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熱帯雨林が破壊されると回復しにくいのはなぜ?

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回答No.1

他にですか? ある研究で、熱帯雨林の中で100アールと10アールなどの面積に区切って周りを伐採して時間がたつとどうなるかというのがありました。 熱帯雨林ではたくさんの動物や植物、生き物がいますが、特に鳥や土壌の微生物は、森林にとってはなくてはならない存在です。最初は、同じだけいた生き物ですが、1種また一種と減っていき、小さな林ほど生息数は減っていきました。鳥や他の生物いなくなると、木の実を落とす植物は種を広げることができなくなります。すると、森林の広がりもなくなり閉鎖的になります。これが、1つ・・・・ 次に発生したのは、森林の外側の部分が枯れ始めたことです。理由は直射日光が地面や木に必要以上に当たるため、それに耐えられなくなり、枯れることがあります。微生物が日光に弱いのもありますね。まあ、ある程度周りが枯れれば、どこかで収まりますが、手を加え伐採したところだけが、なくなるわけではなかったということです。 この結果、原生の熱帯雨林は少し手を加えるだけで、かなりの被害を継続的にもたらすということが分かっています。一度手を加えて、途中で開発をやめたとしても、自然にさらに枯れていく木々があれば、回復どころか現状維持さえも厳しくなります。 他にもあります。伐採されるだけではなく、酸性雨などによる土壌の酸性化などでバランスが崩れ枯れることもあります。伐採すればその場所の木も消えますが、周りの木々もある程度消えることがあるのです。回復には規模によって数百~数千年の時間が必要です。 (木が一本生えて成木として大きくなるだけで100年はかかりますからね・・・それでも木の種類によっては幼木です) 間接的な土壌汚染や伐採した付近の木々への影響、伐採後の生態系への影響は絶大な物となります。 人間の人生はせいぜい生きて最大120年が限度ですから、回復できない理由は、木の人生と人間の人生の基準が異なることもあるでしょう。 結局は、ある物を大事にしないと、修復は難しいということです。

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