奈良の大仏は金箔貼りだったそうですが、いつ今のように銅になったのですか？

質問

東大寺、奈良の大仏は建立当初、金箔貼りだったそうですが、今の大仏は銅ですよね。
いつ、金箔がはがされたのでしょうか？
また、誰がはがしたのでしょうか？
私の予想では、泥棒が金箔をはがしたのかな？
と思っていますが、どなたか真相を知りませんか？

回答No.3

koibana_2005 · ベストアンサー

確かに当時、黄金に覆われていたのですが、金箔を貼り付けていたわけではありません。
銅に金は簡単にはくっつきません。

アマルガム法という方法で、水銀に金を投入すると、金と水銀の合金ができマス。
この合金を大仏様の表面に塗りつけ、その後に炭火で加熱し、水銀をとばす今考えると恐ろしく危険な方法でした。

その後は焼失その他でなくなっていきました。
ちなみに当時使用された金の重量は約9tと言われています。

お礼

水銀を使った、という話は聞いていたのですが、
合金を作って、水銀だけ飛ばす・・・
へぇ～×２０
といった感じです。
確かに危険な方法ですね。

金の重さまで教えていただきまして
大変勉強になりました。
感謝します！！

回答No.2

o24hit

こんにちは。

　お書きのように、創建時には金メッキなどが施されていたようですが、二度消失していますから、頭部は江戸時代、体部は大部分が鎌倉時代～室町時代の補修だそうです。
　つまり、補修時は金メッキがされなかった、と言う事だと思いますよ。

　ちなみに、金メッキですから、泥棒が簡単にはがす事は出来ないです。一生懸命、削る必要がありますから、そんなことすれば、音がしてお坊さんが駆けつけて来て捕まっちゃいます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%AF%BA%E7%9B%A7%E8%88%8E%E9%82%A3%E4%BB%8F%E5%83%8F

お礼

大仏の身長は少し低くなった
ということを聞いていましたが、
頭部の補修があったからなんですね。
いろんな疑問が解けました。
ありがとうございました。

回答No.1

m-twingo

東大寺の大仏殿は、過去2回焼失しています。
1回目は治承4年（1180）、平重衝によって。
2回目は永禄10年（1567）松永久秀によって焼かれ、共に全焼しています。
現在の大仏殿は宝永6年（1709）に再建されたものです。
2回の焼失によって、表面に張られていた金箔も溶け落ちでしまったのでしょう。

お礼

焼失は聞いていましたが、２回もあったのですか。
情報ありがとうございました。