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永久に会えない星たち

starfloraの回答

  • starflora
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回答No.11

    >まず、相対論は一般・特殊かかわらず「局所的な」物理理論であることに   >注意しましょう。   >つまり、極端な話、私とあなたとでは流れている時間が違うし、   >地球と火星ではものさしの長さが違うということです。   >   >次に、Robertson-Walker Metric(以下、RWM)   >ds^2=dt^2-a(t)^2*(三次元空間部分)   >の式で、時間tは、何を意味しているのかというと、   >これは物理的な時間では「ありません。」     どうもこれでは、何を言っているのか分からないはずです。わたしの勝手に理解する処、ローバートソン・ウォーカー計量での「線素」(ds^2 は空間の線素ですね?)の式に出てくる dt^2 の変数tは、「通常の物理時間」でない、つまり、観察可能な時間ではなく、理論的時間で、神が定めたような「絶対的時間」であるというように理解します。     「この宇宙内で観測可能な時間でない」ということで、「時間でない」ということではないと理解します。そういう「絶対的時間」また「絶対的空間計量」なら、仮定することは可能であるのですが、問題は、そういう絶対的時間や絶対的空間計量と、この宇宙の観測可能な時間や空間計量は、どういう関係にあるのか、その関係が明らかにされ、かつ、その関係が「妥当だ」という実証、実験的確認が存在する場合に、このような仮定は「意味」を持ちます。無論、理論を発展させる途上、様々な実証できない理論を仮定し、構想し、築くことは、それなりに有効で有意味なことです。     しかし、「仮定されている宇宙原理」そのものが、仮定であって、実証がありません。     >それはそうですが、今のところ、宇宙論屋さんは相対論を前提に理論を組みたてており、   >物質のあるなしにかかわらず相対論は成り立つと考えられています。   >結局、空間のマーキングは、物質によって行うべきものではないのです。     相対論が物質のあるなしに拘わらず「成り立つと考えている」のは、それでいいでしょうが、空間のマーキングは、先の絶対的時間や絶対的空間計量、絶対的線素で決まるというのは、仮定の話だと上で述べました。観測可能な、検証可能な物理的計量と、この絶対的計量を結ぶ関係が公式化され、それが実証できていない限り、「物質の存在しない空間での相対性理論」を考えることができても、それによって、具象的問題の解が出る訳ではないと思います。出ていると言っても、その「解」が、正しいという「実験的検証がない」というのが実状ではないのでしょうか?     検証可能なマーキング手段は、物質か場しかないということではないのでしょうか。物質か場と言っても、同じことを言っているのですが。観測にかかる量・計量、あるいは、現象です。(最終的に観測にかからなければ、理論は仮説に何時までも留まりますし、仮説の検証手段を考えている裡に、もっと優れた包括的理論仮説が出てくることがあります。しかし、これも、仮説で、検証できないとなると、より優れた包括的仮説を取り、前の仮説は棄てるというのが、物理学での方法と思いますが。従って、いま有力とされている仮説は、別のもっと優れた仮説に取って代わられる可能性があります。そうなれば、貴方の述べておられることは、机上の空論の更に空論ということになりますが)。     >私の理解では、この宇宙ではなぜか知らないけど速度の上限値3.0*10^10cm/sと   >いう値があり、   >光子は質量が0のためたまたまその値で走ることを義務付けられているという感   >じでしょうか・・・     ここで、「この宇宙に速度の上限値 3.0*10^10cm/s」が「ある」と言っているではないですか。貴方の主張では、「ない」のではなかったのではないですか? 「空間の移動速度は光速を超える」とか、インフレーション理論のインフレーションは「光速の10の??乗だ」と言っているではありませんか。インフレーション理論のインフレーションは、空間と質量物質含めてのインフレーションではなかったのではありませんか?     光子が光速で運動するのは、もっと本質的な処で、根拠があるはずです。「たまたま義務付けられている」のではなく、そういう粒子が存在するはずで、それが「光子」として認識されていると言う方が適切なように思いますが。     >>一般に、ハッブル膨張で、光速以上の速度で離れ合っている銀河などが、存在す   >るが、観測できない、などという理論があり、一般に認められているのでしょうか?    >   >以前の私の解答「では、実際に、2つの空間が光速を超えて運動していたら?   >当然、2つの空間は、互いに観測できず、無関係な系ということになります。   >このことが後に宇宙論の大問題になるのですが、それはまた別の話です。」が   >生きてきたようです。   >「別の話」をしましょう。地平線問題です。   >http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~g020287/uchuukagaku4.html   >これを解決したのが、観測的な証拠は今もって存在しないインフレーション理論   >で、これは空間が光速の10の??乗倍ものスピードで膨張するという理論です。     率直に言いまして、「別の話」は結構です。「これを解決したのが」と言っておられますが、「観測的な証拠は今もって存在しない」理論は、仮説理論でしょう。従って、何も「解決」していないというべきです。「解決した」のは、「数学的な問題」であって、その数学的モデルが、実在の宇宙において妥当であるという実証がないのであれば、物理的な実証理論としては、問題は何も解決していないというべきでしょう。(これは、将来に渡って、実証されないなどと言っているのではありません。実証されていない仮説理論で、こうなるので、こうである、というのは、「仮説でしょう」と述べているのです)。     わたしの質問は、「超光速」が、量子力学的な仮想過程や、またはベルの定理の解釈などから、通常の物質の運動の「超光速」という意味でなくとも存在すると言われている以外に、物理的に、存在が実証されたという話を無学故に聞いた覚えがないので、質問させて戴いたのです。(「超光速」は存在するとわたし個人は考えています)。     最後に、もう一度、質問させてください。     地球から或る方向に銀河または類似天体があり、その天体Aは光速の50%の速度で、地球から相対的に後退しているとします。このAから地球に、広義の光は到達します。それとも、到達しませんか?     他方、このAのある方向と逆方向に天体Bがあり、Bは、地球との相対関係で、光速の50%の速度で、後退しています。地球から、発した、かなりにスペクトルのずれた(丁度、光速の50%の後退天体からのスペクトルのずれと等しいずれを持つ)光を、Bに向けて送れば、この光はBに到達しますか? するか、しないかを答えてください。わたしは、到達すると考えます。     光には、波長(振動数)と、強度(振幅)、そして運動方向しか決定要素はないと考えます(コーヒレントとかいうのは別にしてください。また偏光なども。光子一個の話としましょう……それでも偏光はありますが)。途中に地球が入っても、これらの決定要素を変えないのであれば、Aからの光は、もし、地球からの光がBに到達するなら、Bに到達するはずです。それとも、何か、光について、別の決定要素があるのでしょうか?  

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