• ベストアンサー

「ちょっとぐらい負けてもいいかな」という心理

いつもお世話になります。 「ちょっとぐらい負けてもいいかな」「すこし負けてもしょうがないだろう」 こうした気持ちは、心理学ではどのように説明できるのでしょうか。 状況にもよるだろうと思いますが、ひとまずこの質問だけでお願いいたします。補足いたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.4

 だいたいのところは、「自己評価維持方略」の一つと説明できると思います。  人間というのは、自尊心を傷つけないようにしたり、自己評価を下げないようにしたりと、自己防衛に余念のない生き物です。  テストの前には、親や友人に「最近、風邪気味でさぁ」「今度のテスト問題は鈴木先生が作るらしい、あの先生は苦手なんだよなぁ」「ワールドカップで最近寝不足なんだ」などという会話がよく飛び交います。  もちろん、これは成績が悪かった場合の予防線です。私たちは、これを親の攻撃や友人からの軽蔑をかわす目的のように思いがちです。それも確かにありますが、その一番の理由は、自分の自尊心が傷つくこと回避したいという心理機制にあるのです。  要するにいい訳や弁解を事前にしておくことで、自己評価が後で下がらないようにしているのです。  勝負ごとのときも、テストと同じように「勝つことがいいに決まっている」場合!には同様にあてはまることでしょう。  きっと、なんらかの合理化した弁解が伴っているでしょうね。事実もあるでしょうが……。  やはり「体調が悪い」「家の行事でたてこんだ」「リーダーにはなりたくないから、XXに勝たせておく」「目立ちたくない」「彼らは貧乏だからハングリー精神が旺盛」「彼らは金持ちだから自分より条件がいい」「日本はまだ歴史が浅いんだから」「彼女は美人だもん」「彼女はブリッコだし」なんてことばがオマケにつきそうです。  一般に負けることが多いわりにはプライドの高い人ほど、この機制が強いといわれています。また、逆に自己評価維持方略がまったく無いという人もいないようです。

nobchan
質問者

お礼

ありがとうございます。 非常にわかりやすい例を挙げていただき助かります。 「自己評価を前もって下げておく」のが「負けてもしょうがない」の心理なんですね。 「勝たなければならない(はず)」。なのに、実力が伴わないことを自分で知っている場合にも、 「負けてもいいか」の心理になってしまうようですね。 重ねての質問で大変申し訳ありませんが、 「勝たなければならない」「実力も多少ある」「しかし、それ以上に強力な実力を持つ人がたくさんいる」 この場合、「勝負しない」という結論になりそうなものですが、それでも繰り返し勝負に出て、 「繰り返し(事実として具体的に)負ける」人がいると思います。 こんな人の方向性を変える、例えば、「悪い方法をやめさせる」あるいは、「もっと勉強させる」、 といった方向に変えるには、どうしたらよいと思われますか? 「勝たなければならない」のですから、「勝負するしかない」のですが、 高い確率で、「また負ける」ことが明らかなとき、どうアドバイスしたらよいものか、悩んでいます。 「こんな方法もあるよ「あんな方法もあるよ」と言っても、なかなか方法が変えられないのです。 「勝負はやめとけ」とは言えません。しかし「他の方法に変える」のも難しいのです。 お時間がございましたら、お願いいたします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (4)

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.5

#4です。 >高い確率で、「また負ける」ことが明らかなとき、 >どうアドバイスしたらよいものか ありますね、そういうとき。 でも、私は、土台が「勝てない勝負はしない」という信条なので、あまり私のアドバイスはあてにならないと思います。すみません。 私の場合は、基本的には、時間の無駄だの経費の無駄だので説得しても、相手の挑戦への意気込み(または破滅への暗い情熱)が勝っていれば、それ以上説得はしないことにしています。それこそ時間の無駄だからかもしれません。 しかし、考えてみれば、人類の進歩のエネルギーの多くが冒険から発していることも事実。中止を説得できないのなら、声援で送ってあげるしかないかなぁ、という気がしてきます。 もうそうなると、ひたすら「やっちゃえ、やっちゃえ、あたって砕けたら、骨は拾ってやる」の感じのことを私はいうことにしています。「骨を拾う」とは、一杯おごるゾとか、一緒に旅行しようくらいの意味ですけどね。

nobchan
質問者

お礼

お礼が遅くなりました。ありがとうございました。 無駄な戦いも人類の進歩のため、ですか。そうかもしれませんね。 どちらかというと今まで、負けたことをフォローすると、次の戦いへの情熱に油を注ぐことになっていたと思います。 たしかに、説得してやめさせられないなら声援を送るべきかもしれません。 そう考えてみることにします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#31063
noname#31063
回答No.3

