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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:最低エネルギー(演習 場の量子論より))

最低エネルギー(演習 場の量子論より)

このQ&Aのポイント
  • 詳細な調和振動子の物理についての解説です
  • エネルギーの範囲と最低エネルギーについて説明されています
  • 「第一の場合と一致する」という表現の意味が不明です

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回答No.2

私はその本を読んでいないのですが、調和振動子のハミルトニアンには  H=hω/2{a^*a+aa^*} = hω{aa^* + 1/2} という形と  H = hωaa^* という形があり、上の方を第一の場合と呼んでいると思われます。電磁場を固有振動のモードに分解すると全ハミルトニアンは各振動数の調和振動子の和になります。したがって各振動数での最低エネルギーをE_0=hω/2として全振動数について和をとると真空のエネルギーが発散してしまいます。これを嫌って「真空のエネルギーを引き去ったものを改めてハミルトニアンと定義する」とか言って「第2の場合」のハミルトニアンが使われています。しかし真空エネルギーをそんなに簡単に捨て去れないことはカシミール効果の存在から明らかです。 http://arxiv.org/abs/quant-ph$/$0106045 なお数学専攻の方が場の量子論を勉強するときは  http://www.math.ias.edu/QFT/fall/ http://www.math.ias.edu/QFT/spring/ のlectureがお勧めです。これはAMSから出版もされています。

参考URL:
http://it.arXiv.org/abs/hep-th/9901011
adinat
質問者

お礼

ありがとうございました。ハミトニアンを帰ると真空エネルギーが変わるという文脈だったのですね。そのことに言及していなかったので、混乱していました。

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その他の回答 (1)

  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.1

>第一の場合、とは本文中に書かれていることなのか、それとも一般的な言葉なのか? その本が手元にないので何とも言えません。ここに書かれている文面から推測させていただきますと、電磁場などを調和振動子として扱った場合、生成・消滅演算子などを導入して第二量子化を行いますが、この第二量子化に対して、第二量子化を行う以前の量子化を「第一」と言っているんではないかと思います。たぶん。しかし、「第一量子化」はポピュラーな用語ではありません。

adinat
質問者

お礼

ありがとうございました。

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