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グルコースの定量法
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- Bubuca
- ベストアンサー率59% (531/896)
こんにちは グルコースを定量すると言っても、どんな状態のグルコースを定量したいの かによって方法は少しずつ違ってくると思います。基本的にはHPLCで分離定 量することになると思いますが、前処理が必要だったり、含有量があまりに 低い場合は発色させたりする必要があるかもしれません。 さまざまな糖類の混合物の中のグルコースでしたらそのままHPLCで分析でき る場合が多いと思います。澱粉やセルロースなどの多糖類の形になっている 場合は加水分解が必要になります。非常に多くの物質が混在する中のグル コースでしたら、それなりに分離の手続きをしないと、分析装置を痛めたり 不正確な結果をだしてしまったりします。 上記を一言で表現するならば「試料に合った前処理と分析条件と検出法を組 み合わせればほとんど全ての場合にHPLCで定量できる」となりますか。 HPLC法の欠点はオンラインで使用できない(難しい、高コスト)ことで、 酵素法は応答性も良く、オンラインモニタリングにとても有効な方法です。 他の糖類が含まれていない試料ならばフェノール硫酸法やソモギ法、ベルト ラン法などで定量することができます。参考URLは発色に関するものを紹介 します。発色すれば比色定量できます。単語そのものや「蛍光、糖類、定量」 などのキーワードで他のものも簡単に見つかりますから、検索をちょっと試してください。
- c80s3xxx
- ベストアンサー率49% (1631/3289)
一口に酵素法といってもいろいろあります. もっとも一般的なのはグルコースオキシダーゼで生成する過酸化水素を使って,アミノアンチピリンなどとフェノールなどとをペルオキシダーゼ等を触媒に使ってカップリングさせて色素を生成させる方法でしょうが,それだけが酵素法ではありません. たとえば酸素電極を使って溶存酸素の消費量を測ったり(市販されているグルコースバイオセンサーはこれを一体化したもの),インドフェノールを電子アクセプタとして用いてその消色速度を測ったりする方法もあります. グルコースオキシダーゼを用いるグルコース用のバイオセンサーは膨大な研究報告があります.グルコースオキシダーゼ以外のの酵素を用いる方法も. 酵素で発色させる方法も,最近では試験紙にすべての試薬をあらかじめ組み込んでおいて,操作は検体を滴らすだけ,あとは発色を機械が自動読み取りするとか,そういうのもあります. 分析化学的な王道はやはり HPLC でしょうが,糖類は分離がじつはあまり簡単とはいえず,また高感度の検出器も意外に難しいため,現実的にはあまり多用されているとはいいにくいものがあります.しかし,もちろん実用的なシステムも多数あります. ガスクロも,試料の前処理が面倒ですが使えます.
お礼
どうも適切に教えていただきありがとうございました みっつの意見を参照して自分なりの解答をまとめてみようとおもいます どうもありがとうございました
- gori8063
- ベストアンサー率36% (116/319)
分析化学的なHPLCやCE(キャピラリ電気泳動)を使った方法などがありますが、結構面倒ですね。 分析化学的手法を用いた糖の分析は意外と難易度が高く、生化学的(酵素学的)方法を用いる酵素法が簡便で広く用いられていますね。 特に、複雑なマトリクス(血液や食品など)中の成分としてのグルコースですと酵素法が断然有利ですね。
補足
実験をしてみてほかにも方法があるのかしりたくなったもので^^; http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%B3%B3%E5%8B%95 このサイトにかいてあることでまちがいありませんでしょうか?
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どうも適切な説明、ありがとうございました 自分で調べてまとめてみようとおもいます^^