すいません、私も学術的にも処世訓もわからないし、 お答え出来るものでないのにお邪魔します。 何も悪気がないのに罪を負わされた、 相手が怒ってしまった。 それは先に自分も相手に対して 知らずに失礼な悪いことをしてしまった結果で そうなっているので利害は両成敗とか既にチャラです。 だから知らずに居たよりは怒ってくれて救われて ありがとうです? 「あなたは酷いことをした」 というのは 「あなたが以前よりもっと必要です、私を理解すべき人」 という表明にもなり 自分に向けられる嫌悪は執着の一面で 相手は自力で克服する(向上心を持つ)ことからの 逃走だと感じるのです。 好戦的な人、否定的な人というのは いつも誰かに必要にされたいが困難である人 必要にされることが最も必要で 自分が払った代償以上のことを相手が償う、 犠牲にして示してくれなければ 自分の必要性が 内実からは感じ取れてないのかもしれません。 それをこちらも必要にするのが「受けて立つ心理」で 「負けるが勝ちの心理」というのは 相手の言い掛かりを認めて(戦いを拒否して)、 賢い勝者として随分時間や手間をかけて付き合うより もう責任を負いたくないし、 いっそバカになったほうが楽~。 という面倒くさがりの心理です(私だけ?)。 何も変わらないし、失ってないのに勝つ必要があるか? 勝てば損失する方が大きいのかもしれない。 色々考えると徳か得かの判断もあるようですが、 私に関しては「面倒くさい」が最大の心理です(笑)。 プライドとか自尊心の目的が 和解や友愛というものならば。 有効な施策だと思います。 それ以外は最初から 心理は応用しないで「勝ち目のない試合は望まない」が最善なのでしょうね。

nobchan
質問者

お礼

ありがとうございます。 「負けてもいいか」は、「面倒だから」という心理。なるほど、そういう感じはありますね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.2

スミマセン私も学術的に回答する資格はないので根拠は経験による洞察です。 「負けるが勝ち」っていうコトバがありますね。これは表面的、一時的には「負けて」おいても、かえって、そうすることで内面や実態、実質において勝ち側に回れる、或いは大きくメリットが望めるというようなことと自分なりに解釈していたのですが加えて「勝ちを譲ってやれる」(「譲ってやれる、というところが大事)ということ自体に、ゆとりが現れているのです。このゆとりはまた「最終勝者ならでは」の態度でもあります。 私の場合そもそも勝ち負け自体に拘りが少ないタチなので「負けるが勝ち」という処しかたも滅多にしません。或る意味たいへん傲慢というか利害に敏いゆえの処しかたでもあると思いますので。 それに「負けるが勝ち」を決め込む場合、一番多いケースは自分よりも圧倒的に幼い人ですとか弱いこと劣っていることがハッキリしている場合ではないでしょうか?考えようによっては失礼な態度にもなり得ます。 No.1のかたが仰っているように 負けることを一定予想している というのは或る面、客観的に自分を見ているわけでもありましょう、その意味では、ゆとりがあると言っていい。 しかしまた或る面では甘えに通じる。「闘わずして負けている」とも言える。ひいては自分自身をバカにしているのかもしれない。自分をバカにする人は他人にもそうし易いかもしれません。 いずれにしても真剣さに欠けた構えかたであると私個人は感じますし「勝ち」「負け」にとらわれているのであれば、たとえ「勝った」としても内実は薄っぺらな姿勢であると考えます。 つまり「大事なのは勝敗を超えたところにある」のだという哲学的深みに欠けている。 御質問での設定は、むろん状況によって、いろいろ大きく変わってくる面があることとは思いますが、自分に対しても他者に対しても「ナメた」処しかたであるという印象には変わりありません。 飽くまでも「勝敗」だけを問うているのでしたら、それはそのレベルでの問題に過ぎません。 要するに「損得計算」を、いっしょうけんめいやっている、ごくありふれた心理に過ぎない、ということです。 もっとも本当に「心理学的に」というならば自己の防衛といったような観点から、あれこれ専門用語を交えて説明はされるでしょうけれど。

