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キルケゴールの思想について教えてください。

  • 困ってます
  • 質問No.200465
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お礼率 100% (9/9)

キルケゴールの思想について、何でもいいのでおしえてください。
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質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.4
レベル8

ベストアンサー率 53% (7/13)

本当は今までの回答のように、ほどよくまとめて分かり
やすく書こうと思っていたのですが、ちょっと忙しくな
ってしまって、ゆっくり書く時間が無くなってしまいま
した。すみません。

レポートって多分もう締め切り間近ですよね?
もしかしたら既に書いちゃったかもしれませんね。
多分、僕がまた時間に余裕ができてから書くとなると、
だいぶ先になってしまいそうなので、少しでも今書いて
おきます。

宗教的なことに言及するのであれば、前に説明した実存の
三段階の最後、宗教的実存について書くときに少し詳しく
書くのがよいかもしれません。
この段階では、とにかく自分の存在を神にゆだねてしまう
訳です。人間は罪から、絶望から、自分の力では逃れられない。
なぜなら、人は本当は神によってこの世界に置かれているから
です。その自己の根拠を自己に求めてしまっているところが
「罪」なのであって、自己が、神を尺度とする自己へと変わら
ない限り,どれほど内省的に自己意識を深めてみても,それは神に
対する罪、絶望という「死に至る病」を悪化させるだけに終わると
いうのです。
ここにおいては主体的な「決断」というのも重要です。そもそも
神と言うのは論理では計り知れない存在ですから、人間が
「神はいるかいないか」と考えてもそんなこと分かりません。
だから、信仰は論理によるのではなく、「信じるか信じないか」を
自分自身が「決断」することによって決まるのです。
キルケゴールの著書に「あれかこれか」というタイトルのものが
ありますが、これはその決断を表すものです。

こんなものでどうでしょうか。
なんか適当になってしまい申し訳ないです。

それでは。健闘を祈ります。
お礼コメント
aimxpx

お礼率 100% (9/9)

お忙しい中、何回も説明してもらってすみません!!
本当にありがとうございました!!
とてもわかりやすかったし、勉強になりました。
これを参考にしてレポートを書こうと思います。
ありがとうございました。
 あい
投稿日時 - 2002-01-22 01:54:58
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その他の回答 (全3件)

  • 回答No.1
レベル8

ベストアンサー率 53% (7/13)

こんにちは。 ごく基礎的でよければ・・・ キルケゴールは19世紀デンマークの人です。 その頃のヨーロッパは、17世紀のイギリスや 18世紀のフランスで起きた市民革命の影響で、 とにかく「平等!」ってのがもてはやされてました。 ところが、現代日本でもそうですけど、平等ってのは、 勝ち取った時の喜びは大きいんだけど、それが結構 当たり前になっちゃうと、単に「みんな同じ」みたいに なっ ...続きを読む
こんにちは。
ごく基礎的でよければ・・・

キルケゴールは19世紀デンマークの人です。
その頃のヨーロッパは、17世紀のイギリスや
18世紀のフランスで起きた市民革命の影響で、
とにかく「平等!」ってのがもてはやされてました。

ところが、現代日本でもそうですけど、平等ってのは、
勝ち取った時の喜びは大きいんだけど、それが結構
当たり前になっちゃうと、単に「みんな同じ」みたいに
なってきちゃうんですね。
個々人が画一化されちゃって、みんな大衆の一部になっちゃう。

一方哲学界では、大哲学者ヘーゲルの影響で、精神とか歴史とか
国家とか、とにかく壮大なものをまとめて合理的に説明しちゃう
ような哲学が主でした。

ここに現れたキルケゴールは、思うわけです。
(1)社会に対して
みんな、「いま、ここに生きてる自分」(=実存)てのは、
他人と交換できない固有の生なんだぞ!!それを大切にして
生きなきゃだめだ!!

(2)哲学に対して
確かにヘーゲル哲学はすごい。
でも、哲学にとって本当に大事な問題は、そんな大げさなものに
ついて、誰もが納得するような理論をつくることじゃない!
誰にでもあてはまるようなものじゃなく、自分がそのために生きる
ことのできるような、自分自身にとっての真理(=主体的真理)を
見つけること、それが重要だ!!

