特定口座について

質問

特定口座には源泉ありとなしがあり、その他に一般口座があるようです。
一般的に考えて、源泉ありで申し込んだ方が、税務処理が楽で良いように思えますが、
それぞれ３つの口座にはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか？
経験者の方いましたら、よろしくお願いします。

回答No.4

makachinn · ベストアンサー

１．特定口座・源泉徴収あり

　　　メリット

　　　　●簡便さと秘匿性

　　　　　　(1) 株式の譲渡益課税は、”原則”、申告分離課税方式となっています。
　　　　　　 　　これに対し、この口座は、源泉徴収税方式となっており、課税関係は、
　　　　　　 　　源泉徴収税で終了し、確定申告も不要となっています。

　　　　　　　　　　寄り道
　　　　　　　　　　　・源泉徴収税は、2007年末まで、所得税7％＋住民税3％
　　　　　　　　　　　・徴収の仕方は、証券会社が”売買の都度”、年初からの譲渡損益を
　　　　　　　　　　　　計算し、税率に合致するように徴収または還付の調整を、
　　　　　　　　　　　 　”その都度”行います。従って、年間を通じ、譲渡損となった場合は、
　　　　　　　　　　　　納税額＝ゼロでごわす。
　　　　　　　　　　　　尚、この譲渡損は、確定申告を行い、３年間繰越控除（この間、
　　　　　　　　　　　　継続して確定申告が必要）を行なうことが可能です。

　　　　　　(2)年間の譲渡損益については、1月中～下旬に「年間取引報告書」が交付
　　　　　　　　されます。これは、顧客だけに交付され、税務署に交付されません。

　　　　　　(3)１回の受渡金額（手数料は含まない）が30万円超となった場合、証券会社
　　　　　　　　から、税務署に「支払調書」が交付されますが、この口座は、その支払い
　　　　　　　　調書の交付もありません。

　　　　　　(4)以上の点から、簡便さと同時に、税務署・市役所・勤務先（住民税も
　　　　　　　　申告しないため）に対し、秘匿性も兼ね備えた口座と言えます。

　　　デメリット

　　　　●投資資金の効率性が阻害される

　　　　　　(1)譲渡益が発生するたびに、税金が徴収されるため、場合によっては、
　　　　　　　　投資資金がの効率性が阻害される

２．特定口座・源泉徴収なし

　　　メリット

　　　　●確定申告の簡便さ

　　　　　　(1)「年間取引報告書」に基づき、確定申告を行なうことができます。

　　　　●投資資金を効率に使用できる

　　　　　　(1)源泉徴収がありませんので、譲渡益が発生した場合でも、投資資金を
　　　　　　　　有効に使える

　　　デメリット

　　　　●秘匿性がない

　　　　　　(1)「年間取引報告書」が顧客と税務署、両方に交付されます。
　　　　　　　 尚、「支払調書」は税務署に交付されません。
　　　　　　(2)所得税の確定申告、住民税の確定申告も必要なため、勤務先も含め
　　　　　　　 秘匿性がありません

３．一般口座

　　　メリット

　　　　●投資資金を効率に使用できる

　　　　　　－ 同上 －

　　　デメリット

　　　　●手作りの確定申告

　　　　　　(1)「年間取引報告書」が交付されず、譲渡価額・取得価額等を、
　　　　　　　 自分で計算し、申告しなければならない

　　　　●秘匿性がない

　　　　　　(1)確定申告、支払調書の交付により、勤務先も含め秘匿性がありません

４．付録

　　　専業主婦における、配偶者控除への影響、サラーマンにおける年収2000万円超
　　　及び給与所得・退職所得以外で20万円以下の問題、国民健康保険料等のことは、
　　　省きま～す。またの機会に・・・

　　∧,,∧　　　　では、では、がんばって下さい。
　（ ´＾ー＾）つ 　株式投資に慣れていない方は、余分な事に気を使わず、
　　　　　　　　　 特定口座・源泉ありにして、その分、がっぽり儲けることに
　　　　　　　　　 時間と労力を使われた方が良いかもしれませんね。

回答No.3

masuling21

ひょっとしたら、専業主婦の質問かなぁと思ったもので、、、。

職業を書いて頂くと、関係ないことを書かなくて済みます。＃１で言えば、専業主婦についての記述が不必要ですね。それから、常識的に言って会社員なら国民健康保険のことも関係ないし。
質問者さんの条件や立場に合った回答ができますね。

利益が出なければ、マイナスになった場合も含めて、最終的に源泉徴収はありません。

回答No.2

garnetscrein

たぶん、学生さんか、主婦辺りだと思える質問内容だからだと思います。

それくらい、あきれる内容ってこと。

ちなみに、めんどくさいのが一番お得な場合も多々あります。
それはあえて経験した人だけの特権。
ここで書かなくとも、やれば凄さがわかります。

回答No.1

masuling21

これから株を始める方という条件で回答します。

特定口座は、証券会社で損益計算をしてくれるので、確定申告が楽になります。一般口座は、全て自分で計算します。

特定口座・源泉徴収あり
一番向いているのが、専業主婦などで扶養家族になっている方。サラリーマンで会社に株取引をやっていることを知られたくない方。確定申告不要ですが、小額の利益からでも税金を引かれます。

特定口座・源泉徴収なし
確定申告が前提となるので、それなりの対策ができる方に向いています。給与所得者で年２０万円以下の利益であれば、確定申告しなくて済みます。住民税は申告すべきと言います。
逆に、取引が多く、資金を効率よく使いたい方には、利益から税金を引かれないので向いています。
デメリットは、確定申告すると会社に知られる可能性があることと、国民健康保険加入者は、保険料が高くなることです。

一般口座
計算に強い方に向くと思います。知識を駆使すればお得なこともあります。他は特定口座・源泉徴収なしと同じです。

株取引をしている人は、皆、経験者です。初心者発言だから、大目にみますが、、、。回答を効率よく得るには、職業くらいは書いてほしいなぁ、、、。

お礼

masuling21さん、ご回答ありがとうございました。
●特定口座・源泉徴収ありでは小額の利益からでも税金を引かれるようですが、年間を通してマイナスなら税金は引かれないという認識で正しいでしょうか？
●また、私は通信関係のサラリーマンですが、「職業くらいは書いてほしいなぁ、、、。 」というのはなぜでしょう？ちと疑問に思ったので・・・。
質問続きになってしまいますが、どうかよろしくお願いします。