nobchan
質問者

お礼

ありがとうございます。 「勝ちを譲る」態度が、勝者の態度に似ているから、「負けてもいいか」と、思ってしまうということですね。 「負けるが勝ち」とはよく聞きますが、自分より圧倒的に劣っている人に対して、 自分は「勝っている」から、「負けてあげられる」ということになるでしょうか。 客観的に自分を判定すると、「負けるのもしょうがない」というのも冷静な判断であり、 冷静な判断をすると「戦わずして負けを認めている」と。 「自分をバカにしている人」とは、自分を低く見ているということで、そこから、 「ちょっとぐらい負けても」という感情になるのですね。 「勝ち」の内実が薄いから、「負けてもしょうがない」となるのかもしれません。 「勝った結果、どうするか」という哲学が必要なのでしょうね。 >「損得計算」を一生懸命やった結果の心理 これには納得です。「負けてもしょうがない」であっても、損得勘定の結果なのですね。 「自己防衛」というあたりもぜひ知りたいのです。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • lookfor
  • ベストアンサー率25% (52/205)
回答No.1

心理学は、本格的に勉強しませんでしたが、経験的に ・負けることを一定予想している ・負けても、被害は想定内である ・しかし、勝つ可能性もある、或いは高い ・負ける悔しさを自分で先行してカバーしている 時に、自然とつぶやいていますね。 あまり、学術的ではありませんが…。

nobchan
質問者

お礼

ありがとうございます。 ・一定範囲での負けを予想している ・予想した範囲で負けている ・勝つ可能性はある ・悔しさの先取り 学術的ではないのかもしれませんが、よく分かる感じです。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • どういう心理なのか?

    いつもお世話になります。 適切な質問かわからないのですが、宜しければお願いします。 知人に、強烈な性描写ブログを書いてる人がいます。最初は普通の恋愛ブログだったのですが、段々エスカレートして気持ちが悪くなる程です。 表現のしようがないほど、酷いものです。ご本人は、彼氏さんとの愛の物語りとの思いで書いてます。が、ブログとはいえ、そういう事を事細かに書いてる事が彼氏さんに知れるとか、その他問題も起こりそうだと思いますが、こういうのを見せたがる方の心理とは、どういったものなのでしょうか? 私は極力読まない様にしていますが、そうしたら『何故読んでくれないのか?』と、苦情のメッセージがきます…。 こういう方の心理を知る事で、何か対応が取れればと思っています。無視するのも、何だか悪い気がして。 よろしくお願いします。

  • この心理とは?

    カテ違いでしたらすみませんが、 前にここにお世話になってますので質問させていただきます。 エッチをしたときに、 自分がイクことをやめる、我慢する男性の心理とは いったいなんなんでしょうか? ちなみに、 「だした方がきもちいいけど、俺一人だけイクのはだめ」 「なんかいろいろかんがえちゃって」 と言ってました。 その彼とは初めてだったのですが、 こんなことは初めてでよくわかりません。 変な質問ですがよろしくおねがいします。

  • 男性の心理を教えてくださいっ!!

    こんにちは。 いつもお世話になっています。 さて!!さて!!今日、なんと彼から話しかけてきてくれたんですよ~。 昨日、勇気をだして自分からいってよかったみたいです♪ でも、私はやはり照れてしまってなかなか友達に話すようにはいきませんでした…。 質問なのですが、彼はどういう心理で話しかけてきてくれたのでしょうか?? あと、私はこれからどうすればいいのでしょうか??

  • 心理学をはじめたいのですが、まず、どこから始めればよろしいのでしょうか

    心理学をはじめたいのですが、まず、どこから始めればよろしいのでしょうか。 いつもお世話になっております。 実は、親戚の姪がいつも私に悩み相談をしてくるのですが、「あなたの悩み相談はどこか物足りない」と言われます。 姪はいつも人間関係に悩んでいて、「自分の嫌いな人が自分の親友と仲良くしている」ことと「いつも私は人を嫌ってばかりだけどフレンドリーな思考がしたいのに出来ない」ことに悩んでおります。 実は、彼女には兄がいて、兄は心理学を勉強しておりました。彼女の兄はいつも彼女の傍におり、彼女の悩みをいつでも解決してくれました。 そこで心理学の資格を取りたいのですが、どのようにすれば資格が取れるのでしょうか。 また、心理学の勉強を始めたいのですが、教科書は存在するのでしょうか。 心理学をやっておられる方は どうか、よろしくおねがいします。

