うっかり乗ってしまった流行

質問

流行り物にはついつい乗らずにはいられないミーハーな私。
「今思えばなんだったんだろう、あれは。」と思い出すたび自分の浅はかさを苦い思いで噛みしめること幾度もありました。

私のうっかり体験、数々ありますが、その一例。
『ルービック・キューブ』
私が小学生の頃だったでしょうか、大流行しまして父にせがんでやっと買ってもらいました。
ガチャガチャと数回まわした途端、粗悪品だったのか、扱いが乱暴だったのか、バラバラに分解してしまい、完成の喜びを味わうことなくゴミ箱行きとなりました。

『紅茶キノコ』
私の、というより母親の、ですね。
ブヨブヨのカビカビのおそろしくグロテスクな物体となってクラゲ状に浮いているのを確かに見た記憶があります。
ブームに乗った母が買ってきて台所に鎮座ましましておりました。
口にしたかどうかも定かではありませんが、あれは本当に体に良い物だったのでしょうか。

こんな経験、皆さんはお持ちではないですか？
たとえば、
「アタシ、実はマハラジャのお立ち台で扇子バサバサ振り回してたんですう～。パンツ下から覗き見されることに快感を覚えていたアタシって、超ハズカシイ！」
あるいは、
「うっかり顔グロに乗っかってしまったの。日焼けサロンにお小遣いの大半を費やして、今お肌ボロボロ。」
なんて人、いそうですね。

ぜひ過去の恥ずかしい流行体験を告白してくださいませ。

回答No.13

nabayosh

……あの頃は、流行に乗ってる余裕がなかったなぁ。
というより流行なるものがなかった。
食うや食わずや、いや、食うか食われるかの生活をしていたからな。
おかげで、どんな野草が食えて、どんな草が毒なのかわかるようになったものさな……

敗戦で、満州から引き揚げてからも、犬のように働いていたから、流行どころではなかったな。
精一杯頑張って、やっと１軒の小さな家を持ったというのに、それが差し押さえを食らってしまった時に、唯一支えとなったのはラジオ放送だったなぁ。
といって、今ここでその番組名を言ったところでわかる人はいないだろうが。

ラジオ放送は流行とは違うか。
そうすると、流行に乗るようになったのはオイルショックごろか。
トイレットペーパーを買うという流行に乗って、あわてて店に並んだもんだ。
モスクワにいる部下もつらい思いをしていたようだが、あそこは年中物不足だからな…とにかくひどいもんさ。

……………。
とまあ、流行にあまり乗らない人間ゆえ、そして乗ってもその時には遅れている人間ゆえ、妄想で書かせていただきました。
僕の歳はやはりこれでバレたか。
というより、こういうことを書いている自分が恥ずかしいですな。

時代はマイ・ブーム（これも乗り遅れ？）

お礼

nabayoshさん、こんにちは。

そうそう、本当につらい時代だったですねえ。
私なんかもね、自分で作った手製の竹やりを突く練習を学校の校庭でやったもんですよ。
当時の合言葉は「欲しがりません、勝つまでは。」ってね。
どんな苦労も出兵された兵隊さんにくらべたら、苦労だなんて言えません。
玉音放送をこうべを垂れて拝聴したときは、涙がこぼれてこぼれて...。

ラジオ放送といえば、私には「藤山一郎」のカラッと能天気な歌声が、苦労を忘れさせ明るい気分にさせてくれる唯一の楽しみでしたわねえ。

オイルショックのときは、そうトイレットペーパーの争奪戦。
あれが流行といえばそうとも言えるかもしれませんわね。
うちなんかまだポットントイレでしたから、いざとなったら新聞紙をちぎって代用すればいいだなんて、気楽なものでしたけどねえ。おほほ。
……………。

QNo.230269「出して出して」でのご回答といい、ご自身で出されたQNo.235763「トイレ...」質問といい、いままで私がまあ勝手といえば勝手なんでしょうが、抱いていたnabayoshさんのイメージを少々覆される事象がございまして、ただ今私の中で、nabayoshさんのイメージの再構築に取り掛かっております。
ちょっと乗り遅れ気味なところもご愛嬌♪

ご回答ありがとうございました♪