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溶解度積
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溶解度積の中に入ってくる[ ]は本来濃度ではなく活量(活動度)といわれているのもです。水溶液の中で各イオンがどのような振る舞いをしているかを表しています。まったく自由なイオンとして行動しているのか近くのイオンとくっついて引きづられたような行動しているのか区別する必要があるからです。濃度と活量との違いを活量係数といいます。活量=活量係数×濃度となります。薄い溶液では活量と濃度との違いはあまりなくなってきます。活量係数が1に近くなってくるのです。 溶解度積や平衡定数の中に入ってくる固体の活量はふつう1であるとしています。この場合は濃度と活量の違いが大きく現れています。 物理化学の本があれば活量で調べてみて下さい。
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- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1631/3289)
> 溶液の下に沈んでいるAgCl(固),これのモル濃度があるとは考えられません。 考えられるのです. ただし,水の中の AgCl 濃度を考えるのではありません. 水の中の H2O 濃度を考えるときと同じように,沈殿している AgCl 固体の中の AgCl の濃度を考えます.AgCl 固体 1L 中に AgCl が何 mol あるか,ということです. しかし,この値がいくつであるかは問題ではないのです.純粋な AgCl ができている条件では,どうやって作ろうが (少なくとも温度が決まっている限りは) この値はある定数です.なぜなら,AgCl の密度を変えることができないからです. すでに述べられているように,ここは活量を使うのが正しいのですが,そうであっても同じことで,数値がいくつかという問題を考える以前に,ある定数にしかならないことは同じで,K[AgCl] を K と [AgCl] に分けて考える意味がないのです.
- Ichitsubo
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実際には活量という形で用いています。 実用上、[AgCl(固)]は定数であると見なします。 ですので高校化学の間は考えない方がいいかと思います。 溶解度積の考え方をマスターされたあと、大学化学で学んだ方がよいでしょう。 もっともそれでも[AgCl(固)]は定数と見なすのが一般的な近似ですが。
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お礼
活量ですね。ありがとうございます。