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「欺瞞」の意味と用法

noname#17334の回答

noname#17334
noname#17334
回答No.4

>国語というより哲学的な直感・主観で良いので・・ 国語的な説明ですみません。 欺瞞とは、意図的にだますことです。かんたんにいえば「だまし」「まやかし」 基本的に文語ですから会話ではあまり使われません。 多くは「自己欺瞞」という熟語で使われると思います。ときおり誤用なのでしょうが、「自己」を省略して それは欺瞞だろう。と言う人がいます。正しくは「それは自己欺瞞だろう」でしょう。 こどもだましという口語も文語的には児童欺瞞なのでしょうが、あまり使いません。 相撲の決まり手「ねこだまし」は さしずめ「猫欺瞞」でしょうか。 エッシャーの絵画は「欺瞞絵」 閑話休題。 用例としては この世は作為と欺瞞に満ちている。 欺瞞と陥穽ばかりの政界で、彼は器用に世渡りしてきた。 彼女の言葉には恋人に対する思いがあふれていた。欺瞞めいたニュアンスは微塵もなかった。 対義語は、真摯 ほかに正直、実直、率直、誠実。本物、真実。真性。真っ当。 >私は普段からよく侮辱的な意味合いはなく使っていなかったのですが、 >やはり「それは欺瞞だろ」というと侮辱されたように憤慨されてしまいます。 そりゃ怒るでしょう。それは衒学的だ。とか、まやかしだ。詭弁にすぎない。 詐欺に近いと言っているようなものです。 >「それを勲章にする」とか「誇りにしている」の対義語だと思っていたのですが つまり、不名誉で恥じて隠そうとしているという意味ですか。 自慢の反対が偽慢・欺慢と考えると、わかる気もしますが、「慢」でなく「瞞」です。 そういう意味の言葉は「屈辱」あるいは「恥辱」「劣等感」「トラウマ」「恥部」 「汚辱」「汚点」「不名誉」「弱点」関連のあるのは「秘匿」「隠匿」「逆鱗」 あるいは「自慢の息子」に対して「不肖のせがれ」 でも、「それは、隠蔽すべき屈辱だろう。」という意味で言った「それは欺瞞だろう」 は、「それはごまかしだよ。」と相手に伝わります。 相手が怒ることにあまり違いはない気もしますが・・・

noname#31063
質問者

お礼

yamadanaokakashiさん回答ありがとうございます。 国語も勿論大変勉強になります。用例や対義語例も分かりやすかったです。正確には「自己欺瞞」だったんですね。国語辞典も手元に置いておくべきでしょうね。 日本語の漢字は中国から伝えられたものでありながら、翻訳中に造語もあったり、その作り成り立ちが、先人の深遠な哲学故の選択だったりしますね(多分)。 「瞞」はどこから来たのでしょう? 騙すのは意図的に都合の悪いことを隠したいからで、何となく自信がなくなる、引け目を隠すのに必死になるのは、やはり自分以上に相手を馬鹿にするしかなくなってしまうから、と案外外れの見解でもないと思います。でも一味変えているのは何かあるんだな? >>私は普段からよく侮辱的な意味合いはなく使っていなかったのですが、 遅ればせながら、私は普段からよく侮辱的な意味合いはなく【使っていたのですが】、に訂正します。失礼しました。 >、「それはごまかしだよ。」と相手に伝わります。 相手が怒ることにあまり違いはない気もしますが・・・ 「恋愛は欺瞞」とほざいたところ、恋愛中の方に反論されて、「恋愛よりも結婚の方が欺瞞だ」となり、「そういやそうかも…」と若干考えなおして、はて?どっちが自己欺瞞(騙す)しやすいかと考えると、結婚したら舞台裏も露呈し、嫌でも資産を分けなければならないのだから、せいぜい恋愛中は演技力を駆使して夢を追って、やれる欺瞞を楽しむべきに思いました。楽しいごまかしならいいかなと。 それで自己欺瞞を重ね相思相愛めでたく幸せな結婚が出来たとして、いつか後悔したところで(しなくてもいいが)、長年連れ添えても、結婚は情熱より真面目さが大事になるので若い頃の情熱のままずっと愛し合うことなど稀だし。要は演技力(これも自己欺瞞)如何が結婚期間を長続きさせる秘訣に思います。 自分の中にある欺瞞を絶対隠せない人が一人いる。それは自分自身。自分が超現実。 昨日「反日妄言撃退マニュアル」という本を読んで自己欺瞞超満載で面白かった。 日本人に自虐思想はまだあるけれど、さらに危険な思考は被害妄想、自己欺瞞ですね。良い方向に決してならない、勝利することもない。それは相手ではなく自分が自分を騙して疲れて不満を溜めているから、誰といても気は楽になりえなさそう。

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