  • 心理学を学びたい。

    いつもお世話になっております。 現在20代の社会人です。 早速質問の件ですが、0から心理学を学びたいと思っております。 何から手をつけて行くべきか分からないのでアドバイスをお願いします。 高校に入ってからは全く勉強していないので、まず中学の教科から徐々に進めていった方がいいのかな、と思っています。 ちなみに、心理学を学びたい理由ですが、 以前仕事で失敗して、一年くらい鬱状態になり、心理についてすごく興味を持った為です。 お時間ある方、どうかアドバイスお願いします。

  • 私の心理について

     私は、江戸時代の仇討ちのようになぜか女性に腹を斬られたり、刺されたくてしょうがありません。もちろん演技でですが。  女性に短刀で腹を斬られたり、刺されたりする演技がどうしてもしたくなってしまうのです。なぜかテレビ等でそういうシーンをみると幸せな気持ちになります。  一体私の心理はどうなっているのでしょうか。

  • 内緒にする心理

    いつもこちらではお世話になり、ありがとうございます。 さっそく質問なのですが、 男性が、女性から誘われて二人で飲みに行ったり電話をしたりということを 周りの同僚に隠す、という心理はどのようなものなのでしょうか? ただの友人と思っているのなら、周りに全然言えるものなのだと思いますが・・・。 (実際、その男性は、他の女性の友人と飲みに行ったことは同僚に話したりもしている) 女性側の気持ちに気付いているから隠してくれているのでしょうか? その場合、今は脈が無くてもまだチャンスがあると思っていていいのでしょうか? ご意見をお願い致します。

  • 心理検査

    いつもこのサイトでお世話になっています。 いつも相談しているカウンセラーに心理検査をして欲しいとお願いしました。 しかし、心理検査をしていただけません。 カウンセラーが言うには面接開始時点でないと心理検査はしないとの事です。 面接の途中の時期での心理検査が何故駄目なのか?素人の私にはわかりません。 私は自分の心理状態が知りたいです。 検査結果で心理状態をカウンセラーに知っていただきたいです。 心理検査の結果を知ってもっと自分を理解したいです。 検査結果では、文字、文書、数字?で何らかわかるのではないのでしょうか? こういう気持ちもカウンセラーに伝えましたが、検査を拒否されました。 どこか、心理検査をして頂ける所を紹介して欲しいとも伝えましたが全く相手にされませんでした。 心理検査をしてくれるカウンセリングルーム又は、施設ってどこがありますか? 自分をちゃんと自分自身で理解したいです。そして、カウンセラーに理解して頂きたいのです。

  • 心理系公務員について。

    お世話になります。心理系公務員に関して質問がございます。ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示頂けると幸いです。 昨年度、四年制心理系大学を卒業し、本年臨床心理士の資格を得るべく勉強をしているのですが、最近ある本を読んでいると「心理系公務員」という進路があることがわかりました。 臨床心理士と言えば、病院や心療施設での就職が定石かと思っていたのですが、もし公務員であればそちらに進みたいという気持ちが強くなりました。 心理系公務員とは具体的にどのような職業があるのでしょうか? また、臨床心理士の資格がなければ就けないものなのか、臨床心理士以外にどのような資格を有していればなれるものなのか知りたく、この場で質問させて頂きました。 もしご存知でしたら、是非教えて頂けますでしょうか?お願いいたします。

  • 臨床心理士にならないのに・・・

    小さい頃から人の心の働きに興味があり、大学ではきっと心理学の勉強をしようと決めていたのですが、 いろいろ大学について調べ、親にも詳しく説明していくうち、 「臨床心理士にならないのに心理学を勉強してどうするんだ。」 と言われるようになってしまいました。 勿論臨床心理士の資格が取れればいいと思いますが、我が家にわたしを大学院まで世話する余裕がないのは分かっているので・・・。 両親は大学を出てから仕事に直結するような勉強をしてほしいみたいです。 でも私は進路を変えたくはないので、両親を説得したいと思っています。 そこで質問なのですが、臨床心理士にならないけど心理学を学ぶにあたって説得力のある理由はないのでしょうか? 私が何を言っても「夢だけじゃあなぁ・・・」と言われてしまうので。。。 皆様のご意見を訊かせてください。