この橋は当時「戻り橋」などと呼ばれていて、あの世とこの世をつなぐ場所という風に認識されていたのです。 橋だけでなくて、川そのものも異界への入り口とされる場合が多くあります。古い習俗に、川に落ちたら名前を変えるとか、川で溺れたところを助けてもらったらその人を親として仕える、といった話が少し前までよくあったのですが、これは川に落ちた=異世界に行った、ということで、戻ってきたことを生まれ変わったように理解していたためなのでしょう。 もっと言えば、産後の女性はしばらく橋をわたってはいけないというタブーとか、生まれて一定の時期(7日目とか)の赤ん坊にわざわざ橋を渡らせる儀式があるとか、いろいろと古い習俗に橋がでてきます。出産は母子ともに異世界に近づく期間なので、その不安定な時期にあの世に引き込まれないように、あるいは子供をこちらの世界に定着させるため、などという解釈がなされています。 推測なのに長くなってしまって恐縮ですが、かつての人々は橋というものに現在の私達には想像のつかない深い意味を読みとっていましたので、そのような感覚ないし宗教観をもった人が、橋の上で何かをするというのは、他の場所でするよりも多少理解できるのかな、と思います。

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