• ベストアンサー

超音波抽出法

研究で粉塵中の成分を分析する必要に迫られています。 抽出法で超音波抽出法というものが用いられているというのを知りました。 調べたら超音波洗浄機を利用する事が出来るという記述を見つけました。 ちょうど研究室には普通の超音波洗浄機ならありますが、どのように用いればいいのでしょうか? 捕集した粉塵を試験管に入れて純粋に浸し、超音波洗浄機に30分程入れておくだけでいいのでしょうか。 申し訳ありませんが、どなたか教えて頂けないでしょうか。 予算の都合でソックスレー抽出法等はちと厳しいので・・・超音波抽出法でやりたいと思っています。

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (531/896)
回答No.4

こんにちは 抽出に超音波洗浄機は普通に使えます。気化しやすい物質や熱に弱い物質の抽出にはいい方法だと思います。 抽出時間については調べてみないと正確なことは言えませんが、20~30分でいいと思います。サンプル(粒子)が大きいと抽出時間は延ばさなければいけないと思います。皮脂からの抽出で超音波4時間必要だったこともありました。何を抽出するかにもよりますが、砂粒程度の大きさでしたら、ちょっと粉砕をしてからのほうがいいかもしれません。 次に、#1さんへの補足に対する私の考えですが、 超音波抽出で回収率をあげにくいのは、1回しか抽出をしないからだと思います。抽出溶媒に対する溶解度の高い物ならば、溶媒の量を多くすることで回収率をあげることができます。溶解度があまり高くないならば、溶媒の量を減らして2~3回抽出して、最後に合わせて濃縮するといいと思います。 ソックスレーならば多段の抽出になるので、回収率は非常に高くなりますが、不要な物まで抽出される場合があると思います。また抽出溶媒に水を使う場合は冷却が大変ですし、熱に弱い物質は注意が必要です。

kreis1999
質問者

お礼

Bubuca様 アドバイスありがとうございます。 そうですね何回かに分けて実施してみたいと思います。 読んでいると何とかなりそうだなって思えました。 重ねてありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • mizu_atsu
  • ベストアンサー率41% (180/433)
回答No.3

超音波洗浄機って出力はどうなんでしょうね。 細胞の破壊に超音波を使ったことがありますが そのときは試料液に直接超音波が出る端子を突っ込んでやりましたが・・・ その機械だと出力も変えられましたし威力も超音波洗浄機よりは強そうでしたが・・・

kreis1999
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 そうなんですよね、出力が弱いんですよね。 抽出目的で用いられているものはどれくらいか分からないのですが、研究室にあるものは最大で100W程度なんですよ。 もう少し出力の強いものを買ってもらえるようお願いしたいと思っています。

  • aka_tombo
  • ベストアンサー率44% (87/196)
回答No.2

#1です。分析対象はなんですか?粉塵で水に溶けるものということですが。 抽出効率がよいか悪いかは回収試験でもしないと分かりません。ご質問の文面のみでは何とも言えません。

kreis1999
質問者

補足

分析対象は企業との共同研究の都合上はっきりとはかけないのですが、フッ素系の物質です。 水溶性なので水には溶けると考えております。 多環芳香族なども共存していると思われます。 その後のLC/MS分析でピークが被ったりするのを回避するため有機溶媒ではなくて水を用いようと考えて(指示?)います。 これもまた捕捉の欄に記入することではないかもしれませんが、ありがとうございます。

  • aka_tombo
  • ベストアンサー率44% (87/196)
回答No.1

顔料の分散に超音波を利用しているものです。600Wで30分処理しています。気になるのは、純粋(純水の誤りでしょうが)を用いると書いてありますが、通常ソックスレーで水を用いる事はないと思います。 溶媒と共に試験管に入れ、スイッチを入れればいいと思いますが、温度が上昇する事もあるようですから、ご注意を。

kreis1999
質問者

お礼

aka_tombo様 ご回答ありがとうございます。 そうですね純粋ではなく純水ですね。 お礼の欄に書くのではないのでしょうけど、超音波抽出法は決して回収膣が高くないと聞きました。 溶媒(今回は純水)や抽出するもの次第で変化するとは思いますが、この方法では高い回収率は望めないのでしょうか? 

関連するQ&A

  • 油分抽出IR法と重量法の違い

    教えてください。 金属に塗布されるオイル成分量を測るために2通りの測定を実施しましたがかなりの誤差が発生しました。 1.S316抽出IR法にて測定 0.2 g/10kg 2.アセトン洗浄した前後の油分を重量法にて測定 0.7 g/10kg 抽出成分の違いと測定方法の違いでこのように誤差が発生するのでしょうか・・・・ 何卒ご教授のほどお願い申し上げます。

  • 超音波洗浄機のエネルギーについて

    有る回転する円筒形部品があり、その表面に錆と思われる汚れがうっすらと生じています。 回転数は7000rpmで、円筒形の半径は7mmです。 それを50kHzの超音波洗浄機にて洗浄したところ2mg程度の錆(濾紙に残った物)が集まりました。 その錆が実際の使用時にどれぐらい落ちるかを推定したいとのことで実使用時の回転時に掛かる錆への遠心力?と超音波洗浄時の洗浄力とを比較したいのですが。 超音波洗浄での洗浄メカニズムは振動加速度、キャビティションによるもの、と言われており振動加速度は調べられましたが、キャビティションによる洗浄力のエネルギー?が分かりません。 超音波洗浄のキャビティションによる洗浄エネルギーはどれぐらいなのでしょうか。 回転時の遠心力等と比較できるようなエネルギーの算出法等資料等有りましたらご紹介願えませんでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 香気成分の分析法について教えてください