というわけで、「実存」「主体的真理」を重視する哲学を始めます。
後にそれはヤスパースやサルトルなどに受け継がれ、実存哲学と
いう、哲学の一分野にまでなったのでした。

キルケゴールの具体的な内容としては、「絶望」の分析や「実存の
三段階」が有名ですが、僕ひとりであんまり長く書くのも悪いんで
とりあえずこれだけにします。
(多分他の方から解説があるでしょう。なければ僕が再び書きます。
というか、内容説明や伝記的説明をする方が多いだろうからそれを
補完する意味で時代背景を説明してみたのです。)

少しでも参考になれば幸いです。それでは。
お礼コメント
aimxpx

お礼率 100% (9/9)

ありがとうございました。学校のレポートを書かないといけなかったので、すごく助かりました!! もう少し、回答を待ってみようと思います。
投稿日時 - 2002-01-18 22:31:31


  • 回答No.2
レベル8

ベストアンサー率 53% (7/13)

再びこんにちは。 レポートって、大学のですよね? だったら前回のももっと詳しく書いたほうがよかったかな。 まあ、とりあえず、今回は彼の哲学の内容を少し書いてみます。 (僕の予想に反して、まだ他の方の回答も無いようですし。) キルケゴール(Soeren Aabye Kierkegaard,1813~1855)は 「実存」を重視する、というのを前回書きましたが、 「実存」である人間が本来の自 ...続きを読む
再びこんにちは。
レポートって、大学のですよね?
だったら前回のももっと詳しく書いたほうがよかったかな。
まあ、とりあえず、今回は彼の哲学の内容を少し書いてみます。
(僕の予想に反して、まだ他の方の回答も無いようですし。)

キルケゴール(Soeren Aabye Kierkegaard,1813~1855)は
「実存」を重視する、というのを前回書きましたが、
「実存」である人間が本来の自己に至るまでの過程には、3つの
段階がある、と彼は言います。

(1)美的実存
この段階の人は、感覚のままに、刹那的な美や快楽を求めて生きて
いる。しかし、この生き方は快楽に溺れて自己を見失い、後には
ただ空しさだけが残る。

絶望

(2)倫理的実存
快楽を追い求める生き方に絶望した人は、次に、倫理的に正しく
生きようとする。○○したい、ではなく、○○すべき、という基準で
行動するのである。しかし、人は完璧に倫理的な生き方はできないと
いう現実に気付き、良心の呵責に悩まされる。

絶望

(3)宗教的実存
人間の限界に気付き絶望した人は、神の前に「単独者」として
ただひとり立ち、自己の存在を神にゆだねる。この段階において、
人は本来の自己を獲得する。

キルケゴールによれば、こうして人は本来の自己を獲得するのです。
「絶望」を経験することによって次の段階の実存に飛躍できる、って
のがポイントですね。
ちなみに、キルケゴールには「死に至る病」という著作がありますが、
死に至る病というのは「絶望」を意味していて、その本では、絶望を
いくつかの種類に分け、それぞれの絶望を分析しています。結論は
結局、人間は神との関係を取り戻すことによってのみ、絶望から
抜け出せる、ということになってます。

こんなところかな。
なるべく分かりやすく書いてみました。
それでは、レポート頑張ってください。
(もし情報が足りなければ言って下さい。)

しかし、キルケゴールをレポートの課題にするって妙にマニアックな
授業だな・・・(笑)
お礼コメント
aimxpx

お礼率 100% (9/9)

ありがとうございます。とてもわかりやすいです!!大学のレポートをしています・・・。質問なのですが、宗教的著作の思想とかわかりますか??
投稿日時 - 2002-01-19 02:44:46
  • 回答No.3
レベル8

ベストアンサー率 53% (7/13)

うーん、宗教的著作ですか・・・ キルケゴールは、『わが著作活動の視点』(1448年)で、 自分のそれまでの著作について、 「(自分の)著作の第一部門は美的著作であり、最後の部門は もっぱら宗教的著作である。この二つのものに挟まって『結び としての非学問的後書き』が転回点として横たわっている。」 と言ってるんです。 つまり、『結びとしての非学問的後書き』以降の著作が宗教的 著作だ、と ...続きを読む
うーん、宗教的著作ですか・・・
キルケゴールは、『わが著作活動の視点』(1448年)で、
自分のそれまでの著作について、

「(自分の)著作の第一部門は美的著作であり、最後の部門は
もっぱら宗教的著作である。この二つのものに挟まって『結び
としての非学問的後書き』が転回点として横たわっている。」

と言ってるんです。
つまり、『結びとしての非学問的後書き』以降の著作が宗教的
著作だ、と本人は言ってるんで、それらの思想をおおまかに
説明すればいいのかな? (おおまかって言っても結構ムズカ
シイですが)

もし、レポートの課題がただ単に「キルケゴールの思想を○○
字程度でまとめよ」とかじゃなく、内容にいろいろ限定がある
なら、始めにそれを言ってもらえると説明しやすいです。
お礼コメント
aimxpx

お礼率 100% (9/9)

すみません・・・大学が一応キリスト教の大学で「キリスト教の歴史」という授業のレポートなので宗教的な思想も書いたほうがいいかな??と思って・・・。ちなみに課題は「授業で習った思想家の中で、自分が選んだ思想家の思想について」のレポートです。
投稿日時 - 2002-01-19 21:37:44
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