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なぜNHK-FMは廃止されなければならないのですか?

pacomの回答

  • pacom
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回答No.9

siirakansu様、初めまして。「教えて!goo」に初参加です。NHK-FM廃止について私が思うことを回答しますが、多少の乱文があることをお許しください。 「通信・放送の在り方に関する懇談会(以下、竹中懇)」の最終報告書を私も読みました。 NHK-FMの廃止をする理由、結論を言えば「NHKの『効率化』するならば、良質な音楽を愛好する人々が中心に聴取していないNHK-FMは要らない」ということがNHK-FMに対する竹中懇の最終報告書での見解なのです。 竹中懇で一貫して強調されているのは、「放送通信分野での競争力強化」と「効率化」の促進のためなんです。いわば、儲かる分野を中心に放送・通信分野をスリム化し強化していくという手法です。最終報告書には「国民により良き文化の普及させていきたい」といったような意志表示の文章は、どこにも見当たりません。 このやり方は、現在の小泉内閣の方針である「構造改革」「新自由主義の促進」に則っているものです。 この事実は、富むものは富み、貧しくなるものはますます貧しくなる「格差社会」になった日本の状態を見れば、明らかだと思います。したがってお金のある人々しか、社会保障・教育・文化の恩恵を受けることができないという方向になりつつあります。 小泉内閣や竹中懇流で「NHK改革」をやろうとするならば、上記の視点になるのは、いわば必然でしょう。 私は政府が「NHK改革」というならば、NHK当局と視聴者・国民を中心にNHKを「真の公共放送」にするために、報道の中立性や信頼回復のためにどうするのかという議論環境の整備をすることが先だと考えます。 それを待たずに、竹中懇で「NHKにスリム化」「デジタル化だ」「受信料は強制徴収だ」という報告書を勝手に出すこと自体、おかしいことだと思います。 したがって私は、スリム化のためにNHK-FMの廃止するという竹中懇の答申は絶対反対です。音楽愛好者として私はこのことに非常に憤りを感じています。 「動」の民放FMに対する「静」のNHK-FMの存在は絶対に必要です。 疲れたときに落ち込んだ時に、落ち着いたNHK-FMを聴いて癒すという人もいると思います。 廃止されればハイテンション且つヒット曲偏重の民放FMしか聴けなくなり、良質の音楽と落ち着いた雰囲気を提供するFM放送局が、日本から完全に無くなります。つまり、日本国民の「癒しどころがなくなる」がまた一つ減ることを意味しますね。 ちなみに公共放送の先駆けである英国のBBCは、現在もラジオ放送が4つあり、ヒット曲からクラシックまで音楽文化の普及を重視しています(参考URL http://www.bbc.co.uk/radio/)。 siirakansu様がおっしゃるとおり、NHK-FMは音楽の広いジャンルを網羅しており、全ての年代が聴ける構成になっているのが特徴で、FMについては一定の「公共放送」の役割を果たしていると思います(参考URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%85%B1%E6%94%BE%E9%80%81)。 siirakansu様がNHK-FMが大好きでなくなることが嫌だと思うならば声を上げた方が宜しいと思います。インターネットで、NHK当局やNHK予算を審議する機関である国会の各政党に向けて声を届け、ブログやサイトをお持ちならば、警告を発することが大事だと思います。 今、ネットユーザーのNHK-FM廃止反対の声が広がりを見せています。参考に下記のサイトへ一度アクセスしてみてください。 http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/music.html 長文と乱文で失礼しました。少しでも私の意見がご参考になれば幸いです。

siirakansu
質問者

お礼

 初めての回答をいただきまして非常に恐れ入ります。にも拘らず、こうしてお礼をさせていただく事が大変遅くなり申し訳有りません…。  「新自由主義」ですか…。中曽根氏が首相だった頃の「新保守主義」と言う言葉がどうしても思い浮かびます。 どちらの場合も為政者はしばしば近隣国家との間に不用な緊張を生み出して、彼らを共通の敵として名指しする事で国民に自分を支持させる手法を採ってきたと分析される事が多いようです。  その事自体の是非はともかく、そうした統治スタイルが成功した政権下において「まぁ競争のないところに、発展はないですからね」と為政者が言えば、本来はそれに馴染まないものまでが過酷な営利競争に巻き込まれてしまう事を否定するのは難しいように思います。  そして今回の事を含めて、バブル崩壊後に各所で頻繁に繰り返されたあのセリフ「文化はカネにならない」を、小泉氏とその周辺の人々は現在まで大胆に肯定する傾向を見せ続けています。  残念ながら、それが本当に「自由」と言う名に値する方向性であるのか?については、決して深く問い詰めずに。  人類の普遍的な価値観に「真、善、聖、美」が有るとは私も聞いた事は有ります。一つのFM局の廃止について論じるにこうしたものを持ち出すこと自体いささか大げさだとは思いますが、しかし本当に残念な事に、この国においてはそのたった一つのFM局が廃止されただけで「美」の面が大きく波及力を失うと言う現実が有る様に思います。  こうしてお礼文を書かせていただく事さえも遅れがちな身です。私が声を賛同したからと言ってそれら運動が盛んになるとは思えませんが、それでも紹介くださったサイトについてはよく参考にさせていただきたいと思います。  心情を汲み取りいただいた事も含めまして、色々とありがとうございました。

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