    飲料のフラン系香気成分の定量分析法についてGC/MSにて検討しています。 今の段階では有機溶媒での液-液抽出で進めているのですが、できるだけ溶媒を使いたくないので、SBSE・SPMEでの方法も視野に入れています。定量単位はppb~pptレベルです。液-液抽出では夾雑成分に邪魔をされ、SN比どころではありません。 分析初心者なのでどの抽出法での分析法がもっとも効率がよく、かつ安定的に測定できるかが分かりません。 どなたかアドバイスください。

  • シルバーネックレスの手入れ法

    シルバーネックレスの手入れ法 シルバーネックレスを超音波洗浄機(メガネ等を洗う市販のもの)で手入れしているのですがチェーンの部分は綺麗になるのですがチェーンに下げてるコインやクロス等はなかなか綺麗になりません。少しは綺麗になっているので何回も何回もやれば良いのですか?家で使ってる超音波洗浄機は水に数滴の中性洗剤を混ぜて使用するものです。他にシルバー専用の洗浄剤があるのでしょうか?

  • 医薬品の定量について

    仕事で医薬品の主成分の定量をしています。液クロ分析の結果、規格より低くでることが有ります。やり直すと問題ない値ですので試験の技量の問題だと思います。自分は化学をやってこなかったのでいまいちどこの部分が悪いのか良くわかりません。たぶん抽出(超音波)のところかとも思うのですがどう注意したらいいのかわかりません。試験のコツなどアドバイスお願いします。

  • 植物から有用成分の抽出方法

    ネットなどを見てると、「○○にはリグニンが含まれる。」「○○に含まれるソラニンは・・・」等植物に含まれる物質(たんぱく質?)に関する記述をみるのですが、それに関していくつか素人質問させていただきます。 1.サンプルから特定の物質を抽出するにはどのような方法を用いているのですか。植物に含まれる量は微量だと思うので、大量の葉っぱ等を採取、ミキサーで粉砕して何かの処理をしているのでしょうか。 2.抽出した物質がその物質であるということはどうやってわかるのですか。分子の構造モデルを見たりしますが、なぜ、そのような構造になっているとわかるのでしょうか。X線か発光分析などをするのでしょうか。 3.植物には複数の高分子成分が含まれていると思うのですが、不純物との分離はどのようにしてするのでしょうか。 4.抽出した物質というのは肉眼でみることができるのですか(最終的に結晶か何かの形になるのでしょうか)。 例えばワサビは独特の辛さがしますが、この成分を抽出し、何であるかを特定するまでの過程を例にとってご説明いただくとありがたいです。 私は金属物理を仕事で少々やっておりますので、XRD,XPS、SEM等の分析に関しては原理等はわかっておりますが、植物・生物学・有機化学・その分析技術に関してはまったくの素人です。

  • 糖質と脂質の定量分析

    食品実験で、きな粉中の糖質(ベルトラン法)と脂質(ソックスレー抽出法)の定量を行ったところ、実験結果が成分表と比較すると、結構差が出ました。成分表というのは代表値であって、全ての試料の実験値を表しているわけではないので、誤差が生じているからだというのはわかるのですが、それ以外にこの誤差の原因は何が考えられるでしょうか?教えてください。

  • 分析方法はあってるのでしょうか?

     データ分析をしているのですが、「Pearsonの相関マトリックスを求め、直接バリマックス法による因子分析を行った。また、因子2と因子5を組み合わせて右へ25度回転した」と記述のある先行研究に記載されているデータを使って、SPSSで因子分析すると、「この行列は正値行列ではありません」となり、因子分析ができませんでした。ただ、このデータで主成分分析をして、バリマックス回転をかけると、似たような値はえることができました。しかし、因子2と因子5を「組み合わせる」という記述の意味がわからず、困っております。  また、別の先行研究では、「偏差積相関を求め、主成分分析からバリマックス回転によって因子分析を行った」とありますが、そもそも主成分分析から因子分析へと移行することはできないのではないかと思います。  統計処理に疎く、この先行研究ではいったい何が行われているのか、想像がつかず閉口しております。  どなたか、お分かりになる方がいらっしゃいましたら、お教えください。  よろしくお願いいたします。  

  • 超音波洗浄における間接洗浄に用いる容器の材質につ…

    超音波洗浄における間接洗浄に用いる容器の材質について 首題の件について質問させていただきます。 超音波洗浄機の概要は、外槽に水を入れて、内槽に有機溶剤を入れる、2槽式の間接洗浄方法です。 その有機溶剤を入れる容器は、材質によってキャビテーション発生量が異なると伺いました。 そこで下記材質を、キャビテーション発生量の多い順に並べることはできるでしょうか? ・SS400(耐有機溶剤コーティング済) ・SUS304 ・ガラス できれば各材質毎に、透過率まで教えていただければ助かります。 ご参考までに、背景を記述いたします。 ・超音波発振器出力:1200W ・超音波発振器周波数:28kHz ・除去対象:インキ等の油脂 以上、無知故の質問で恐縮ですが、ご教授の程よろしくお願い申し上げます。

  • 異臭の分析について

    たまに臭気成分の分析の依頼があります。GS-MSでやるのが一般的だと思うのですがサンプリングの方法がわかりません。悪臭苦情なので全く成分の検討がつかない場合が多いのです。 ノルヘキと希塩酸、希水酸化ナトリウムを直列につないだもので気体を捕集し、ノルヘキはそのまま、希酸と希アルカリに捕集したものはヘッドスペース法でGC-MSへ導入するやり方でやろうと思っているのですがそれでいいか自信がありません。アドバイスをお願いします。 定量より定性を重視しています。