そもそも日本ってなんで社会主義色が強く悪平等社会なのですか？

質問

昔日本はゴルビーに世界一成功した社会主義国家と言われました。この間小泉総理も【日本は悪平等。成功者をねたんだり能力ある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない】と発言しました。某さいたま市議のＨＰにも【徒競走を手をつないでゴールさせる教育、野球で言えば足の遅いバッターの時に１塁ベースを前に移動させる様な歪な社会主義、頑張った者に対する懲罰とも言える所得税】と日本社会の問題について書かれています。才能も無く努力もしない人間が格差、格差と騒ぎ自分が貧しいのは国のせい社会のせいと頑張っている人間を引き摺り下ろそうしているように感じます。そもそも日本でなんでこんな社会なんですか？ 日本人ってなんで社会主義好きなんですか？

回答No.9

panasonix

社会主義ってのは理想郷なんです。
思想自体には物凄いビシっと筋が通り、実現できればまさに天国なんです。
それにあこがれる人は決して日本人じゃなくてもいると思いますよ。

社会主義が淘汰されたのは、国民に活力を与える事ができなかったからで、特に社会主義を統制する政治機構には腐敗が起こりやすいからですね。
資本主義と並存すれば確実に資本主義の方が力が強いです。

しかし数十年前、資本主義の皮を被った社会主義国と言われた日本では今の世界を支える超技術と大企業を大量に生み出しました。

基本的に金持ちに対して貧乏人は嫉妬します。
だから外国では犯罪が多いし、世界でテロはなくなりません。
圧倒的な力を持つ強者により、外国では下流層の社会主義な人達が目立たないのでしょう。

基本的に資本主義は弱者から強者へ金が吸い上げられます。
社会主義というのは政治機構によって強者から金を奪い、弱者に渡そうね、という社会です。
しかし日本では政治機構がその役割を果たすまでもなく、強者自身が非常に謙虚で、企業は終身雇用で弱者に安定を与えてくれました。
なので政治世界では社会主義的腐敗を続けても、国民レベルでは資本主義なのに犯罪が異常に少ないという世を作り出せました。

しかし国民を作るのは政治の大きな役割ですから、腐敗しすぎた政治により上手くいっていた国民レベルの社会まで悪くしてしまったんです。
強者は謙虚さを忘れだしました。
たまに「俺は何億も税金納めてるんだぞ」なんて言うやつがまさにそれです。
その税金の何倍の個人資産を持って下流層の何十倍裕福な暮らしをしているんだ、という事です。
決してその個人資産をこっちによこせ、とは言わない。
しかし昔の日本人はもっていた「謙虚さ」が下流組の心を支えていたのに、それを失くしてはいけないんです。
そこで日本では一定の力を持つ下流組は社会主義の復活に動き出したのです。
基本的に下流層が主な活動拠点として使う学校など市民レベルでそのような動きが活発になります。
それを弾圧させようとする強者である政治家・マスコミが多いです。まさに欧米のような資本主義になりつつあります。